おれんじハウスは、
すべての家族に子育てのよろこびを
すべての子どもに“その子らしさ”を
という理念のもと、保育・療育・医療・放課後・地域支援を横断した取り組みを進めてきました。
来年度は、これまでの積み重ねを一歩前へ進め、
妊娠期〜子育て期〜発達支援〜医療的ケア児者(成人期)までを一体的に支える新モデルを本格稼働させます。
その中心となるのが、
🧡 おれんじハウスそだちとケアベース二俣川(2026年春開設)
🧡 おれんじハウスそだちとケア診療所横浜(上記施設内に開設予定)
この記事では、Wantedlyをご覧の皆さんに、私たちが描く来年度の挑戦と、その想いをお伝えします。
■ “暮らし・学び・医療” を丸ごとつなぐ、新しいこどもの拠点をつくる
二俣川ベースは、
保育・療育・医療・放課後・地域がひとつにつながる全国でも珍しいこども総合施設です。
0歳から18歳、さらにその先まで、子どもと家族が必要とする支援を切れ目なく届けます。
保育園・児童発達支援・放課後等デイサービス・学童クラブに加えて、
2026年春には 診療所(外来・専門外来・助産・在宅) がオープンします。
地域の誰もが立ち寄れる「つながりラウンジ」も常設し、
医療的ケア児家庭と地域が自然につながる場を育てていきます。
■ “相談先がわからない” 家庭をなくすために ─ 新しい診療所モデル
同じ敷地内にオープンする
「おれんじハウスそだちとケア診療所横浜」 は、
医療・助産・心理・栄養・保育・福祉が一体となる全国でも稀少な診療所です。
神奈川県立こども医療センターで医療的ケア児支援に取り組んできた
星野医師がジョインし、妊娠期から成人期まで“地域の困りごと”を受け止める新モデルを実装します。
- 出産は行わないが、助産師が妊娠期〜産後を継続支援
- 発達・栄養・親子関係を専門職チームでサポート
- 医療的ケア児者支援と「18歳の壁」を越える伴走
- 保育園・通所との連携による意見書・診断書のハブ機能
- 地域の誰でも相談できる“年齢不問”の診療所
■ なぜ、私たちはこの挑戦に踏み出すのか
おれんじハウスには毎日のように、こんな声が届きます。
「医療なのか、保育なのか、福祉なのか…どこに相談したらいいかわからない」
「制度の壁で支援が途切れてしまう」
「18歳を超えると、急に居場所がなくなる」
私たちは保育園・児発・放デイ・訪問看護を運営する中で、
「支援の分断」が家族の負担を大きくしている現実を見てきました。
だからこそ来年度は、
“どこにも当てはまらない”困りごとを受け止める地域モデルを横浜から形にします。
■ 一緒に取り組む仲間を募集しています
おれんじハウスの挑戦は、まだ始まったばかりです。
保育士・看護師・児発管・心理士・管理栄養士・学童支援員・ソーシャルワーカーなど、
多様な専門職がチームで学び合いながら成長できる環境をつくっています。
来年度の取り組みを通して、
「子どもと家族の暮らしを、もっと良くできる」
と本気で思える方にぜひ仲間になってほしいと願っています。
■ 最後に
二俣川ベースと診療所の開設は、
おれんじハウスが長年取り組んできた“地域に広がる支援の輪”を形にする一歩です。
見学やカジュアル面談も大歓迎です。
まずは気軽に、私たちの取り組みを覗きにきてください。