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「男は3回、山を登る」変化と挑戦を求める小さな巨人:社会人3年目の支配人

プロフィール

吉田修輝(Shuki Yoshida)

埼玉県ふじみ野市出身の25歳。東京農業大学にて食品機能学と病理学を専攻。卒業後、株式会社BUBに新卒で入社。リゾート運営マネージャーとアクティビティ開発のPMを兼任し、豊富な経験を積む。入社3年目にしてBUB RESORT八ヶ岳の支配人に抜擢される。

「内定を辞退して0から就活した。」1年目でマネージャーになった彼の就活とキャリアプラン | 株式会社BUB
こんにちは!株式会社BUB、24卒内定者の会田暖花(ほの)です!インターン生としてBUBの社員インタビューを行っています!今回は第4弾です!大学3年生の2月頃から就活を始め、大学4年の5月には大...
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BUB RESORT八ヶ岳の支配人を務める吉田は、20代半ばながらも、日本の観光産業、地方創生、そして少子化における教育など、現代の社会課題に挑む急成長企業の中で、大きな役割を果たしています。若くして責任を担う彼が、どのようにしてBUBにたどり着き、現在どのような仕事に取り組み、そして未来にどんなビジョンを描いているのか。今回は、その熱い想いとBUBの成長を支える要素に迫ります。


目次

  • プロフィール

  • 吉田修輝(Shuki Yoshida)

  • 冒険をつくるという冒険

  • ―― 株式会社BUBについて簡単に教えてください。

  • 変化を求めた結果、BUBとの出会い

  • ―― BUBに入社するまでの道のりを教えてください。

  • なぜBUBを選んだのですか?

  • 支配人としての現在の取り組み

  • ―― 現在、支配人として具体的にどのような仕事をしていますか?

  • 入社から今までの変化と挑戦

  • ―― 支配人になってからの挑戦や成長について教えてください。

  • 挑戦を続けること、そして未来への展望

  • ―― これからのBUBやあなた自身の未来についてどのように考えていますか?

  • 「頼まれごと」は「試されごと」

  • ―― 仕事で大切にしていることは何ですか?

冒険をつくるという冒険

―― 株式会社BUBについて簡単に教えてください。

BUBは、「きっかけが未来をつくる」というビジョンのもと、日本の観光産業、地方創生、そして少子化による教育の課題に取り組む急成長企業です。私たちは、地域の自然や文化を体験できる『BUB RESORT』を2019年にスタートさせ、以来、全国から多くのゲストを迎え入れ、ただの観光を超えた、人生に影響を与えるような特別な冒険を提供しています。これにより、地域経済の活性化や、次世代を担う子供たちの成長支援など、社会に貢献することを目指しています。

今後は、2030年までにグローバルで50拠点のBUB RESORTを展開し、より多くの地域に「きっかけ」をもたらすことを目標としています。体験を通じて、人々に新たな可能性を提供し続けることで、観光業界をリードし、地方活性化と教育の未来に貢献できたらと考えています。


変化を求めた結果、BUBとの出会い

―― BUBに入社するまでの道のりを教えてください。

なぜBUBを選んだのですか?

学生時代は、サークル活動をしたり、渋谷の音楽祭でボランティアに参加したりと、真面目に勉強しながら大学生活を満喫していました。

大学3年時、実は、最初は食品業界で就職活動をしていました。大学で機能性食品の研究をしていたこともあり、その業界でのキャリアが自然な流れだと思っていたからです。周りも同じような方向に進んでいたので、私もその道が当然だと考えていました。しかし、面接を受けている中で、自分が本当のことを話しているつもりなのに、どこか嘘をついているような感覚がありました。

内定をもらった後も、どうしてもその違和感が消えませんでした。自分の本心を押し殺しているような、何かが引っかかるような感覚です。そんな時、学生時代に関わった音楽祭のメンバーに相談しました。彼らは私の悩みを真剣に受け止め、大人たちが円になって「内定を蹴って、どうしたらいいか悩んでいる」といった私の思いに対して、いろいろとアドバイスをくれました。

特に、音楽祭の先輩からの助言が大きかったです。「チームプレーが楽しかった」「部活での経験」「料理人になったら?」など、何をしたいのか、どうしてそう思うのかを深く掘り下げてもらった結果、自分が本当に大事にしていることに気づきました。

それは、「まさに今の瞬間自分がそうしてもらってるように、人の人生のターニングポイントに関わりたい」という思いです。私は、人々に新しいきっかけをつくることで、誰かの人生に影響を与える存在になりたいと強く感じたんです。

当時志望していた企業は、安定した大企業で、ゆっくりと成長できる環境でしたが、私はそのタイミングで一念発起し、もう一度就職活動を始める決断をしました。内定を辞退して、退路を断ったんです。

そこから、「ベンチャー」「挑戦」「変化」をキーワードに企業を探していたところ、BUBに出会いました。「きっかけが未来をつくる」というBUBのビジョンが、私の想いにぴったりと一致し、「ここだ!これが自分の会社だ!」と直感しました。


支配人としての現在の取り組み

―― 現在、支配人として具体的にどのような仕事をしていますか?

現在はBUB RESORT八ヶ岳の支配人として、リゾート全体の経営戦略の立案から実行までを一貫して担当しています。リゾートのビジョンを描き、それを具体的なアクションプランに落とし込み、チーム全体を率いて目標達成に向けて取り組んでいます。

八ヶ岳の自然環境は、私たちにとってかけがえのない資産です。この豊かな自然を最大限に活用した独自のアクティビティを企画・運営し、ゲストにただのリゾートではなく、心に残る体験を提供することが私たちの使命です。たとえば、地域の文化や自然を活かした特別な体験を作り出し、ゲストに「ここでしかできない」瞬間を提供することに全力を注いでいます。

また、支配人としての役割は、リゾート全体を管理するだけではありません。私はクルー一人ひとりの成長にも大きな責任を感じています。BUBのクルーは、ゲストとの深い関わりを通じて、ゲストにとって人生を変えるような「きっかけ」を提供できる存在であるべきです。そのために、クルーの強みを引き出し、彼らが最大限に力を発揮できる環境を整えることが私の役目です。

現場の最前線でリードしつつ、経営的な視点を持ちながらチーム全体を動かしていく。このバランスを保つことは容易ではありませんが、それが私の現在の仕事であり、挑戦でもあります。自分が描いたビジョンを実現し、チームと共にゲストの期待を超える体験を提供できたときに、大きな達成感を感じます。


入社から今までの変化と挑戦

―― 支配人になってからの挑戦や成長について教えてください。

支配人になった当初は、正直なところ、自分が目指すべき支配人像がはっきりしていませんでした。これまでのキャリアは、常に周囲の人の良いところを真似し、学び、吸収して成長してきたので、誰かのお手本を探していました。しかし、支配人という立場では、それが通用しないことも多く、常に模索していました。

最初の成長のタイミングは、メンバーとして働いていた時期です。私は同期や先輩たちの優れている部分を分析し、自分ができていない部分を見つけて取り組むようにしていました。たとえば、大人数での対応や一対一のゲスト対応など、常にゲストに最後まで関わる姿勢を大切にしました。休憩中も他のメンバーが食事をしている間に、私はゲストと向き合い、ひたすら時間でカバーしていきました。本当に死ぬほど働きましたね。

次の成長のタイミングは、マネージャーになった時です。ここでは、先輩支配人たちのアクティビティの進め方や考え方を徹底的に学び、それを自分のものにしていきました。大切なのは、継続することです。毎日の学びを逃さず、振り返りや計画を当たり前のように行うことで、成長の手ごたえを感じることができました。この成長過程が楽しくて、学びや発見が自分をさらに前進させてくれるんです。

そして、支配人としての今、自分が拠点のトップに立っているという新しい成長の段階です。これまでのように誰かを真似することができず、自分の支配人像を自分で作り上げなければならないという状況に直面しています。もちろん、類似の課題や本から学びつつも、他の役割やメンバーにアドバイスを求めながら、答えを模索しています。

実際にやってみると、これまで見えなかった景色がどんどん広がり、自分のできていない部分も明確になります。もちろん失敗も多いですが、それもまた学びの一環です。支配人としては、日々多くの決断を下さなければなりませんが、それが自分の成長に直結します。他の人の判断ではなく、自分の決断がそのまま結果に繋がるというのは、本当に素晴らしい経験です。

メンバー時代やマネージャー時代に登ってきた困難な山々を振り返ると、今、私は最高の山に全力で挑んでいると感じています。自分で決めて動く、この瞬間こそが、私にとって最大の成長の源泉です。


挑戦を続けること、そして未来への展望

―― これからのBUBやあなた自身の未来についてどのように考えていますか?

今、私が強く感じているのは、「仕事そのものを楽しいと感じられる環境を作る」ことの重要性です。令和の時代、単にワークライフバランスを追求するのではなく、仕事そのものが自己実現の場であり、やりがいを感じられる場であるべきだと考えています。BUBでは、ゲストに新たな「きっかけ」を提供し、彼らの人生にポジティブな影響を与えることが私たちの使命です。それが、私たち自身にとっても大きなやりがいとなっています。

私たちは、日本の未来を担う観光産業全体を見据え、事業の成長だけでなく、労働環境の改善にも真剣に取り組んでいます。ホテルや宿泊業界では特に、人手不足や厳しい労働環境が問題視される中で、人の力でサービスの質を引き上げ、事業を伸ばし、待遇を良くしていくことで、物心両面での幸福を実現する社会に貢献したいと考えています。BUBは、単なる観光リゾートではなく、こうした理念を実現するためのプラットフォームです。

特に八ヶ岳リゾートでは、地域の魅力を最大限に活かし、ゲストに「ここでしかできない」体験を提供することで、新しい発見や感動を与えたいと思っています。地域とのつながりを大切にし、ゲストが自然と共に学び、成長できる場所を提供し続けることが私たちの目標です。

そして私自身も、支配人としてさらなる成長を目指しています。このポジションは決断の責任が大きいですが、その分、得られる学びや成長も大きいです。挑戦を続けることで自己成長を図りながら、BUB RESORT八ヶ岳を次のステージへ導き、さらに多くの人に働くことの楽しさを提供できる環境を作っていきたいと思っています。


「頼まれごと」は「試されごと」

―― 仕事で大切にしていることは何ですか?

私が最も大切にしているのは「想いを持って仕事に取り組むこと」です。自分が何を成し遂げたいのか、どんな人間になりたいのか、どんな夢を叶えたいのか。それらを常に意識しながら、日々の仕事に向き合うことが重要だと考えています。仕事は単なる義務ではなく、自己実現の場であるべきです。

さらに、自分の限界に挑戦し続けることも大切です。BUBでの仕事は、その挑戦の連続です。多くの頼まれごとが「試されごと」であり、その度に自分の成長を実感しています。支配人としての経験を通じて、決断力やリーダーシップを養いながら、常に前向きに挑戦を続けていきたいと思います。



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