ミンナのシゴトとは?
【株式会社ミンナのシゴト】は株式会社ミンナのミカタHDの内の1社でスタートアップ企業として立ち上げました。業種としては「社会問題解決型障がい者就労支援施設専門BPO(アウトソーシング)プラットフォーム事業」になります。
まだ役員4名で実働部隊2名の小さな会社ですが必ず日本の障がい者雇用の問題を解決する会社になります。
ミンナのミカタぐるーぷ?ミンナのシゴト?わけわかららない
ミンナのミカタぐるーぷとは
ミンナのミカタぐるーぷは障がい者を中心とした会社3社から成り立つ非法人の組織です。
■株式会社ミンナのシゴト(就労継続支援専門BPO”アウトソーシング”事業)
■株式会社ミンナのミライ(就労継続支援A型事業所)
■株式会社ミンナのナカマ(就労継続支援B型事業所)
上記の3社で成り立っています。
ミンナのミカタぐるーぷ全体ではスタッフ10名・障がいを持ったミンナ60名の総勢80名の会社になります。
根本的には全社において障がい者の幸せや生きがい、働きがいを創る事を目指している会社になります。
自社の就労継続支援事業所だけを見ず【ミンナのシゴト】で日本の障がい者福祉を変えていこうと考えています。
ミンナのミカタとは
【ミンナのミカタ】とはミンナのミカタぐるーぷは8年間、障がい者就労継続支援事業所を運営してきました。運営当初は何もわからず創業しました。月日が立つに連れ利用者さん(障がい者)が多く通うようになり、日々一緒に仕事をしていました。毎日働く中で「こんな事も出来るんだ?」「あんな事も話してくるんだ」と思い、いつしか健常者と変わらず普通の会社のナカマとして働いていました。とある時に「障がい者」とか「利用者さん」って呼ぶ事がおかしいのでは無いか?と考え初めました。様々な思いが巡っていって何か違うふうに呼ぼうと考えていました。その中で「結局ミンナと変わらないよな」という思いが閃き「じゃ~ミンナって呼ぼう!!」と考えました。
そこから私達は常にミンナの【味方】であり続けよう!そして世間一般の障がい者の見る方の【見方】を変えて行こうと言う思いから【ミンナのミカタ】と言うぐるーぷ名になりました。
ミンナのシゴトって何やってるの?
ミンナのシゴトの業務内容は大きく分けて3つあります。
プラットフォームの運営
ミンナのシゴトは全国にある障がい者就労継続支援事業所に仕事を提供している会社になります。
全国には就労継続支援事業所が約15800事業所あり各事業所は自社で営業をして仕事を取って来る活動をしています。その営業活動を就労継続支援事業所の代わりに営業を行い全国の事業所に提供するプラットフォームです。
デレクション業務
就労継続支援事業所と企業様の間にたち指示書の作成、お客様へのアドバイス、品質管理業務を行い、企業様への納品物をしっかりした品質で納品するサポート業務を行います。
就労継続支援事業所の運営の相談
実際に8年間の直営就労継続支援事業所の運営ノウハウがあるので何か就労継続支援事業所運営でお困りの事業所様の相談に乗ったり、法改定があった場合の情報の共有なども行います。
そもそも就労継続支援事業所って何?
就労継続支援事業所とは大きく分けて2種類あります
■就労移行支援
■就労継続支援A型事業所
■就労継続支援B型事業所
簡単に説明をすると
就労移行支援とは
一般企業に就職(以下、一般就労)するためのトレーニングを行うビジネススクールの様な所
就労継続支援A型事業所とは
障がい者本人と雇用契約を結び実際に仕事をしながら給与をもらい一般就労を目指す。比較的、軽度の障がい者が多く、主にうつ病や、統合失調症、躁うつ病などの後天性の障がいを持った人達が通い見た目ではわからない後天性の障がい者が多い。 自社の直営事業所では50%が精神障がい者にあたる。
就労継続支援B型事業所とは
障がい者本人とは雇用契約を結ばす、働く訓練をするば。仕事はするが雇用契約を結ばないために「工賃」と言う形で報酬が発生する。例えば「箱折」を1個作ったら5銭お支払いしますと言った感じで、B型事業所で訓練をしてスキルが上がってきたり、1周間5日の出勤が出来るようになったらA型にステップアップ出来ます。比較的、重度な障がい者が多く知的障がい者や重い精神障がい者が多く通う。
障がい者就労支援施設の取り巻く現状
ミンナのミカタぐるーぷでは2社の障がい者就労支援事業所(以下、事業所)を実際に運営しているのに何故、就労支援施設事業所BPO事業を始めたのかと言うと、2018年の総合福祉法の改定にあります。
この総合福祉法の改正に伴い国からの報酬が大幅に厳格化されて、A型事業所・B型事業所の多くが閉鎖・倒産に追い込まれる状況になり多くの障がい者が解雇になり収入が無くなり生活が出来ない状態に陥ってしまった。収入も大切だが私はそれ以上に施設に通っていた仲間と離れてしまう事が一番悲しいことだと考えます。
どのような法改正かと一言で言うと「売上が作れない事業所は国からの報酬を下げますので辞めて下さい」と言う法改正です。しかし【福祉】の世界でしか経営してこなかった事業所にいきなり「営業に行って来て仕事を受注して来い!」と言ってもなかなか出来る事ではありません。
そのような日本の障がい者就労支援問題をなんとか変えなくては行けないと考え【株式会社ミンナのシゴト】は立ち上がりました。
”ただひたすらミッションに向けて走り続ける”
なぜ自社の就労支援事業所の運営だけでも大変なのに他事業所の就労支援事業所の売上のお手伝いをしよう!と考えたかと言うと、そこにはミンナのミカタぐるーぷのミッションがあるからです【日本から障がいと言う言葉という概念を無くし全国1,160万人のミンナのミカタになる】ただそれだけを考え走り続けているので、たとえ自社直営の事業所が生き残っても、他の事業所が無くなってしまったらミッションが達成できない、つまり【ミンナのミカタ】になれないからです。
ミンナのミカタぐるーぷの【ミンナのシゴト】は【障がい者を企業の戦力】にしてこれからの慢性的な人材不足の日本の企業を支えていく人財に成長させて行く会社です。そんな日本を必ず創ります。
”増え続ける障がい者の数800万人から1,160万人”
私どもミンナの株式会社ミカタHD内の最初の会社、株式会社ミンナのミライを創業したのが2013年。その年には全国の障がい者手帳の発行数は約800万通でした。つまり800万人の障がい者がいました。
そして時は経ち2013年から約10年の2022年の今現在では1,160万人と360万人も増えています。
その要因としては「精神障がい者」が急増していると言うこと。1,160万人のうち約600万人が精神障がい者なのです。やはり心の病は深刻な社会問題になっているのですね。
そしてもう一つは「知的障がい者」も増えています。それは今現在、色々な所で話題になっているADHD等の「発達障がい」と言われる人達です。その人達も相当な人数で増えています。
この「精神障がい者」「発達障がい者」と言われる人達は、後天性の障がいを持っている人達です。
つまり症状が発症・発覚するまでは普通に社会で活躍していた人達です。
その人達を再度、社会に復帰し活躍できる社会にしていきたいと私達は強く考えております。
皆、風邪も引くだろうし、怪我もするだろうし。それと変わらないのです。
今現在ではジョブ型雇用も推奨されるようになってきました。
それを加速出来るように私どもミンナのミカタHDが引っ張って行きたいですと考えています。
障がい者の為に命をかける
代表の私、兼子文晴はもともとうつ病であり今はパニック障害の精神障がい2級の障がい者です。
うつ病の時代には「自殺」寸前まで追い込まれていました。しかし、ふとした瞬間に両親の顔が思い浮かび「やはり両親より先に死ねない。親孝行は自分は何もしていない。ここで死んだら駄目だ」と感じ、心療内科に行くことを決意。そして心療内科に通ううちに先生から「就労支援施設があるから通ってみない?」と言われた事がこの就労継続支援事業との出会いです。自分自身、障がい者のイメージが24時間テレビのイメージで重度のダウン症の子や重度の統合失調症、車椅子等のイメージだったが始めて見学に行った就労継続支援A型事業所は全く違いました。先に説明した通り後天性の障がいを持っている障がい者が通うため誰が障がい者で、誰がスタッフかわからない。。。こんな世界があるんだ!!と感じ私自信の障がい者の固定概念が一気に崩れ落ちました。この事業をやってみたい!とフツフツと想いが湧いてきて、私自身の住む鹿沼市を調べて見ると約10万人の都市の中で障がい者手帳の発行数が約4千。当初の鹿沼市は就労継続支援A型事業所が1事業所のみ。1事業所の定員は約20名。4千分の20しか雇用契約を結んで訓練できる場所がない。そして全国の障がい者手帳の発行数を調べて見ると約800万。これでは全然足りない。これは、この気持のわかる私がやるしか無い!と感じ創業。そして現在に至ります。
あの時、もし就労継続支援A型事業所に見学に行っていなかった、障がい者と出会って無かったら、今の自分はないし、自殺をしていたかもしれない。だから今後の人生は私の命を救ってくれた障がい者の為だけに命を使おうと考えています。
”多くのメディアに掲載”
”書籍の出版”
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