1
/
5

ポリシーは「人がやらないことをやる」。 ベンチャー取締役兼トレーナーとして働く小津間さんの想いを聞いてみた!

この度はハコジムで取締役兼エグゼクティブトレーナーを勤める小津間さんにインタビューをしました。

ベンチャーの取締役をしながらトレーナーをしてる人は、世界を見渡してもとても少数だと思います。

そんな小津間さんの過去を深ぼることで浮かび上がってきた、小津間さんの仕事に対する想いと人生観をお伝えしたいと思います。

ハコジムに興味をお持ちの方は勿論、トレーナー職について知りたい方にもおすすめです!

美術系男子?がトレーナー職に目覚めるまで

ーーよろしくお願いいたします!

トレーナーになろうと思われた理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?

そもそも私は全然体育会系ではなくどちらかというと図工や製作が好きな美術系男子?でした、ぽっちゃりしてましたし。

また勉強がこれといって得意でもなく

惰性で生活していた結果、学力やスポーツで進学は難しく

当時兄が先にスポーツ専門学校に進学していたため、特技の惰性力で自然とスポーツ系で進学という決断をしていました。

そんな性格、生活がいつまでも続くはずもなく

(専門学校卒業後に)2年間就職していたスポーツジムを退職。

いっちょ前に「やりたいトレーニング指導をもっとやりたい」とかぬかして。

そしてフリーランス生活、ここからが私の本当のトレーナー人生が始まったといえます。

しかし、当然なんとなくで過ごしてきた私にこれといった能力も少なく

受身の姿勢では仕事は来ません。

生活のために2つ3つのフィットネスクラブと契約し休みの日は引っ越しの派遣のバイト

転職前に行っていた「やりたい指導」はやれていない始末、生活のために…お金のためなら

どんな仕事でもシフトチェンジでも請け負っていました。

ケツに火がつくとはよくいったもので100日前後休みもなく働き続ける毎日で

私の人生にとって重要なものを2つ学びました。

1つは私は健康業(フィットネスクラブ、トレーナー)が本気で楽しんでやれる仕事だと再認識したこと。

2つ目は見る人は見てくれているということです。

ーーどのような場面で、人は見てくれてると思われたのですか?

一般的なトレーナーとしての知識だけではライバルと勝負するには心もとなく、かといって昨日の今日で知識やスキルがつくわけでもなく、当時の私は「人がしないこと」をすることに注力していました。主に仕事の空き時間に掃除、クライアントとのコミュニケーションなどに力を入れとにかくボーっとしないように気をつけていました。

そういった姿勢が当時の施設管理者に評価されて、「派遣は小津間君以外いりません」とまで言ってもらえるようになりました。

人に評価されようと思ってやった訳ではないですけど、努力が楽しくなりました

こうなってしまえばこっちのもので楽しいから努力する、それが評価され更に努力するのが楽しくなる自分自身でもメキメキ能力が伸びてきていたのを実感していました。

ーーその後に、トレーナー資格とは違う柔道整復師の資格を取られていますが、ここはどういった理由があったのでしょうか?

まず柔道整復師の資格を取れた理由の一つに生活が安定したことが挙げられます。

フリーランスの時に、最初に入社した会社の上司からの紹介で「加圧トレーニングの会社が正社員で店長を探している」という話をいただきました。自らのマネジメント能力を成長させることができると思いその会社に入社することにしました。

そして、フリーランス時代に身につけた積極性でトレーナーとして集客力も指導力も身についてきた私に再び現れた壁はお客様が持つ痛みでした。

お客様の悩みの中にあるダイエットや筋力アップといった要望に対し、体の痛みを取り除くことはトレーナーの能力では十分に答えられない部分です。

お客様のカラダに影響を与えるという仕事をする上で「鍛えると治す」は2つあわせて1つなのでは?と思い始めて資格を取ろうと思いました。

ーー多くの人は、苦手な部分は諦めちゃいますよね。

はい(笑)過去の自分ではそうしたと思います。

ですがもうこの時は「頭使ってやればできる」が普通になってしまっていたので、自分が頼られていることを他の人に任せるのが嫌になっていたんでしょうね。

現在、トレーナーの仕事も「肩こり専門」「腰痛専門」「美脚専門」なんて分業制っていうのがあると思いますがキャリアの若いときにこれをするのはとてももったいないと思います。肩こりの原因が肩にないなんてことがザラにあるので、○○のプロフェッショナルよりカラダ全般のプロフェッショナルになるほうが遠回りなようで近道なのです。

左:小津間さん 右:インタビュアーの北村

フィットネス業界にインパクトを。ハコジム入社の経緯と働き方。

ーーそこからハコジムに入られたきっかけをお伺いしてもよろしいですか?

永田さん(ハコジム代表取締役)がジムにお客さんとして来て、私の加圧のトレーニングを受けられました。そこで永田さんに声をかけられたのがきっかけですね。

他にもトレーナーはたくさん居たのですが、僕の仕事をしてる姿を見て、声かけしようと思ってくれたらしいです。

トレーニングよりも私に質問、雑談する時間が長い不思議なお客さんだなって当時は思っていました(笑)

※永田さん曰く声をかけた理由は「お客さんに向き合う姿勢が、指導しているというよりも一生懸命ニーズに応えようとしているというのを感じたから」とのこと。

ーー小津間さんご自身がハコジムを選ばれた理由をお伺いできますでしょうか?

世間一般のトレーナー人生として、例えばこのまま独立して店を持つとか、会社のなかである程度の役職につくっていうのは考えたんですけど、それらは多くのトレーナーがやるんですよね。私でなくてもいい、みんなやっていることなんです。

この頃はフリーランス時代に培った「人がやらないことをやる」が私のポリシーになっていたので

トレーナー・柔道整復師をやりながら、ベンチャー企業を大きくしていくっていう人は身近にいなかったのでコレだと思いました。

あとは永田さんのフィットネス業界にインパクトを与えたい、ユーザーにとってもっといいフィットネス環境を提供したいという熱意も理由としては大きかったです。

ーー般的なキャリアルートではないからこそ、不安とかはありませんでしたか?

そもそも普通にトレーナーやって普通のキャリアを築く方が不安だったので(笑)

というのもこの業界の選択肢がこれまでの経験上、見ててなんとなくわかってて、選択肢の少なさに絶望していました。

(そのため、声をかけられてから)2、3日で答え出したと思います。

早すぎて永田さんから止めてきたくらい。

「もっと考えた方がいいすよ、ベンチャーって博打みたいなもんだから気をつけて」

みたいな、いやあなたが誘ってきたんですよって思いました(笑)

まぁそんな永田さんだから信用ができましたね!

ーー現状ハコジムと加圧ジムのお仕事を兼務されてますが、働き方はどのようになっているのですか?

ハコジムは空き時間全部です。

休憩時間、朝起きて仕事の前、仕事から帰ってから、などなど、、、

めっちゃ働いてるって自分でも言えます。

ただ、苦ではないですね。

フリーランスの時代も100日くらい休みなく長い日は15時間労働もありましたし、

柔道整復師の学校行ってる時は、9時から12時過ぎまで学校あって、13:00から23:00まで仕事でした。

だから、そういう体力はフリーランス、専門学校の時に培われてましたね。

底を知ってると強いと思います。

あの時に比べたら今は楽だ、みたいに思えますね。

世間でよくきく「時間は作るものだ」っていうのを体現できていると思います(笑)

ーーその中でも特に楽しいと感じることはありますか?

お客様が指導に満足してくれてお礼の言葉をいただく時は嬉しいですね。プレイヤーとして!

プレイヤー外では、世にない新製品を作れてるってことですね。ハコジム自体がそうですよね。

あと結構思うのが、ジムに入ったけどトラブル(トレーナーが合わなかった、ジムで女性が変に声をかけられて嫌になったなど)でやめてしまう方が結構いらっしゃいます。

私としてもフィットネスクラブを嫌いになられると寂しいので、そういったフィットネス弱者の人たちの受け皿になれるのも楽しみではあるかな。

そういう人の最後の砦になれるみたいな。

次世代のトレーナーを育てるために

ーー今度ハコジムでやっていきたいことはありますか?

もっともっとIT化させて世にないジムを作っていきたいですね。

あとはHUB(※ハコジムが運営するパーソナルトレーナー養成事業)ですね!

HUBを有名にしたい。

HUBは現状スキルはまだ足りないけど、トレーナーをやりたい人を育てるスクールです。

っていうのも、昔と違い今は情報収集も大量で簡単です。だからこその難しさがあります。トレーナー自身学んだことを咀嚼せず提供し失敗することも多いです。

沢山ある情報の良し悪しを選択でき、咀嚼し自分の言葉でアウトプットできる、そういう次世代のトレーナーを育てたいですね。

また昨今若いトレーナーはいろんなジムで搾取されてしまう、ただ同然で働かされるなんていうのも私の耳に入るんですね。パーソナルトレーニングを何本やっても、時給の1000円分しかもらえないなど。

そういうのを見ていてなかなか悲惨だなと思っていました。

やはりフィットネス業界を盛り上げるならトレーナーが稼げる職業にしたいなと思います。

そういう人たちがスキルを広げながら働ける、っていうのでハコジムとHUBがコラボしてます。

※ハコジムの新事業、HUBについてはこちら

https://trainers-hub.jp/


以上、小津間さんのインタビューでした。

明確なポリシーをお持ちで、さらにハコジムでの仕事を通して成し遂げたい想いもある小津間さんのお話はお聞きしていて楽しかったです。

ハコジムはこのような人が楽しく、一生懸命働いている会社です。

そんなハコジムに興味を持ってくださった方、ぜひお話ししましょう!

下記からのお申し込み、お待ちしています!

If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
個室ジムから多くの人を健康にする!予約システムの開発を担うエンジニア募集!
株式会社ハコジム's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 北村祐也's Story
Let 北村祐也's company know you're interested in their content