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「平日はお客さんを笑顔にするエンタメコンテンツ作り、土日は好きなアニメや漫画にどっぷり」ダイナモアミューズメント VR開発室 黒坪秀一さん

こちらの記事はMogura VRにて取材していただいた社員インタビューを転載させていただいております


――黒坪さんが会社に入られたのはいつ頃ですか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
2020年の1月頃に入社しました。それまでは不動産管理という全く異なるジャンルで働いてたのですが、元々映像やゲームが好きだったので30歳になる前に転職を考えていたんですね。その頃ちょうどダイナモアミューズメントのことを知って、VRにも興味があったので応募しました。

――今の会社に決められたきっかけは何ですか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
転職を検討していた期間が6ヶ月ぐらいあったのですが、いろんな業界をみて自分のやりたいことを定めようと思って、自分の興味あるものを片っ端から見ていました。その中で、ダイナモアミューズメントが過去にバイオハザードをはじめとして有名なIPを使ったVRアトラクションを作っていたり、映画館で使われているMX4Dの制作に携わってたりしていて興味を持ったので働いてみたいと思いました。

――ダイナモアミューズメントはどんな会社ですか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
お客さんを喜ばせたり、驚かせたりするのが好きな人が集まっている会社ですね。本当に人を驚かせることに貪欲な会社です。遊園地が多いので、家族などのグループ向けのものを作っていますが、社員のひとり一人がそれぞれの強みを生かして、お客さんの心を鷲掴みできるようなコンテンツを手掛けられるように心がけています。

――他社にない強みは何だと思いますか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
まず1つめはMX4Dです。映画館や遊園地などで座っているシートが動くアトラクションがありますが、そのMX4Dと呼ばれるシステムを日本で唯一プログラミングしているのが弊社です。全国で公開されているMX4Dの邦画やアニメは弊社が全て関わっています。2つめは、有名IPを扱った開発ができるという点も強みです。私は過去に逆転裁判のVR開発に携わりましたが、ファンの方にも楽しんでもらえてよかったです。

――最近、トップガンをMX4Dでみました。あれも御社が担当されたのでしょうか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
あ、あれはアメリカの会社でプログラミングされたものですね。日本のアニメや映画で椅子が動くっていう仕組みが入っている場合は弊社がプログラミングしたものです。例えば、最近ではシン・ウルトラマンのMX4Dを弊社が担当していました。これに関しては、VR開発室とは別のMX4Dプログラミングチームが担当しています。

――いま関わっていらっしゃるプロジェクト、あるいはプロダクトがあれば教えていただけますか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
基本的には、アミューズメント施設や遊園地に向けたアトラクションの開発と企画営業をやってます。最近では大分県の遊園地で「コスモバルーン」というVRの中に入って気球の体験をするコンテンツを提供したのですが、その開発の担当をやっていました。

――お客さんの反応はどうでしたか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
色々なプロジェクトでご一緒しているハシラスさんとの共同開発したコンテンツなのですが、気球に乗って世界中をみて回れるという和やかな体験をして大変喜んでいただけました。これまでホラーやジェットコースターのような絶叫系の体験が多かったのですが、今回は癒しをテーマにしたアトラクションに挑戦しました。ちょっと社内では珍しい分野にはなるんですが、ファミリー向けの怖くないVRっていうのがよかったみたいです。おじいちゃんとお孫さんが一緒に体験されているのをみられて大変嬉しかったです。

――いま働いていらっしゃるVR開発室はどんなチームでしょうか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
チームの構成がよく変わるのですが、最大で5人くらいのチームでいろんなアイディアを交換しながら仕事を進めています。オリジナルのものと他社さんとの共同のプロジェクトの両方があるのですが、新しい体験をVRコンテンツで提供できないかみんなで常に模索しています。

――普段は何か仕事のためにスキルを磨いていらっしゃいますか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
何か特別なスキルを磨くというよりも、現場で経験値を積んでるって感じなのですが、最初はアシスタントから始めてプロジェクトマネージャーをやって、さらに経験を積めたら周囲のメンバーの力を借りつつもディレクターをやったりと、やれることを少しずつ増やしていっています。なるべくいろんなことを意識して経験するようにしていますね。

――休みの日はどんな過ごし方をされていますか?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
いわゆるオタクなのでアニメとゲームの積んでるものを消化したり、あと月に1〜2回サバゲーに行ったりはします。千葉や埼玉が中心です。接待ゴルフならぬ接待サバゲーとしてお客さんと行ったりもしましたが、楽しかったです。あとは、子どもがいるんですが、ちょっと大きくなってきたのでゲームを教えて、自分の趣味の沼に引きずり込もうとしていますね。

――最近ハマっているアニメは?

ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
昔から大好きな漫画だった『ダイの大冒険』にとてもハマっています。もうすぐ終わっちゃうんですが、人生で初めて完結まで全部読んだ一番好きな漫画です。それが、数十年ぶりにリメイクでアニメになったんです。期待値も高くて毎週すごく楽しみにしています。ジャンプの漫画なんですが、1回目アニメ化したときは、たしかアニメ会社が倒産しちゃったか何かで途中で終わっちゃったんすよ。今回ついに完結までアニメ化して二十何年ぶりにファンの望みがようやく果たせたみたいな感じですね。

――どんな人に応募してほしいですか?
ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
さまざまな分野の案件があるので、好奇心旺盛な人が向いてると思います。あとは、VRにこだわりすぎずVR以外のアイディアを出せるようにアンテナもしっかり持ってる人がいいかなと思います。アニメやゲームだけではなく、ボートレースといったジャンルも扱っています。ですので、何でもとにかく「面白そうですね」って言える人が向いてると思います。

――最後に一言どうぞ!
ダイナモアミューズメント 黒坪さん:
うちの会社は16人と少人数の会社なんですが、その代わりみんながお客さんを楽しませるという共通認識を持って取り組んでるというところが魅力の一つかなと思っています。ぜひ興味を持った方は応募してください!

今回お話を聞いた方
黒坪秀一 (クロツボ シュウイチ)さん
▼所属
VR開発室
▼プロフィール
大学卒業後に不動産管理会社に就職し、プラネタリウム運営や天文に関わるイベント運営を担当。30歳になる前に映像制作やゲームなどの自分の「好き」を活かしつつ、人を心から楽しませるアトラクションの制作に携わりたいと考え、2020年にダイナモアミューズメントに転職。現在VR開発室に所属し、主にVRコンテンツの企画、開発を担当。開発参加実績:「逆転裁判 VR20号事件」、「コスモバルーン」。趣味はサバゲー、映画鑑賞、アニメ鑑賞、ゲームなど。
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