近年、AI技術の進歩が目覚ましく、プログラミング言語の重要性がますます高まっています。そんな中、Pythonの約3500倍の速度とも言われる新しいプログラミング言語「Mojo」が発表されましたね。
エンジニアとしては興味を持たざるを得ない、「Mojo」について詳しくみていきましょう。
2023年5月3日、Appleのプログラミング言語「Swift」を生み出したクリス・ラットナー氏がCEOを務めるソフトウェア開発スタートアップのModularが、新しいプログラミング言語「Mojo」を発表しました。
Mojoは、Pythonの使いやすさとC言語並みの性能を合わせ持つ言語として注目を集めています。
Mojoは、Pythonのシンタックスとシステムプログラミング、メタプログラミングの良いところを組み合わせ、研究と実践の間を埋めることを目指しているようで、特に、AI開発者にとって魅力的な言語であるとされています。また、将来的にPythonのスーパーセットになるように設計されています。
先ほども取り上げたように、Mojoの速度はPythonの約3500倍であると言われています。これは、AI開発者にとって大きな魅力であり、計算速度が重要な要素となるAIアプリケーションの開発において、大きなアドバンテージをもたらすことができます。
MojoとPythonの違いを詳しく見ていくと、設計哲学の違いが明らかになります。
Pythonは、幅広いアプリケーションに使用される汎用プログラミング言語ですが、Mojoは、簡潔で読みやすいように設計されており、生産性の高い言語を目指しているようです。
弊社ではこのように最新の技術についての意見交換やAIの導入による生産性の向上を積極的に行なっています。興味がある方はぜひカジュアル面談でお話を聞かせてください。