こんにちは、株式会社SELEO 代表の森です。
採用の場でよく聞かれることのひとつに、
「少人数の会社で、本当に成長できるのですか?」
というものがあります。
これはもっともな疑問だと思います。
会社の人数が少ないと、教育体制が弱いのではないか。
属人的で、結局は“見て覚えて”になってしまうのではないか。
あるいは、裁量という言葉のもとに、ただ放り込まれるだけではないか。
実際、少人数の組織にはそういう難しさがあることも事実です。
ただ、私は一方で、人数が少ないことそのものが問題なのではなく、どういうメンバーがいて、どういう空気で仕事をしているかの方が、ずっと重要だと思っています。
SELEOは、決して大きな組織ではありません。
ただ、少ないからこそ成長が遅い会社ではなく、むしろ少ないからこそ、成長が速い会社でありたいと思って運営してきました。今日は、その理由を書いてみたいと思います。
少人数でも強いのは、「人数」ではなく「密度」が違うから
まず前提として、SELEOは単に“小さい会社”ではありません。
少数精鋭という言葉は便利ですが、言うだけならどの会社でも言えます。
大事なのは、その中身だと思っています。
SELEOには、大手コンサルティングファームでしっかり結果を出してきたメンバーが集まっています。戦略、DX、営業・マーケティング、人事、業務改善、テクノロジーなど、それぞれが強い専門性と実務経験を持っています。表現は少し強いですが、1人で数人分の価値を出せる人材がいるからこそ、少人数でも戦えるし、少人数でも学びが濃いのだと思っています。
これは、単に優秀な人がいる、という話ではありません。
日々の会話の解像度、論点の立て方、クライアントへの向き合い方、アウトプットの基準。そうしたものが高いレベルで共有されていると、組織全体の密度が上がります。
人数が多い組織では、どうしても学びが分散することがあります。
誰から何を学べばいいかが見えにくかったり、自分の役割が細かく切られすぎて、全体像に触れにくかったりする。
一方で少人数の組織では、優秀なメンバーとの距離が近い。
日常のやり取りそのものが学びになる。
私はこれが、SELEOの成長速度をつくっている大きな要因のひとつだと思っています。
妙な軋轢や縄張り争いがないから、事業にまっすぐ向ける
もうひとつ、SELEOの成長環境を語るうえで大きいのが、余計なことにエネルギーを使わなくていいということです。
組織が大きくなると、仕事そのもの以外に、いろいろなものが発生します。
社内政治、過剰な調整、役割の防衛、縄張り意識、誰が主導権を持つのかという見えない競争。
もちろん、すべての大きな会社がそうだとは思いません。ですが、現実として、事業やクライアントのためではなく、“組織の中でうまく立ち回るため”に使われるエネルギーは存在します。
私は、それがあまり好きではありません。
SELEOでは、思ったことを率直に言いながらも、お互いに敬意を持ってコミュニケーションを取ることを大事にしています。温和なメンバーが多く、人間関係が良好で、「利他」の精神を重視しているのも特徴です。だからこそ、妙な軋轢や縄張り争いに気を取られず、クライアントや事業そのものにまっすぐ向き合いやすいのだと思います。
これは、働きやすさの話であると同時に、成長の話でもあります。
人は、余計な防御をしなくていい環境の方が伸びます。
自分を守るために言葉を選びすぎたり、誰かの顔色をうかがったり、不要な牽制をしたりする環境では、挑戦にも集中しにくい。
一方で、率直に議論できて、でも関係性は悪くならない環境では、論点に集中できるし、自分の課題にも向き合いやすい。
SELEOには、そういう意味での健全さがあると思っています。
何段階ものレビューがないから、仕事の解像度が上がる
成長の速さという意味で、もうひとつ重要なのが、意思決定とレビューの距離が近いことです。
組織によっては、アウトプットがクライアントに届くまでに、何段階ものレビューを通ります。
もちろん、その仕組み自体に意味はあります。品質を担保するうえで必要な場面もあるでしょう。
ただ、段階が増えすぎると、若手や中堅の立場から見ると、「誰に向けて、何を、どこまで考えればよいのか」が見えにくくなることがあります。レビューを通すこと自体が仕事になってしまい、肝心のクライアント価値や論点の本質から、少しずつ遠ざかってしまうこともある。
SELEOでは、必要以上にレビュー階層を重ねるよりも、論点に対して真正面から向き合い、早くフィードバックを受けて、早く修正し、早く前に進むことを大事にしています。
これは、楽をするためではありません。
むしろ逆で、一人ひとりがより本質的な責任を持つということです。
自分が考えたことが、比較的ダイレクトに仕事に反映される。
だからこそ、浅い理解では通用しない。
でもその分、学びも速い。
私は、これが少人数組織の大きな価値だと思っています。
「誰かが何重にも整えてくれる前提」ではなく、「自分が価値をつくる側に立つ前提」で仕事をする方が、人は早く育ちます。
SELEOは、そういう意味で、少人数であることを甘えではなく、成長の条件に変えたいと思っています。
少ないからこそ、役割が狭くならない
少人数の組織には、もうひとつ良い面があります。
それは、役割が細切れになりすぎないことです。
大きな組織では、どうしても担当範囲が限定されやすくなります。
その結果、自分の仕事が全体のどこにつながっているのかが見えにくくなることがあります。
SELEOでは、案件の一部だけを切り取って処理するのではなく、より全体に近い視点で仕事を見ることが求められます。
もちろん簡単ではありません。
ですが、全体像を見ながら考える習慣は、コンサルタントとしての成長にとって非常に重要です。
どこが論点なのか。
誰が意思決定者なのか。
この提案は、現場で機能するのか。
クライアントにとって、本当に価値があるのか。
そういうことを早い段階から考えるようになると、ただ“タスクをこなす人”ではなく、価値をつくる側に少しずつ近づいていきます。
成長が速い組織は、厳しい組織ではなく、健全な組織だと思う
ここまで書くと、「成長は速そうだけど、かなり厳しいのでは」と思う方もいるかもしれません。
ただ、私は、成長が速い組織というのは、単にプレッシャーが強い組織ではないと思っています。
むしろ、高い基準と健全な関係性が両立している組織の方が、結果として人は伸びると考えています。
SELEOは、温和で成熟したメンバーが多く、助け合える環境であることを、採用ページでも社員の声でも打ち出しています。一方で、扱っているテーマや求めるアウトプットの質は決して低くありません。この両立があるからこそ、無駄に消耗せず、でもぬるくもならず、事業と成長に集中できるのだと思います。
もし、濃い環境で早く育ちたいなら
人数が多い会社には、多い会社の良さがあります。
整った仕組み、大きな案件、豊富な選択肢。
それは本当に価値のあることです。
一方で、もしあなたが、
優秀な人の近くで働きたい、
余計な社内調整ではなく事業そのものに向き合いたい、
何段階ものレビューに守られるより、自分で価値を出せるようになりたい、
そう思っているなら、SELEOの環境はかなり合うのではないかと思います。
少ないからこそ、見えるものがある。
少ないからこそ、任されるものがある。
少ないからこそ、学びの密度が高い。
SELEOは、そういう意味での“育ち方”ができる会社でありたいと思っています。
少しでも気になった方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。
実際の案件のこと、メンバーのこと、働き方のことも含めて、率直にお伝えできればと思います