「Algoageってどんな会社?」と気になった時に読んで欲しいお話|株式会社Algoage
はじめまして!株式会社Algoage広報の高橋安奈です✨ この記事を読んでいる、ということは、私たちに興味を持ってくださった、もしくは現在採用面接中の方かと思います。ということで今回は、Algoageってどんな会社?の疑問にお応えします! Algoageとは ...
https://note.com/algoage/n/ncdf309181f52
こんにちは!株式会社Algoage CEOの横山勇輝です!
急成長中のAlgoageは、2022年9月にバリューの策定を行いました。
正社員だけでなく、業務委託・インターン・派遣の方も、みんながワンチームで業務遂行できるよう、Algoageの根本にある価値観を伝える内容となっています。
画像の通り「全員、リーダー。」のバリューに紐づく、5つの行動指針という構成になっています。ここでいう「リーダー」は、「チームをまとめる人」という意味ではなく、「事業と組織を推進・切り拓いていく人」という意味を表します。
「全員、リーダー。」という概念が根底にあるからこそ、Algoageでは働く人のことを信じて、業務を任せていくスタイルが成り立っています。共に事業を延ばしていく仲間として期待し、そして各々活躍してもらえるよう、このあとご紹介する5つの行動指針を掲げました。
前置きが長くなりましたが、ここからはバリュー策定の背景や、内容についてお伝えしたいと思います。
2021年までAI受託開発の会社だったAlgoageは、「何がAlgoageらしさなのか」がはっきり言語化されていない部分がありました。
そもそも当時は、プロジェクトごとに少数チームで働く組織で、仕事の中での接点も多く、かつ比較的似たバックグラウンドの人が集まっていたこともあり、「Algoageらしさ」が言語化されていなくても大きな問題はなかったのです。
しかしちょうど1年ほど前から、SaaSにビジネスモデルを切り替える意思決定をしたことで、事業は想像を超えて急拡大。
組織も大きくなり、人員も急増。どんどん多様化していく中で、経営陣と接点がない部分も多くなっていきました。
ここまで急拡大をすれば、今まで共有されていた「Algoageらしさ」は失われてもおかしくないのにも関わらず、人として誠実に、前向きに助け合いができるメンバーに恵まれたことで、有難いことに「Algoageらしい」ままに事業成長を成し遂げられています。
その状況に経営陣としては、圧倒的な感謝と、「この良さを守っていかなくてはいけない」という強い責任感を抱きました。
Algoageが、これからもAlgoageらしいままに成長できるように。自信を持って誇れるこの組織を、もっと外部に発信して良い仲間を巻き込み、さらに大きくしていきたい。
そんな思いから、バリューの策定を行いました。
バリューの策定までに行ったことは以下になります。
・当時の正社員全員で1日かけたワークショップ開催
・経営陣で膝詰め会議し、叩き台を作る
・叩き台を全社員に共有し、1 on 1などで個別でフィードバックをもらう
・経営陣で再度推敲
Algoageらしさが何なのかを議論したワークショップでは、意外なことにそこまで意見が割れず、共通認識のもと多様な要素を洗い出すことができました。驚いたのは、入社直後の社員が「これがなければAlgoageじゃないよね」と言ってくれたことで、フレッシュな目線から見てもAlgoageらしさがきちんと伝わっていたことが印象的でした。
その後、経営陣でバリューの叩き台を作る際は、ワークショップで出た要素に対し「その前提にある考え方は何か」や、その要素に加え経営目線で「組織としてどうあるべきか、どうあって欲しいか」を突き詰めて考えました。
叩き台へのフィードバックでは、基本的にみんな「Algoageらしい」「納得感がある」との反応だったものの、若干ストイックさを感じさせる文調に改善意見も少々見受けられたため、経営陣でこだわり抜いて再度推敲を行いました。
小さな違和感にも率直にフィードバックしてくれるメンバーのおかげで、外部の方にも紹介しやすい、より良いものに仕上げることが出来ました。
それでは今回策定されたバリューを紹介します。
「リーダー」と聞いて、能力や自主性が想起されやすい中、「まず、おもいやり。」を最初においたことには意味があります。
これまで、外部の方や入社したメンバーに、「Algoageはロジカルだけど冷たい感じではなく、人として温かいギャップがある」と言われることが多く、それを誇りに思っているからです。
事業を伸ばすためにも、まずは人を大事にし、温かい組織であり続けたい。そんな決意が込められています。
全員がリーダーシップを持っていても、同じ方向を向いていなくては意味がありません。
合理性やロジカルは、前提や立場が変われば結論も変わるため、これだけでは個別最適に陥る危険性があり、部門ごとのすれ違いも生じてしまいます。
それでも偉大なことを成し遂げるには、ロジカルだけでなく、全体最適を妥協せず突き詰められる組織でなくてはいけません。
全体目線で最適を探すのは本質的に難しいですが、自分の考えだけではなく相手の考えを尊重し、対話を重ねて情報を取りに行く。その先に全体最適の形が見えてくると考えています。
成果と成長の源泉は、「自分ごととして捉え、本気で取り組めるか」という点です。そのため、オーナーシップをバリューの一部としました。
「取りにいく」という言葉にも思いが込められています。
お見合いになる状況や、浮いたボールを進んで取りに行ける人が、これまでもAlgoageでは活躍してきました。
Algoageの”リーダー”ならば、機会が与えられるのを待つのではなく、自ら活躍の場所を作り出す。その上で、組織はそれを全力で支援する。そういう関係性を尊重していきたいと考えています。
また、オーナーシップと一人でやり切ることは似て非なるものです。周りの力を借りて成果を最大化できるかまでを、オーナーシップの範疇として定めています。
試す、動くことの先にこそ、よりよい思考、深い学びがあると信じています。まずは試し、そして早く動く。事業成長を通して、この大切さを日々実感しています。
「学ぶ」上では、誰かや何かのせいにした瞬間、成長は止まります。自分に何ができたかを突き詰め、自ら変わっていこうとする姿勢こそが、成長の源泉となると考えています。
同時に、全員が変わることを恐れず、自分も他人も、変化をポジティブに楽しめる組織にしていきたいと思います。
こちらはAlgoageとしても特に強く共感したため、DMMのバリューからあえて引用したものです。ある程度大きく事業を伸ばすためには、リスクは付き物。そのためAlgoageに参画するメンバーたちには、リスクを過度に恐れないで欲しいです。
もちろん会社規模によって取れるリスクに限度はあるので、リスクをまったく無視していいということではありません。ただ、迷ったら前に進む方にリスクをとって欲しい、という思いが込められています。
そしてただの失敗ではない「本気の」失敗を、肯定していきたいです。
「失敗してもいいや」という意識は当然NGですが、本気の努力をした上で、結果としての失敗ならば、それを賞賛・肯定していきたいです。
Algoageでは、失敗を笑うのはナンセンスです。失敗した時にやるべきことは、「本気だったか」の反省と、それを糧に「いかに前に進めるか」の議論であると考えています。
「全員、リーダー。」とは、1人ひとりがリーダーであることと、全員が同じ方向を向いていることの両方が揃わないと意味がありません。
同じ方向という部分を指すのが、最初の「まず、おもいやり。」と「全体最適で。」です。
「オーナーシップ」を持って1人1人が道を切り拓くことで組織を牽引し、「試し・学び・変わる」ことで正しい方向を向いて、「本気の失敗」を肯定しあうことにより大きく踏み出せる。これらが「全員、リーダー」であるために必要な要素だと考えています。
これらを大事にし、自律的に考え、機動的に変われる組織であれば急速な変化の中でも進んでいける。全員で偉大なことを成し遂げていきたいという思いを込めて、バリューを策定しました。
バリューを作って終わり、ではなくて、今後も色々な浸透施策をやっていきます。
現状としては、Zoom背景・デスクトップ画像を用意しました。早速採用面接時等に使用しているメンバーをよく見かけて、嬉しい限りです。
またSlackにバリューの文字を用いたスタンプと「#values」チャンネルを設けました。
今後もメンバー全員がバリューを身近に感じながら業務を遂行できるよう、様々な浸透施策を行っていく予定です。Algoageらしく、事業拡大に向けて邁進していきます。
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