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AI活用の効果を、作業時間だけで測らない理由

AIを使った作業が速く終わると、改善できたと感じやすくなります。ただ、本人の作業時間が短くなっても、レビューする人の確認や、後工程の手戻りが増えていたら、チーム全体の結果は変わります。今回は、試行の結果を振り返るときに見たい三つの観点を整理します。速くなった範囲と、増えた作業を分ける例えば、AIでテスト観点のたたき台を作る場面を考えます。下書きの作成時間だけでなく、前提を伝える準備、内容の確認、修正、レビューまで含めて記録します。これは測り方の一般例で、当社の導入実績や効果数値を示すものではありません。誰の、どの作業が減り、どこに確認が増えたか。この形で見ると、個人の時短と、仕事全体の改...

技術の話が分からないとき、IT営業はどう質問するか

グロトムの菅です。顧客やエンジニアの話に、知らない技術用語が出てきた。会話を止めたくなくて、分かったつもりで先に進めてしまう。IT営業に関心があっても、こうした場面を不安に感じる方はいると思います。私が大切にしたいのは、すぐに詳しい答えを返すことより、分からない部分を具体的な質問にできることです。用語の意味と、今回の仕事を分ける事前に用語を調べることは役立ちます。ただ、一般的な意味を知るだけでは、今回の現場でその技術を何に使うのかまでは分かりません。打ち合わせでは、「今回は、その技術を使ってどの部分を担当するのでしょうか」と聞けます。開発するのか、既存のものを修正するのか、運用を引き継ぐ...

ReactとTypeScriptの募集、二つの仕事の違いを紹介します

こんにちは。グロトムの広報担当、福原ゆりです。現在掲載しているReact・TypeScript関連の募集には、二つの方向があります。同じ技術名が並んでいても、担当する仕事や求める経験は同じではありません。今回は、仕事選びの視点で違いを整理します。フロントとサーバーを横断する開発業務システムのフルスタック開発では、Reactによる画面開発に加え、TypeScriptでサーバーサイドを実装する経験も重視しています。想定する仕事は、基本設計・詳細設計から実装、テスト、コードレビュー、リリース対応、保守運用まで。少人数のチームで、画面とサーバーの両方を見ながら進める方向です。目安となる経験はRe...

新人へのレビューで、答えより先に共有したい判断軸

こんにちは。グロトムの堀口夏希です。新人育成のメンターとして、レビューでは修正方法だけでなく「なぜその判断をするのか」も伝えたいと考えています。今回は、学習用の例を使ってレビューの問い方を整理します。最初にそろえるのは、正しく動く条件練習課題を「申請金額が10万円以上なら承認を必要にする処理」とします。最初の問いは「この書き方を知っていますか」ではなく、「10万円ちょうどのとき、どうなる仕様ですか」です。続いて、99,999円・100,000円・100,001円の期待値を一緒に並べます。これなら、本人が比較条件の意味を言葉にし、コードの結果と照らし合わせられます。判断の根拠を、好みではな...

AWSの更新情報を、現場の設計判断につなげて読む

技術ニュースを読んで「便利そうだ」と感じても、自分たちの仕事で使うかどうかは別の判断です。今回はAWSの公式発表を一つ取り上げ、更新情報を設計の検討材料に変える読み方を考えます。まず、発表された事実を押さえるAWSは2026年7月28日、Lambda durable functionsで独自のDurable Execution SDKを利用できるようになったと発表しました。あわせて、独自SDKの実装を検証するためのオープンソースの適合性テストも公開しています。出典:AWS公式発表(2026年7月28日)これは発表済みの機能を読む例です。グロトムの案件で採用が決まったという話ではありません...

案件票の「必須」と「尚可」。営業が確認したい、その理由

グロトムの菅です。案件票には、言語や開発経験、担当工程など、さまざまな条件が並びます。営業が候補者を探すとき、まず条件を確かめるのは大切です。ただ、その一覧だけでは、現場で何を任せたいのかまで読み取れないことがあります。私は、条件の言葉に加えて「なぜ、その条件が必要なのか」を聞けることが、IT営業の大切な仕事だと考えています。経験年数の先にある、任せたい仕事例えば「設計経験が必要」という条件でも、一人で仕様を整理してほしいのか、既存の設計書を読みながら変更を進めてほしいのかでは、期待する役割が違います。そこで聞きたいのは、「参画した方に、最初にどんな作業をお願いしたいですか」という質問で...

技術の困りごとと働き方の困りごと、相談先を整理する

こんにちは。グロトムの広報担当、福原ゆりです。仕事の相談では、「何に困っているか」によって、必要な相手や情報が変わります。今回は、客先で働くエンジニアの方に向けて、相談の整理方法を紹介します。技術の相談には、状況と確認したことをエラーの原因が分からない、設定変更の影響を判断できない。こうした相談では、「いつから」「何が起きているか」「どこまで調べたか」を分けて伝えると、次に確認する点を絞りやすくなります。グロトムでは、技術面で困ったときに相談する専任の技術担当がいます。ただし、障害発生時の報告や本番作業の承認は、参画先の手順・指揮命令系統に従うことが前提です。社内への相談を理由に、現場で...

AIが作ったコードを、そのまま採用しないための確認

こんにちは。グロトムの堀口夏希です。AIに実装案を出してもらったとき、「読みやすい」「動いた」だけで採用を決めないために、私はまず入力と期待値を整理したいと考えています。今回は小さな練習例で、その確認方法を紹介します。「未指定」と「0」を分けられているか例として、再試行回数を設定する処理を考えます。仕様は「未指定なら3回、0なら再試行しない」。AIが次のような式を提案した、と仮定します。const retries = input || 3;この式では、inputが0でも結果が3になります。0はJavaScriptで偽と扱われる値だからです。「0を有効な設定として残す」という仕様には合いま...

設計経験を積むとは、何を任されるようになることか

「次は設計の経験を積みたい」。その希望を具体的な仕事につなげるには、設計書を何枚書くかより、どの判断を担いたいかを整理すると話が進みます。今回は、業務システムの改修を一般例に、設計の仕事を三つの観点から考えます。要望を、確認できる条件にする例えば「申請画面に承認者を追加したい」という要望があったとします。画面に入力欄を置く前に、確認したいことがあります。承認者は誰が選ぶのか。変更できるのはいつまでか。未設定の既存データはどう扱うのか。要望の言葉を、そのまま仕様の完成形と捉えないことが出発点です。利用者が実現したいことを聞き、正常時だけでなく、入力できない場合や途中で取り消す場合も整理しま...

経験者の学び直しを、会社はどう支えられるか

こんにちは。グロトムで広報を担当している福原ゆりです。経験者の方の転職では、「今できることを活かせるか」と同じくらい、「これから何を身につけられるか」も気になるところではないでしょうか。今回は、採用広報の視点から、学び直しについて会社と話すときに整理しておきたい点を紹介します。制度の名前だけでは見えにくい、仕事とのつながりに目を向けてみます。「勉強したい」を、仕事の場面に置き換える例えば「Javaをもっと学びたい」という希望なら、設計書を読めるようになりたいのか、変更の影響範囲を考えたいのか、レビューで判断理由を説明したいのかによって、必要な経験が変わります。まずは、これまで担当した工程...

Javaの改修前に確認したい、影響範囲とテストの考え方

こんにちは。グロトムの堀口夏希です。小さな条件変更でも、修正する行数と影響の大きさは一致しません。今回は、Javaの業務システムを想定したオリジナルの練習例で、改修前の確認を整理します。まず、変更するルールを一文にする例題は「注文金額が5,000円以上なら送料を無料にする」という変更です。ここで先に決めたいのは書き方ではなく、注文金額の意味。税込か税抜か、割引の前か後か、送料自身を含むかで、同じ5,000円でも結果が変わります。この例では「割引後・送料を含まない税込商品合計」を整数の円で受け取り、5,000円未満は送料500円、それ以上は0円とします。負の金額はエラーにする前提です。実務...

【社内イベント】笑顔と歓声に包まれたボウリング大会を開催しました🎳

こんにちは!グロトムの採用担当です!先日、社内交流イベントとしてボウリング大会を開催しました!🎳今回の参加者は約30名!新入社員が増えたこともあり、部署やプロジェクトの垣根を越えて、社員同士の交流をさらに深めることを目的に開催しました。当日は、初心者のまさかのストライクや、昨年の王者による2年連続優勝など、見どころが盛りだくさん!笑いあり、歓声ありの大盛り上がりとなった当日の様子をお届けします!🎳 いよいよボウリング大会スタート!今回のボウリング大会は、食事やお酒も楽しみながらの開催!ゲームが始まると、ストライクやスペアが出るたびに歓声が上がり、会場は一気ににぎやかな雰囲気に!自分のレ...

保守と改善の経験を、事業の価値につなげる

運用保守の仕事は、問題が起きたときの対応だけではありません。繰り返す作業を見直し、変更を安全に進め、次の担当者が判断できる記録を残すことも含まれます。その経験を説明するとき、技術的な作業と、仕事への影響をつなげると、価値が伝わりやすくなります。「何を変えたか」の前に、困りごとを示す例えば、手順書を更新したという一般例を考えます。変更したページ数だけでは、何のための改善だったのかは伝わりません。「確認が必要な箇所が分かりにくかった」「担当者によって判断が違っていた」と、出発点の問題を示します。その上で、どの情報を追加したか、誰に確認したか、実際に使えるかをどう確かめたかを説明します。問題、...

カジュアル面談で、経験者の方と最初に話したいこと

気になる募集があっても、「まだ転職の希望をうまく説明できない」と感じることはありませんか。最初の会話に向けて、立派な志望動機を作り込むより、経験と疑問を整理しておくと、具体的な話をしやすくなります。今回は、話題の準備に使える三つの観点をご紹介します。経験した技術より、担当した仕事までJavaを使った経験がある場合、言語名や年数に加えて、どの工程を担当したかも聞かせてください。基本設計、詳細設計、実装、テスト、運用保守のうち、自分が担当した範囲を整理すると、募集との接点が見えやすくなります。顧客名や機密情報を出す必要はありません。「既存の業務システムで、詳細設計から単体テストまで担当した」...

客先で困ったとき、誰にどう相談する?エンジニアの仕事の進め方

こんにちは。グロトムの堀口夏希です。顧客のプロジェクトに参加する働き方では、技術の内容に加えて、「困ったときに誰に相談できるのか」も気になるポイントではないでしょうか。今回は、エンジニアが仕事を進める際の相談の仕方と、入社・参画前に確認しておきたいことを整理します。特定の社員へのインタビューではなく、仕事の進め方を考えるコラムとしてお届けします。「分からない」を、相談できる形にするたとえば、依頼された設定変更の影響が読み切れない場面。担当者だけで判断を続けるより、何が分かり、どこから判断できないのかを整理すると、相談しやすくなります。共有したいのは、次のような情報です。依頼の目的と、現在...