1
/
5

【キャリア事例】仮説思考の広告運用をD2C Rのスタンダードに!

こんにちは。人事の常世田です。

毎朝散歩をしているのですが、太陽光にあたるとセロトニンという物質が分泌されてポジティブな気持ちが湧き上がり活動的になるそうです!おすすめです。
そんなことはさておき!

【キャリア事例】第4弾!

今回は運用部の立ち上げメンバーでもある樋口師寿さんに過去のキャリアと今後見据える理想像についてお伺いしてきました。
それではどうぞ!


[Profile] 樋口師寿(メディアソリューション本部 運用部 )
2005年 美術家を志してバイクで上京。時計販売員など複数の職を経て、前職でメディア運営、SEM運用業務を経験。Web広告に魅力を感じ、知見を深めたい思いから2014年D2C Rに中途入社。運用コンサルタント、プランナーを経て電通デジタルに営業職として出向。現在では運用コンサルチームの立ち上げメンバーにリーダーとして参画。クライアントパートナーとして、顧客に寄り添う運用を目指している。
2児のパパ。趣味は子供とドライブに行くこと。福岡県出身、大酒飲み。

デザイナーからコンサルタントへのジョブチェンジ

―早速ですが、樋口さんの経歴を教えてください!

前職では、平たく言うとメディア運営をしている会社に所属していました。サイトディレクターとして、バナー制作からHPの運用までを担当していたのですが、SEO、SEMといったコンサル領域へと担当が移っていきましたね。

―D2C Rへの転職はどういった経緯だったのでしょうか?

当時は社内にもSEOやSEMの知見があまりなくて本を読みながら運用していたのですが、ベターは理解できているけれど、それがベストなのかはずっと疑問な状態で業務を行っていました。「プロの運用現場で知見を深めたい」、「SEM以外のプロモーションをやっている大きな案件にも携わりたい」という思いもあり、広告代理店を中心に転職活動をしていて、縁あってD2C Rに入社しました。

―当時のD2C Rの印象はどうでしたか?

優しい人が多いなといった印象でした。面接でとても緊張して、汗もかいていたところを「エアコン入れますか?」と、とても気を使っていただいたことが印象に残っています笑
会社全体としても活気があって、自分の性格とすごく合っていたなと。組織としてもまだ小さい規模だったので、全員で会社をつくりあげていく雰囲気は好きでした。

―D2C R入社後の業務内容を教えてください!

当時は2人目の広告運用担当者で、アドネットワークでの広告運用を中心に携わっていました。その当時はほとんどがバナー広告の配信でした。TwitterやFacebookの運用はまだまだこれからのフェーズで、同時並行で準備を進めている環境でしたね。

―大変だったことはありましたか?

今ほどメディアの効果最大化機能が優れていなくて、管理画面チェックとそれを受けての改善業務の毎日でした。
また、管理画面への広告入稿も自分たちでやっていたので、それだけで1日が終わることも多かったです…。

―想像するだけでも忙しそうです…

そうですね…笑
運用マニュアルなども整っていなかったのでそれも作成し、社内への説明も行っていました。多少の知見は社外からも情報収集できていましたが、失敗から学ぶ経験の方が多かった気がします。今思うと本当に大変な時代だったなと笑
半年後に2名メンバーが増えて、そこから色々整いだしました。

プロフェッショナルを学んだ電通デジタルへの出向

―電通デジタルへの出向もされていますよね。

そうですね。
運用から、プランナーに異動しその後電通デジタルに出向させていただきました。獲得を目的とした広告配信の経験はありましたが、それもプロモーションでいうと枝葉の一つだなと感じていて。もっと色んな広告、色んなプロモーションに携わってみたいという思いがすごくあり、出向を希望させていただきました。

―実際に出向されて学んだことはありますか?

電通デジタルのみなさんは「クライアントのパートナーである」という意識がとても強かったです。
クライアントのリクエストを実現することは当たりまえ、それ以上をすごく求められました。

―+αの提案をすごく求められていたんですね。

+αの提案もすごく当たり前で、ビッグピクチャーと言われていたのですが、「クライアントと同じ理想を描いていけるか?」という事に妥協せず、目指していく姿勢をすごく学ばせてもらったなと思います。

―その上で苦労したことはどういったことでしょうか?

クライアントの温度感を伝えて、他の方を巻き込んでいくことが難しかったですね。
周りの方はとても優しく積極的でしたが、「こんなことをお願いしてもいいのか?」と臆病になっていた自分がいました。なので、最初苦労したなという印象です。
ただ、巻き込めた時の提案内容はとてもクオリティが高かったです。各領域のプロフェッショナルを集結させてつくりあげた提案にはとてもしびれました。

ープロフェッショナルを集結させた提案…。すごそうです…!

その他で言うと、提案に対する一切の妥協がなかったですね。提案のギリギリまで資料を見直して、修正していた事もありました笑
資料を綺麗に作成するのはもちろん、「ここの言い回しは伝わらない」「このグラフはこっちの方が意図が伝わる」などもあったりしてとにかくこだわって提案していたなと。スタンダードのレベルが高いので、早く追いつかないと!と必死でした笑

仮説思考を持った広告運用を

―運用部に戻ることになった経緯を教えてください!

最初に話が上がった時、実は衝撃でした。また運用やるのかと笑
ただ、戻るときにやりたいことはしっかりとお伝えさせていただいていて。「電通デジタルで改めて学んだ運用の基本。事象に対する分析とネクストアクションの実行。それを妥協せずにやりきる姿勢を持ち帰って、仕事をしていきたいです」という話をさせていただきました。

―それを実現できる場所が、運用コンサルチームなのでしょうか?

そうですね。ちょうど帰任のタイミングが運用コンサルチームの立ち上げ時期と重なっていたのでやりたいこととピタッとハマった印象はありました。コンサルチームと聞いて自然と腹落ちはしましたね。

―その上で、現在はどのような業務を中心に行っているのでしょうか。

メンバーへの教育や啓蒙活動が中心になっていますね。
今は予算管理や入稿などのオペレーション業務が中心になっているケースが多いので、「仮説思考をもって、PDCAを回していく」というコンサルマインドを啓蒙しています。分析してからネクストアクションを提案する姿勢がまだまだ弱いと思っているので、そこのギャップを埋めていきたいなと思っています。

―今後の理想を教えてください。

クライアントのビジネスを把握した上で、クライアントの事業課題をパートナーとして一緒に解決していく心強い運用コンサルタントになっていたいなと思います。また、そんなメンバーで構成されるチームをつくっていきたいですね。

―個人としても、チームとしてもプロフェッショナルになっていきたいということですね。

「昨日の常識は今日の非常識。デジタル広告のキャッチアップができないと広告マンは失格である」という言葉も電通デジタルで学びました。
ユーザーの可処分時間の使い方、それに対するマスコミュニケーションの打ち手も変わってきた中、クライアントも困っていることが多いと思うんです。
なので、広告運用のプロとして、時流に合わせた知見をアップデートしていきつつビジネスをグロースさせていける存在になれたらいいなと思っています。

あとがき

グループ会社ならではのやりがいを語っていただけました。
出向したからこそわかる、レベルの高さ。

それをD2C Rにとってもスタンダードにしていく必要があります。
「意思ある人にチャンスを」をまさに体現されているエピソードでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!

株式会社D2C R's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Taku Tokoyoda's Story
Let Taku Tokoyoda's company know you're interested in their content