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こんにちは!VITA採用広報です!
本日はデータベースエンジニアの宮田さんをご紹介します。
宮田さんは現在はデータベースエンジニアとして、主に「Oracle Database」というデータベース製品の設計・構築・保守を担当しています。
宮田さん自身に執筆してもらったので、未経験からデータベースエンジニアになるきっかけや過程をよりリアルにお伝え出来るかと思います!
今回は僕がVITAにIT未経験で入社してから、研修でデータベースの資格を取得し、データベースエンジニアとして案件参画するまでの経緯をお話しさせて頂きます!
『そもそもデータベースって何??』
データベースとは、構造化されたデータの組織的な集合であり、データベース管理システム(DBMS)で制御されます。
DBMSを搭載したサーバーはデータベース(DB)サーバーと呼ばれ、DBサーバーは普段我々が使用するあらゆるシステムで稼働しています。
前述のOracle Databaseは世界シェア1位のDBMS製品です。
データベースとの出会い
VITA入社初日、諸々の入社手続きが終わると社長が分厚い一冊の本を手渡してきました。
それは「Oracle Master Bronze」という資格取得のための参考書でした。
Oracleの資格試験の教科書!ぶ、分厚い…
DBMS製品の業界No.1シェアを誇る Oracle Database には「Oracle Master」という認定資格があり、Bronze→Silver→Gold というように難易度にグレードがあります。
Bronze からスタートし、下位の資格を取得すると上位の資格を受験できるシステムになっています。
Bronze の試験ではデータベース管理者としての最低限必要な知識が要求され、更に上位資格の Silver や Gold の試験ではパフォーマンス管理やバックアップ・リカバリといったデータベース管理者としてのより高度な技術が要求されます。
IT業界未経験だった僕は、研修期間として社内でデータベースの勉強をしながら Oracle Master Gold の取得を目指すことになりました。
Oracle Master Gold は取得難易度が高めの資格らしく少し不安もありましたが、VITAでは Gold を取得したエンジニアが多数おり、学習をサポートしてくれるとのことだったので、前向きに取り組むことにしました。
Oracle Master Gold 取得までの道
まずは Bronze 取得のためにデータベースの基礎の勉強から始めました。
データベースは顧客情報等の重要なデータが格納されるシステムのいわば「要」なので、想定外の障害等でデータのロストが発生しないよう、複雑なデータ構造となっています。
また、Oracle Database は1秒間に何千・何万ものデータ操作が発生するような大規模システムでの使用にも耐えられるよう、高いパフォーマンスを実現するための様々な機能が実装されています。
なので最初はかなりデータベースそのものの概念やイメージが掴みづらく、アーキテクチャを覚えるのに苦労しましたが、知れば知るほどデータベースの面白みを感じられたので勉強自体はあまり苦ではなかったです。
勉強を始めて1ヵ月くらいで Bronze は難なく取得できました。
Silver と Gold の試験範囲になると途端に難易度が跳ね上がりました。
より具体的なデータベースのメンテナンスに関わる内容が多くなったので、座学だけでの学習に限界を感じつつありました。
そのことを僕の教育係の上司に相談すると、僕の資格学習専用のDBサーバーを社内環境に構築してくれました。
参考書に記載されているSQL(データベースを操作するための言語)をそのDBサーバーで入力し、実際の挙動を確認することでかなり試験範囲の理解が深まりました。
その他にも先輩社員から数多くサポートして頂いて、Bronze 取得から1ヵ月半くらいでSilver を、それから1ヵ月くらいで Gold も何とか取得できました!
いよいよ現場に…!
研修を終え、現場配属へ
Oracle Master Gold を取得し、実技的な研修を終えるとデータベースエンジニアとして現場配属となりました。
最初の現場では流通系のシステムのDBサーバーの保守を担当することになりました。全国規模の流通システムだったので、複数システムに亘って20~30台ほどのDBサーバーが存在し、それらで生じた障害の復旧対応や、データ処理の性能劣化のチューニングなどを主に担当していました。
前述の通り、データベースはアーキテクチャが複雑で、障害や性能劣化の原因究明に最初は苦労しましたが、自力で問題を解決出来た時は達成感がありました。
徐々にスキルをつけて色々なことを任せてもらえるようになり、今では別の現場でDBサーバーの設計・構築・保守などを幅広く担当しています。
データベースエンジニアの魅力
僕はIT業界未経験からキャリアスタートしましたが、IT業界未経験からエンジニアになるにあたって、データベースエンジニアは特にお勧めしたいです。
理由は以下の通りです。
①データベースエンジニアは希少
業界の中でデータベースを得意としているエンジニアはかなり少ないです。
専門スキルが要求されるため、データベースに特化した研修やOJTが必要なので、あまり人材が育ちにくいのかもしれません。
そういった研修期間やOJTを終え、データベースのノウハウが身についたらどんな現場でも重宝されます!
②若手から大きなチャンスを掴みやすい
①の通りデータベースの専門スキルを持った人は少ないので、駆け出しのデータベースエンジニアでも1年目から大きな仕事を任せてもらえたりします!
僕は大規模システムのDBサーバーの構築や保守に1年目から携わることが出来ました。
規模の大きなシステムではおのずと耐障害性や処理性能の要求がシビアになるので、考えることが多くて大変ではありますが、その分早いスピードで成長できたと思います。
③データベース以外の技術も学びやすくなる
データベースは具体的には「ミドルウェア」と呼ばれるソフトウェアの一種です。
ミドルウェアはサーバーの基本制御を担う「OS」と、業務に応じた処理を行う「アプリケーション」の中間に位置することから、「ミドル」ウェアと呼ばれています。
データベースのようなミドルウェアを専門分野にすることで、その上下のOSレイヤーの知識や、アプリケーションのレイヤーの知識も身に着けやすくなります!
例えばDBサーバーの構築を例にとると、OSのカーネルパラメータ等の細かい設定が必要ですし、データを格納するストレージや、ネットワークの知識も必要です。
DBサーバー構築後の保守・運用のフェーズでアプリケーションから実行されたSQLのチューニングを行う際には、アプリケーションサイドのことも学ぶことも出来ます。
このようにデータベースを足がかりにして、新しいことにどんどんチャレンジできるのはデータベースエンジニアの魅力だと思います。
最後に
僕のキャリアはあくまで一例ですが、データベースエンジニアには魅力が沢山詰まっていると思います。
VITAにはデータベースをはじめとした、様々なミドルウェアに強みを持ったエンジニアが多数いますし、アプリケーション開発に特化したエンジニアや、よりインフラサイドに近いエンジニアもいますし、色々な人から刺激を受けることが多いです。
VITAにはデータベースエンジニアを育てるノウハウがあり、僕も含めたデータベースエンジニアが複数人で成長をサポートできるので、
「IT未経験だけどデータベースに興味があるなぁ」という方は是非VITAで一緒に働けたら嬉しいです。
仲間たちと活き活きしてます!
最後までご覧いただきありがとうございました!