積水ハウスは、建設現場の熱中症リスクに対応し、従来の現場環境改善施策および熱中症対策のアップデートを行いました。
作業員の健康と安全を守る取り組みとして新たに始動した「現場クールプロジェクト」は、高い冷却効果を持つ設備・製品を取り入れ、現場環境の改善を目指すものです。2025年度の施策では、屋外での作業を対象とする省スペース型の冷房休憩施設「ひんやりBOX」(仮称)の導入・パイロット運用を行っています。
「ひんやりBOX」は、壁に設置した冷房機器によって冷風を首元などに直接当てることで、高い清涼感を得られる構造になっています。運びやすく、狭い場所にも設置できるという特徴を持っています。
積水ハウスは、内装工事を含むあらゆる工程における熱中症対策について情報を集め、施策を取りまとめ、運用体制を整備してまいります。
積水ハウス株式会社
1960年に設立した積水ハウスグループは、累計建築戸数250万戸以上と世界のハウスメーカーの中でNo.1を誇っています(2021年1月31日時点)。私たちは、戸建住宅事業を出発点として、「請負型ビジネス」「ストック型ビジネス」「開発型ビジネス」「国際事業」の4つを、積和建設グループや積水ハウス不動産グループなどグループ各社と連携し展開しています。 ◇請負型ビジネス 請負型ビジネスでは、戸建住宅事業、賃貸住宅事業、建築・土木事業を行っています。 オーナー様が所持する土地に、戸建住宅や賃貸住宅の建築を受託します。 ◇ストック型ビジネス ストック型ビジネスでは、リフォーム事業、不動産フィー事業を行っています。 オーナー様に建てていただいた住宅や当社以外の住宅のリフォームのほか、不動産の転貸借によって賃貸住宅経営をサポートします。 ◇開発型ビジネス 開発型ビジネスでは、分譲住宅事業、マンション事業、都市再開発事業を行っています。 請負型ビジネスとストック型ビジネスで得た利益をさらに成長に繋げるため、土地の取得など投資から始める開発型ビジネスを展開しています。 ◇国際事業 国際事業では、アメリカやイギリスなど5カ国で住宅事業を展開しています。国内で培ってきた環境技術や街づくりのノウハウを活かし、現地の課題解決に寄与しています。