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■プロフィール
井上 陽介(いのうえ-ようすけ)
大学卒業後、独立系金融ベンチャーでセールスとして従事。入社2年で倒産を経験し、独立。
訪問販売事業を立ち上げ、その2年後、IT人材事業を創業し5年で従業員数150人規模まで拡大して売却。現在は株式会社LiNew代表取締役COOに就任。
若松 杏(わかまつ-あん)
大学卒業後、新卒で入社した都内大手IT企業でWebディレクター、プロダクトマネージャーとして従事。3年前に地元静岡にUターンし、今年の3月にLiNew浜松支社を立ち上げ現在では子会社である株式会社RAMPの代表取締役に加え、LiNew浜松支社の責任者も兼任する。
■LiNew浜松支社について
静岡県浜松市中央区の浜松アクトタワー18階に拠点を構える。LiNewの国内拠点としては5つ目。静岡県浜松市に本社をおき、株式会社LiNewのグループ会社である株式会社RAMP(代表取締役:若松杏、読み方:ランプ)と連携し、就労移行ITスクール浜松の通所者(うつやADHDをかかえながらITスキルを身に着け一般就職をめざす)の訓練の場としても提供。
──本日はどうぞよろしくお願いします。早速ですが、どうして浜松にLiNewの支社を置こうと思ったのでしょうか?
井上:元々LiNewの子会社である「株式会社RAMP」が浜松にあったことが一つのきっかけだよね。(※株式会社RAMP…浜松にある就労移行ITスクール)
若松:当時から私はRAMPの代表取締役を務めていたのですが、LiNew・RAMPそれぞれが独立した動きをしていて、子会社がある利点を十分に生かせていませんでした。
同時に、RAMPで就労を支援していく上でエンジニアの実習先も課題として挙げられていました。そこで、浜松にLiNewの支社を作り、実習の受け入れ先として稼働すればどちらにもメリットがあると思い、私から提案させていただいて実現しました。
井上:意外と地元の人の反応もよかったよね。LiNewみたいな取り組みをやっている会社は浜松どころか静岡全体で少ないから、商談に行っても結構興味を持って話を聞いてくれる人が多かった。元々は実習先として稼働予定だったけど、反響が良かったから営業所としての機能も持たせて今の浜松支社になっていったんだよね。
──そうだったんですね。では今後、浜松支社が目指していきたいところを教えてください。
若松:「浜松で一番イケてるIT企業になる」ですね。
Uターンを決めて浜松で働くとなったときに「私が働きたいイケてる会社」が少なかったんです。
IT企業自体が少ないというのもありますが、比較的年齢層が高く、実力成果主義じゃない会社が多くて、若い人がUターンなどを考えた時に働きたい会社が少ないんじゃないかな? と感じています。
井上:確かに以前お話したことのある会社の方も、比較的年齢層の高い会社だったな。
若松:もちろん、それだけが良い企業の指標じゃないですし、色々な考え方があると思います。しかし、私は東京から静岡に来るような人が「活躍できそう」というイメージを持ってもらえるような会社を作り上げたいんです。井上さん、何卒協力してください! 若手や女性の採用とか!(笑)
井上:もちろん。若手も女性も、やる気のある人なら、大歓迎ですよ。
──浜松支社がにぎやかになりそうですね! 他に、「こんな人と一緒に働きたい!」というアピールはありますか?
井上:アピール?(笑) そうだな、素直で、成長意欲がある人かな。うちはトップと社員が結構近いから、意思決定のスピードが速い。だからそれについてこられるような素直さが欲しいね。でも、それだけじゃ流されて自分の成長にも繋がらないと思うし、何より「浜松」っていうLiNewが未開拓の土地で風穴を開けてほしいという気持ちがあるから「成長意欲のある人」でもあってほしいね。
若松:そうですね。LiNewは年齢や性別に関係なく「こういうことがしたい!」という意欲があれば後押しする環境や風土がそろっています。そこを利用して自分の力に変えていけるような方と一緒に働きたいです。
──浜松支社では今後何か独自にビジネスの展開を考えていますか? 話せる範囲で教えてください。
井上:今は「educureビジネスアーキテクト」だよね。
若松:そうですね。「educure」は、未経験からエンジニアになろうとしている人たちのための教育プログラムですが、「educureビジネスアーキテクト」では「Google」や「Word」などの基本的な業務に利用するサイトやソフトについて、一から学べるようにしたプログラムです。
「educure」ではテキストベースの説明ですが、「educureビジネスアーキテクト」では動画での解説を行い、パソコンの操作が苦手な人でも見ればできるようになっています。従来の「educure」と同じく課題を提出してもらうので、見て終わりではなく実践形式で学べるようになっています。
井上:最近はPCを使う会社や業種が増えてるけど、若い人でも意外とPCの操作がわからない人は多いんだよね。便利になりすぎてスマートフォンですべて済んじゃうし。
若松:仕事では、プライベートで使ったことのないソフトに触れることもあるので、普段PCを使っている方でも使っていただけると思います。今後のテストリリースでは先行して浜松から提案していく予定で、浜松から全国に展開していきたいですね!
──若松さんはUターンで浜松に戻られたんですよね? きっかけや、Uターンのいいところ、悪いところなど教えてください!
若松:きっかけは結婚です。パートナーも静岡県の人なので、元々結婚したらUターンするということは決めていて、タイミングが来たから実現したという形です。
私生活のメリットも多いですが、実は仕事のメリットもあります。先ほどのお話にもつながりますが、浜松で私より若くして経営者としてバリバリ働いています、という方にお会いしたことがありませんし、事業内容も障がい者の就労支援ということで、かなり注目されました。
私生活ではいろいろありますが、やはり強く実感するのは、子育てがしやすい環境だということです。もちろん実家があるからということもありますが、緑も多く、のんびりしていますし。
井上:Uターンだけじゃなくて、二拠点生活がしたい人も浜松ってちょうどいい場所だよね。
若松:そうですね。交通のハブになっている場所でもありつつ、せわしない印象が薄いので、二拠点生活にも向いていると思います。浜松なら家賃も安いので、その分の家を借りても割と生活できますね。ただ、遊ぶところが少ないのでそこだけはちょっとおすすめできない点かもしれません(笑)
──最後に、一言お願いします。
井上:浜松でも東京でも、ともに働いてくれるメンバーを募集しています。特に営業は未経験でもやる気のある方であれば一緒に働きたいと考えていますので、未経験でもぜひ積極的にご応募ください。
若松:LiNewでは年齢性別関係なく、活躍したい、成長したい方を後押しする土壌は整っています。浜松で一緒に働きたい方はぜひ、一度お話ししに来てください。