「地域からハッピーシナリオを共に」をスローガンに、全国各地で地域に根ざした事業づくりに取り組むNEWLOCAL。
連載「We are NEWLOCALs」は、NEWLOCALに関わる一人ひとりに焦点をあて、その歩みや考えをたどっていくインタビューシリーズです。
今回は、NEWLOCAL2人目の新卒社員である二村さん。
留学を機に日本の地域にポテンシャルを見出したものの、スピード感が欠ける地域での働き方に「物足りなさ」を感じていたと言います。
そんな彼がどんな想いでNEWLOCALに新卒で入社を決めたのか、そして、その後事業推進者としてどのような日々を過ごしているのかに迫りました。
(本記事に掲載している情報は、取材時のものです。取材:2025年11月)
二村汐音
愛知県出身。関西学院大学卒。在学中にハンバーガーショップを学生起業し、卒業後はトロントでの留学を経験。都市と海外での暮らしを通じて、地域にこそこれからの日本の可能性があると確信。新卒でNEWLOCALに入社し、現在は秋田の男鹿にて豊かな自然と文化を生かした事業づくりに邁進中。将来の目標は、地方・都市・海外を行き来する三拠点生活。
昔からの憧れだった海外生活。意外にもそこで芽生えたのは日本の「地域」への関心だった
ー 二村さんがNEWLOCALに入る前にどのようなご関心があったのかお聞きしたいのですが、元々まちづくりに関心があったのですか?
正直言うと、昔からまちづくりに関心があったわけではないですね。
ー そうだったんですね。そこからどのような経緯でNEWLOCALに入ることになったんですか?
結構右往左往しました。そもそも、中学生の頃からずっと海外に興味があって、大学でも留学や海外での生活や仕事を志向していました。しかし、コロナ禍のど真ん中で渡航できなくなってしまって。
その閉塞感も相まって、卒業後にトロントへ留学に行きました。
そこで暮らして仕事をしてみて、日本の地域に潜在的な可能性があることに気づいたというのが大元のきっかけです。
ー なるほど。地域の可能性を感じたとのことですが、特にどの辺りに可能性を感じたのですか?
トロントはとても多国籍な都市で、友人の国籍も様々でした。彼らは日本にとても興味を持っていて、よく質問攻めに合うわけです。街に出てみても、日本の文化がビジネスとして成立している。
日本食やIP(漫画やアニメ)への関心ももちろん高いですが、根底には日本の精神性や文化そのものへの興味があると感じました。
ただ、そういった彼らの興味に対して自分がうまく答えられないことに違和感を覚えるようになって。
また、トロントでは多くの人が自分のバックグラウンドを大事にしていたり、それを強みにしているのもすごく感じていました。 そんな環境に身を置く中で、自分も日本人として、もう少し日本のことを見てみるべきではないかと思うようになりました。
海外から日本を俯瞰して見たことで、日本の良さと課題が少しずつクリアに見えてきたのだと思います。
ー その中で日本を俯瞰してみた時に、特に地域が面白いとなったんですね。
そうです。魅力を深掘りしていくと、主語が「日本」ではなく「地域由来」だと強く感じたんです。一口に日本と言っても地域によって魅力は様々違って、それが面白いなと。
振り返ってみると、自分自身小さい頃から引越しが多く、住む場所によって文化も人の性格も、そこでうまれる産業も全く違うことを肌身で知っていました。そこに改めて面白さを感じたのかなと思います。
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地域に関心を持つも、残った「物足りなさ」。その中で感じたNEWLOCALの「異質さ」とは
ー 日本の地域が面白いとなった時に、いくつかキャリアの選択肢はあったかと思いますが、なぜNEWLOCALだったんですか?
地域に興味を持ったとはいえ「どの角度から関わるか」という話になりますよね。
大学時代に自分で飲食店を起業して経営していたので、就職という選択肢だけじゃなくて、自分で何かを始める選択肢も持っていました。
そんな中、まずは単純に自分の興味分野をピックアップし、実際気になる人に会いに行ったり、地域へ足を運んだりして、ああでもないこうでもないとノートに書き殴る日々を過ごしていました。
その期間で調べたり会いに行った人や会社と今も一緒に仕事で関わる機会も多いです。
ー その中でNEWLOCALの存在を知ったと。
そうですね。地域で働くのはすごく素敵だし面白いと感じつつも、自分の中には「スピード感への物足りなさ」という違和感が残っていました。
「こういう暮らしや仕事もいいな」と思う反面、元々の自分の性格的にも、実際自分の目で見てみても「ゆったり、ふわっとしたことをやりたいわけじゃない」と強く感じていました。
そんな中でNEWLOCALのサイトを目にしました。そこには「スピード、スケール、再現性」という言葉が並んでいて。「地域系なのに、ちょっと異質だな」と直感したのがNEWLOCALと最初に出会った時の記憶です。
ー 確かに、普通ローカルとかまちづくりだとちょっとゆるっとした感じがしますよね
そうなんですよね。それで話を聞こうと思ってカジュアル面談に応募しました。
社員の方々と話す中で、地域やまちづくりというフィールドでは考えられないほど、優秀かつアクティブなメンバーが揃っていると感じました。
「ここなら自分が感じていた物足りなさは解消できるし、いい意味でストレスを感じながら成長できるのでは」と思いました。
ーとは言え、新卒でスタートアップに入ったりいきなり地方に行ったりすることへの抵抗はなかったんですか?
そこに関しては、本当に全くなく、不安はゼロと言ってもいいくらいでした。
今や大企業じゃなくてスタートアップに行くのも一般的だと思いますし、これからの時代、都会ではなく地方で価値ある挑戦をするのが本質的だと自分の考えとして持っていて。
もちろん、人それぞれの価値観があって良いと思います。ただ、自分は「いつ死ぬか分からない」とめちゃくちゃ思うタイプなので(笑)。
やりたいと思っていることや、これだなと思ったことにちゃんとその瞬間の全力を捧げていく。それが自分の人生にオーナーシップを持った状態であって、自分にとっての幸せだと思っているので、迷いはなかったです。
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新卒入社から半年で2つのホテルの立上げプロジェクトをリード。事業推進者としての面白さとは
ー その思いにまっすぐ行動で応えられるというのがすごいですね。NEWLOCALに入社をして、実際にどんなことをしてきたのか教えていただけますか?
まず入社初日から京都丹後エリアに行きました。
ー おお、初日から(笑)
はい。ちょうど「mizuya」という、今丹後で運営しているホテルの開業2週間前というタイミングでした。 そこで立ち上げの最終フェーズを担当し、1ヶ月ほど丹後で過ごしました。
その後すぐに秋田県・男鹿へ移動し、「ホテルかぜまちみなと」の開業準備に入りました。こちらも開業2〜3週間前のタイミングで、最後の詰めを行いました。 同時に「マッチャイナ」という中華料理店の立ち上げも行い、今はその日々の運営をベースに、地域の他のプロジェクトにも関わっている状況です。
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2025年にOPENした男鹿の「かぜまちみなと」
ー まさに開業請負人みたいな感じですね。
結果的にそうなりましたね(笑)
まだ入社して半年くらいですが、いきなり2つのホテルの立ち上げに携われたのは良かったと思ってます。
短期間で2つの異なる地域を見られたこともとても貴重な経験でした。
ー 立ち上げが一段落をした今、平均的な1日の流れはどういう感じなんでしょうか?
難しいですね、、(笑)。正直決まった日はない、というのが答えになるかと思います。
もちろんホテルや飲食店には毎日お客様が来るのでその運営はしつつも、新規の企画など、その時々で優先度の高い事項に時間を使っています。
毎日が決まったルーティンではない、というのがこの仕事の面白さでもあります。
ー 日々変化が多いんですね。とはいえ、やっぱり運営が主業務ではあるんですかね?
そうですね。事業推進者としては、自ら現場に入り運営上の課題を解決することは非常に重要です。
しかし、それを他のメンバーに引き継ぎ、仕組み化すること、そして次の種を探し育てることにリソースを割くのも同じくらい重要な役割です。
運営をして足場を固めつつ、新規の構想も同時に回すというイメージですね。
ー 今運営をしている「かぜまちみなと」と「マッチャイナ」に加えて新しく立ち上げている企画にはどういったものがあるんですか?
来春オープン予定の「CADAR」というプロジェクトが進んでいます。
鉄工所をリノベーションして複合施設を作るプロジェクトがあって。
建築の話もそうですし、中には物販エリアも入るので、秋田県のものづくりの人たちと繋がるために、秋田県内を色々視察しに行ったりもしていますね。
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2026春開業予定には鉄工所をリノベーションした複合施設「CADAR」をOPEN予定
入社後半年とは思えない圧倒的な経験値。それを可能にする環境とは
ー 入社して半年を振り返った時に、楽しかったことや大変だったことを聞けたらと思うのですが。
基本的にずっと楽しいんですけど、NEWLOCALのメンバーで男鹿に常にいるのは基本的に僕だけなので、自分の判断や提案がプロジェクトの結果に直結します。
企画が動き出して地域やチームに影響を与えられることは楽しいし、やりがいを感じますね。
最近でいうと、自分が組成した宿泊プランが即完したときは嬉しかったですね。
ー すごい。ちなみにどういうプランなんですか?
秋田の伝統的な食文化であるいぶりがっこを作る体験をプランにしました。マッチャイナと絡めて、特別なコースディナーも作りました。
ー そういった企画から携われるのは、確かに裁量権が大きいですね。
ただ単純に自分がやりたいと思ったことなんですけど。
地域の魅力を自分たちの事業と掛け合わせ、今まで男鹿に来ていなかった層を呼び込むことは、入社前からやりたかったことでした。自分が「やりたい」と思えばガンガン挑戦させてもらえる環境だと思います。
ー 自分のやりたいことを自分次第でできるということですね。大変だったことはありますか?
基本的に地域での挑戦はチャレンジングなことばかりなので、大変なことばかりではありますが、そういうものかなと思っています(笑)
NEWLOCALのメンバー、特に事業責任者はスキルも経験も豊富なので、自分の力不足を痛感する瞬間は多々あります。ただ、それも成長の糧だと思っているので、ネガティブな意味での「大変さ」はないですね。
ー 逆に入ってみてのギャップはありましたか?
代表の石田はじめ優秀なメンバーが多い中で、その中でも思った以上に裁量が大きいなというのは感じましたね。
僕ら若手の意見を聞こうとしてくれているのは良い意味でギャップでしたね。
そのおかげで学びのサイクルが本当に早いなと感じます。
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打席に立つから成長できる。新卒でもバンバン意思決定
ー そこで得たスキルだったり、特に成長した部分とかがあれば是非お聞きしたいです。
僕は新卒なんですけど、新卒ながら裁量をちゃんと与えてもらっていて、実践の場に立たせてもらっています。
そんな中で、プロジェクトマネジメントや経営スキルを持ってるメンバーと一緒に働けていて、日々成長させていただいていると感じます。
あと、NEWLOCALならではの面白さでもある思うんですけど、代表である石田遼という経営者だけでなく、パートナー企業の経営者からも学べるのがとても貴重です。
経営者によって考え方も、組織の作り方も、哲学も違う。一人の人間として、視野が格段に広がりました。
ー 特に経営スキルを若い時期から学ぶ経験は珍しいかと思いますが、どのように磨かれるんでしょうか?
もちろん現場の施設責任者としてPLの数字をマネージしていくこともそうですが、どちらかというと意思決定のプロセスですね。次々に事業を開発していくため、大小様々な意思決定の連続です。
経営陣がどういうロジックや想いで決断を下すのか、それを間近で見られるのは、経営スキルを学ぶ上で理想的な環境だと思います。
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2025年の株主総会での一枚
自分の成長が街の成長に。地域故の圧倒的な手触り感
ー それ以外に、事業推進者ならではのやりがいってありますか?
事業推進の立場で言うと、地域でガッツリ活動できるところだと思います。
現場で日々様々な課題が起きるんですけど、一日ミーティングで議論するより、1時間現場で汗をかいた方が事業が前に進むことも全然あるなと思っていて。
事業推進者として、実際に地域に住みながら、物事をガツガツ進めていけるのは、このポジションならではの醍醐味です。
ー まさに現場にいるからこそですね。その他、NEWLOCALに入って良かったと思う点ってありますか?
話してきたことの総括にもなりますが、若いうちから裁量が大きい仕事や手触り感のある仕事に関われるのはそうですね。
特に男鹿で言うと、ホテルや飲食店が一個できるだけでかなり街の景色が変わります。住んでいる人にもそうですし、観光客にとってもインパクトがあると思っていて。住民の方にも観光客にも、与えるインパクトが大きい。
都心で飲食店を一つ出すのとは訳が違います。自分が関わる仕事の価値をダイレクトに感じられるのは、入って良かったと思える瞬間ですね。
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ー インパクトが相対的に大きいのは地域ならではですね。これから入るかもしれない方に対して、どんな方がNEWLOCALや事業推進者というポジションに合うかも是非お聞きしたいです。
若いうちからガツガツ成長したい人かなと思います。
最初の話に戻ると、地域に興味はあるけど、若いうちにそこに時間を投資すべきか迷う人は、一回NEWLOCALの話を聞いたりやっていることを見てもらいたいです。
「ここなら成長できるな」と感じてもらえると思います。
ー そこを両立できるのは確かに貴重ですね。最後に、二村さん自身のキャリア観をお聞きかせください。
いつ死ぬか分からないと思って生きているので、長期の話はそこまで考えてないですが、まずは今住んでいる男鹿というまちを残していくことに全力を注ぎたいと思っています。
毎日が男鹿の営業活動のようなもので、東京に行ってもとにかく男鹿に遊びに来てくれとお願いして、実際既に何人も連れてきてます(笑)。
NEWLOCALで働いていると他の地域に行く機会も多いので、その過程で様々な経験やインプットを経てやりたいこともアップデートされてくるかなとも思います。
自分の「やりたい」に忠実に生きていきたいですね。 そして何より、自分がおじいちゃんになった時にも、自分が関わった男鹿というまちが元気に残っていたらいいなと。
そういう絵を描いて日々過ごしています。
ー なるほど、まさにふるさとを想うような気持ちですね。
そうですね、自分は男鹿出身という訳ではないので第二のふるさとのようなものですかね。
まさにNEWLOCALsだなって思います。
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