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スキルは後からでいい。大手企業を退職し、ゼロから挑戦し続けた 若手EC事業部責任者の逆転キャリア【メンバーインタビュー#4】
こんにちは!株式会社SunGrowing採用広報担当です。
メンバーインタビュー第4弾は、SunGrowingの核であるEC事業部を率いる内村さん。
そんな内村さんの視点から見たSunGrowingや、今後のビジョンについて、たっぷりとお話を伺いました!
「やりたいことがなくても、動いてみる。地元を飛び出したその先で見つけた“働く意味”」
── まずはこれまでのキャリアについて教えてください。
高校を卒業して、地元の姫路から離れたくて。
その思いから、兵庫県の鉄鋼会社に入社しました。大手だったので安心感もあったし、正直「これがやりたい」って明確なものはなかったんです。
── 当時はどんな業務を担当されていたんですか?
港に届いた鉄の原料を、船から降ろして運ぶ作業ですね。
上司には気に入ってもらって、居心地は良く感じてました。ただ、それが“やりたい仕事”だったかと言われると違いましたね。
「謎の自信だけで起業。でも、現実は甘くなかった」
── 退社後は起業されたとか?
はい、「何か新しいことをしたい」って気持ちだけで大阪に出てきて、友達4人で会社を立ち上げたんです。キャッシュレス決済の営業をやってました。
営業は未経験だったんですけど、「まあ、いけるっしょ!」みたいな、謎の自信だけはあって(笑)。
── すごい行動力。やってみてどうでしたか……?
かなりキツかったですね。売上は立たないし、最終的には内部で横領もあって、信頼してた人に裏切られるような感覚もありました。現実は、想像以上にシビアでしたね。
生活も苦しくて、知り合いに借金して。ちゃんと返しましたけどね(笑)
── そこからどう立ち直ったんですか?
その会社は1年ほどで解散して、しばらく個人事業主としてふらふらしてました。
交流会出たり、何か見つけようとしてたんですけど、実際は、人と会っているだけの生活でした。
── そんな中で出会いがあった?
はい、ある社長さんと出会って、人としてカッコいいと思いました。
言葉に説得力があって、ただの見せ方じゃないっていうか。「この人についていきたい」って思えたんです。その人のもとで、1年くらい働きました。
雑用や物販、ECのサポート。知識やスキルってよりも、“コツコツ働くこと”の大切さをここで学びました。
「田川社長と話して、“ここで働きたい”と思った」
── そこから、SunGrowingにはどう繋がったんですか?
その社長の元で働いていた頃から、SunGrowingの存在は知ってました。
特に田川さんは、業界でも知られてる方だったので。何度か話す機会があって、すごく印象に残って。
── 印象に残ったポイントは?
「向上心」ですね。今まで会ってきた中で、一番レベルが高かったと思います。
まだ外部で関わっていた頃、打ち合わせのたびに毎回何かしらの本を読んでいたり、前回話したことを自分なりに深掘りして調べてきたりしていて、「この人、毎回進化してる…!」と感じていました。とくに印象的だったのが、ある会議で出たテーマを翌日には「ほぼ徹夜で調べたんだけど~」と、すごくマニアックな知見を持ち出してきたこと(笑)
社長なのに、誰よりも勉強して、誰よりも貪欲に吸収してる。そのスピード感に衝撃を受けましたし、
「この人と一緒に働けたら、自分も絶対に成長できる!」と素直に思いました。
ちょっとずつ仕事を手伝うようになって、最終的には自分から「入社したいです」と伝えました。
「新規事業の立ち上げに関わった経験が、今の価値観をつくる」
── 今の業務内容について教えてください。
EC事業まわりのことはほとんど関わっています。自社商品の販売だけでなく、OEM商品の企画・調整や外部クライアントのEC支援など、幅広く携わっています。打ち合わせも多く、合間で自分の作業や業務改善に取り組んでます。
── 印象的なエピソードはありますか?
入社してすぐ、新規事業の立ち上げという重要なポジションに関わらせてもらったんです。まだ仕組みも整っていなかったので、CS(カスタマーサポート)対応をまるっと1人で担当していて。
「この事業は絶対に成功させたい!」という気持ちだけで、毎日9:00〜23:00くらいまで、ずっとチャット対応をしていたら…腱鞘炎になっちゃって(笑)
地道にお客様一人ひとりと向き合ってきたことが、クライアント様からの信頼や会社内での信用にもつながり、ようやくレバレッジが効き始めてきた実感があります。
あの時期を乗り越えたからこそ、事業も少しずつ形になっていって、結果的に数字も右肩上がりに。気づけば年商5億円規模の事業に成長し、最初は一人で対応していたチームも、今ではメンバーが増え体制が整いました。
「マネージャーとして、どうチームを支えるかを考える日々」
── マネージャーとして大事にしていることは?
「自分の成果」よりも、「部下の成果」をどう出すか。それを意識しています。
あとは、やり方を押しつけないこと。考える余白を残して、自分で判断して動いてもらう。そんなチームづくりを目指してます。
── チームを動かすって難しいですよね。
本当にそう思います。誰かを無理に変えようとは思ってなくて、その人が自分から動きたくなる環境をどう作るか。
最近は、関わりすぎない距離感も大事にしています。
自分はもともと距離が近くなりがちで、甘くなってしまう部分もあるので、そこは意識してコントロールしています。
── 入社してから、自分自身の変化は感じますか?
めちゃくちゃ感じてます。特に、考え方の引き出しが増えました。
物事を抽象的にも具体的にも捉えて、自分なりに整理して考えることができるようになってきたかなって。田川社長や堀内マネージャーの影響が大きいですね。
視座が高いというか、物事をすごく俯瞰で見てる。その思考に少しでも近づけるように、自分も学び続けています。
── これからチャレンジしたいことはありますか?
ゼロイチで何かを作り出すことですね。これまでは、ある程度形になってるものを整えて伸ばすフェーズが多かったんですが、今はもっと“最初の段階”から関わってみたい気持ちが強いです。
自分で何かをやりたいというより、「成長できるフェーズ」に身を置きたいんです。
── 内村さんから見る、社内の雰囲気はどうですか?
明るくて元気。健康的な人が多いです(笑)
あいさつが自然に飛び交ってるのって、実はすごく大事なことだと思ってて。そういう空気が根付いてるのがSunGrowingの良さですね。
スキルは後からでいい。
まずは“人として”成長できるかどうか
── これから挑戦したい人に、メッセージをお願いします!
スキルって、あとからいくらでも身につくんです。
それよりも、「人としてどうありたいか」を考えて、行動できるかが大事だと思っていて。
少しでも向上心があって、「何か始めたい」って思ってる人がいたら、ぜひ飛び込んでみてほしいです。
SunGrowingには、成長できる環境があります。僕自身も、そんな仲間と一緒に挑戦し続けられたら嬉しいです。