「元気寿司の店長職」 よりも楽しい仕事は、どこにもないかもしれない
元気寿司・採用担当の加藤です。
今回の記事では、私と同期入社であり、様々な店舗で店長職を経験してきた町田さんとクロストークをしました。
「元気寿司を運営する魅力はどこにあるの?」「どんなスキルがあれば、元気寿司の店長は務まるの?」といったテーマについて、トレーナー経験を持つ加藤と、店長経験を持つ町田さんの視点から語らせて頂きます。
ーー今回の対談は、共に2000年入社の2名で実施!
・町田さん
18歳で元気寿司に入社。店長昇格は23歳(入社5年目)の時、それからいくつかの新店オープンに店長として携わり、31歳の時にエリアマネージャーに昇格。その後、半年間の育児休暇を経て、今は『魚べい』の統括店長職に就いています。
・加藤さん
22歳で元気寿司に入社。店長昇格は町田さんと同じく入社5年目の時(27歳)、10年ほど店長職を務めた後、トレーナー職、エリアマネージャーを経験し、今は採用担当に。
――店長になって、失敗や試行錯誤を重ねた日々。
加藤:町田さんは、初めて店長になった時のことは覚えていますか?
町田:もちろん。 チーフとして店長のことはずっと見ていましたし、店長代行にも就いたので、準備万端のつもりだったんです。ところが、いざやってみると「こんなに大変なのか・・・・・・」と驚くことの連続で。
加藤:具体的にどこが大変だった?
町田:やはり、スタッフをどう束ねるかという部分ですね。最初は勢いで上手くいけたんです。ところが時間の経過とともに、スタッフが自分についてきてくれなくなる。ショックでしたね。
加藤:店長が先走り、一緒に働くスタッフがついてこない。これはトレーナーをしていても、見られる状況です。町田さんはどこに原因があったと思っていますか?
町田:当時はスタッフに “求めて”ばかりだったんです。「なんで、これができないの?」、「もっとこう して欲しいんだけど」といった具合に。“年上の部下”もいましたけど、こんな店長ではついてきてくれないですよね。
加藤:そこに気づき、町田さんが変われたからこそ、今のキャリアがあると思うのですが、どんな事を意識して臨んだのですか?
町田:自分の領域ではなく、スタッフ一人ひとりのフィールドに入って物事を伝えることですね。具体的には「雑談とか、プライベートの話」も交えつつ、相手に関心を持った中でコミュニケーションを図りました。店長だからと上から目線になるのは禁物ですね。
ーーチームを作り、感動を生む元気寿司の店長職。
加藤:そんな試行錯誤を経て町田さんが感じた「元気寿司の店長職」の魅力って、どこにありますか?
町田:全国展開のチェーンとして一定のルールはあれど、店長の裁量や判断で店舗運営を進められる。それが元気寿司の店長職だと思います。ハッキリ言ってしまうなら、元気寿司で一番面白いポジションですよね。
加藤:それは私も同意します。店長はいわば、“一つの会社の社長”とも同じと言える存在。私も当時苦労しましたが、振り返ると楽しい思い出ばかりです。
町田:実績などを踏まえて月間経営計画を作成し、適切な人員配置をすることで店舗の売上は変わってきます。そして良い結果が出る店舗は、自然とスタッフも笑顔になりますし、お客様の良い表情を見ることのできる機会も増えていく。
加藤:シンプルですが、お客様に「美味しかったよ、ありがとう」と言ってもらえると、店長をやっていて良かった、と思います。トレーナーとして店長に指導を行う際、そんな喜びを一つでも多く味って欲しいという願いが根底にはありました。
ーー「風通しの良い会社」 であることに価値を見出して欲しい。
加藤:ちなみに町田さんは「店長に向いている人?」って、どんな人だと思いますか?
町田:僕は前向きでさえあれば、技術も知識も後からついてくる。そう思いますけどね。
加藤:そうですよね。決して入社段階のスキルは関係ないって、トレーニングの時には言ったものです。それに加えて、仕事を楽しめるかどうかは重要だと思っています。
町田:そして、前向きに仕事を楽しむ中で「もっとこうしたい、こうなりたい」という気持ちは、遠慮せずに発信すれば良いと思いますね。学生さんにはピンと来ないかも知れないですが、一人ひとりが尊重され、どんなことでも提案・相談ができ、思っていることを伝えられる会社って、本当に貴重ですから。
加藤:それは間違いないですね。元気寿司って、立場関係なく様々なアイデアを提案できますし、それこそ社長にまで“声”は届きますから。敢えて若い世代に苦言を言うなら、もっとガツガツしてもいいのに、って思います。
町田:確かに控えめかも。でも、私たちの時代とは違って“上手にワークライフバランスを保って働いている”とも思いますね。会社の制度もブラッシュアップされていますし、店長だから休めないなんて過去の話ですから。
加藤:それこそ現場の声を反映して、アルバイトは髪色が自由ですしね。このことでアルバイトが働きやすくなり、各店舗のスタッフが働きやすい環境になっていると思います。
ーー進化し続ける元気寿司で、店長職を愉しもう!
加藤:この対談を読んでくださっている学生さんにメッセージはありますか?
町田:学生さんが先入観で抱く「飲食業」とは、少し違う事を知って欲しいですね。実は私、少し前に半年間の育児休暇を取ったんです。入社した頃を思うと考えられない出来事ですが、それくらい会社は進化しています。
加藤:そうですね。私はそんな「進化し続ける元気寿司」で日本一、世界一を目指したいなと。もし応墓を迷っているなら、一度元気寿司で働いて欲しいですね。そして魅力ある楽しい店長職を経験して欲しいです。
※当時の役職名で現在は"スーパーバイザー