看護師として転職を考えた時、
大学病院。総合病院。専門病院。
まず「病院の中」で次の職場を探す人は、多いと思います。
でも、何年か働いていると、
ふと思うこともありませんか。
「この働き方、ずっと続けられるかな。」
特に、夜勤。
正直、
夜勤って、つらいですよね(笑)。
生活リズムは崩れる。夜中も集中力が必要。夜勤明けは休みのようで、休みじゃない。
若い頃は大丈夫だったけれど、
この働き方を5年後、10年後も続けるのかな。
そんなことを考えて、「次はクリニックもありかな。」
と思う看護師さんもいると思います。
でも今度は、
「クリニックに行ったら、看護師として成長できなくなる?」
「採血や診療補助だけになるのかな。」
「病院で身につけた経験を活かせるのかな。」
そんな不安も出てくる。
今回は、
看護師として「クリニックで働く」という選択肢
について書いてみます。
大学病院から、小さなクリニックへ。
regeで働いている看護師の一人は、
大学病院での勤務を経験しています。
そして実は、山下とは前の職場から一緒です。
大学病院と、六本木にある小さな足と歩行のクリニック。
規模も違う。患者さんの流れも違う。働き方も違う。
転職すると、
当然ギャップがあります。
でも、大学病院で身につけたものが、使えなくなったわけではありません。
むしろ、
小さなクリニックだからこそ、
その経験が必要になる場面があります。
患者さんの「来院から帰るまで」が見える。
病院では、
病棟。外来。検査。リハビリ。会計。
それぞれに担当があります。
一方、
小さなクリニックでは、
患者さんが来院して、問診をして、医師の診察を受け、検査をして、
必要なら歩行を見たり、リハビリや装具につながったり、説明を受けて帰る。
その一連の流れが、
かなり近い距離で見えます。
だから、
自分が担当している「一つの業務」だけではなく、
「この患者さんは、何のために今日ここへ来ているんだろう?」
を見る必要があります。
これは、病院とは少し違う面白さです。
regeでは、看護師の問診を大切にしています。
「どこが痛いですか?」
「いつからですか?」
もちろん聞きます。
でも、それだけではありません。
仕事。普段履いている靴。運動。
これまで受けてきた治療。普段の生活。
そして、
「その症状によって、何ができなくなっているのか。」
まで聞きます。
例えば、
同じ「足が痛い」でも、
通勤がつらい人。旅行に行きたい人。スポーツを続けたい人。仕事で立っているのがつらい人。
患者さんによって、目指すところは違います。
看護師は、「情報を集める人」ではなく「つなぐ人」。
問診で聞いたことを、
そのまま医師に読み上げるわけではありません。
この患者さんが、
一番困っていることは何なのか。
医師に確認してほしいことは何なのか。
これまでの経過で重要なことは何なのか。
情報を整理して、
医師につなぎます。
必要なら、
理学療法士にも共有します。
患者さんの生活と、診察室をつなぐ。
これも、
regeで看護師が問診を担っている理由です。
「それ、看護師がやる意味は?」
これは、
山下が結構言う言葉です。
問診をする。検査をする。患者さんに説明する。歩行の動画を撮る。
医師に情報を伝える。
手順を覚えれば、
一つひとつはできるようになります。
でも、
それだけでは少し足りない。
山下:
「この問診、何のために聞いたの?」
看護師:
「先生に伝えるためです。」
山下:
「何を?」
看護師:
「……。」
山下:
「じゃあ、患者さんが一番困ってることって何?」
こんな感じです。
人によっては、
「詰められてる……」
と思うかもしれません(笑)。
患者さんのことになると、譲れないところもあります。
もちろん、
怒鳴ったり、人格を否定したり、
理不尽なことを要求したりする必要はありません。
でも、
医療安全。必要な確認。情報共有。患者さんへの説明。
そして、
「なぜ、この仕事をするのかを考えること。」
ここまで曖昧にはしたくありません。
言い方には配慮する。
でも、
患者さんのために必要なことは伝える。
譲れないところは、譲らない。
これは、
大学病院でも、
小さなクリニックでも、
変わらないと思っています。
クリニックだから、「看護だけ」ではないこともあります。
ここは、
転職前に知っておいてほしいところです。
regeには、
専任の受付スタッフがいません。
患者さんが受付で困っていたら、
看護師が対応することもあります。
患者さんのご案内。
予約の確認。
診療フローのサポート。
物品管理。
マニュアル。
業務改善。
小さいクリニックなので、
仕事の境界線は、
病院ほど明確ではありません。
最初は、
「これも看護師がやるの?」
と思うことがあるかもしれません。
だからこそ、「なぜやるのか」を考える。
何でも看護師がやればいい、
という意味ではありません。
患者さんが受付で困っている。
でも、
自分は今、
医療的な対応が必要な患者さんを見ている。
だったら、
自分が受付へ行くべきではないかもしれない。
誰かにつなぐ。
逆に、
自分が一番早く対応できるなら動く。
「看護師だからやる・やらない」ではなく、患者さんと診療全体を見て判断する。
小さなクリニックでは、
こういう力も必要になります。
正直、結構忙しいです(笑)。
「クリニック=ゆったり働けそう」
というイメージがある方には、
先にお伝えしておきます。
少なくとも、
regeの診療中は、
結構体育会系です(笑)。
「次いける?」
「いけます!」
「検査お願いします!」
「先生、次こっちです!」
「そっちやります!」
患者さんの流れを見ながら、
全員で動きます。
厳しい上下関係がある、
という意味ではありません。
試合が始まったら、全員で走るタイプの体育会系です。
夜勤はありません。でも、終わる時間は少し遅めです。
ここも、
働き方を考える上では大事なので、
ちゃんと書いておきます。
regeには、
夜勤はありません。
一方で、
午後の診療は15:30から始まり、
診療終了は20:00。
一般的なクリニックと比べると、
終わる時間は遅めです。
19時くらいになると、
スタッフも少しずつ、
「20時に終わるために、今できること終わらせよう。」
という空気になります(笑)。
患者さんの診療を優先しながら、
記録。片付け。確認。翌日の準備。
できることを並行して進めます。
その分、給与も大切にしています。
夜勤がない。
でも、一般的なクリニックより終業時間は遅い。
仕事の幅も、
決して狭くありません。
だからこそ、
働くスタッフには、その役割に見合った給与を還元したい。
という考えがあります。
「クリニックへ転職したら、給与が大きく下がってしまうのでは?」
ここも、
病院から転職する時に気になるところだと思います。
regeでは、
勤務時間や求める役割も踏まえて、
クリニックとして給与水準を設定しています。
具体的な給与・勤務条件については、
採用ページに掲載しています。
看護師・准看護師の採用情報|足と歩行のクリニック rege 六本木院
「夜勤がつらい」も、転職を考える理由でいい。
夜勤を辞めたい。
生活リズムを整えたい。
この働き方を、
あと10年続けるのは少し不安。
それも、
転職を考える十分な理由だと思います。
働き方を変えることと、看護師として成長することは、両立できます。
夜勤をしないから、
看護師として挑戦しなくなるわけではありません。
むしろ、
働く場所を変えたことで、
今までとは違うものが見えることもあります。
病院とは違う「近さ」があります。
医師との距離も近いです。
「先生、この患者さんなんですけど。」
と、
看護師から普通に相談します。
理学療法士とも、
患者さんについて話します。
診療の流れで気になることがあれば、
スタッフから改善案を出すこともあります。
「ここ、患者さん分かりにくくない?」
「この案内変えた方がよくない?」
「この流れ、もっと早くできない?」
そして、
本当に変わることがあります。
大きな組織では、
なかなか経験できなかったことかもしれません。
大学病院で身につけたものも、ちゃんと残っています。
確認すること。
安全を守ること。
患者さんを見ること。
情報を整理すること。
必要なことを、
必要な人へ伝えること。
チームで動くこと。
大学病院で身につけたものは、
小さなクリニックでも使います。
むしろ、
人数が少ないからこそ、
一人ひとりが持っている経験が、
そのままチームの力になります。
変わったのは、「看護師として見る範囲」かもしれません。
病院からクリニックへ。
働く場所は変わりました。
でも、
看護師をやめたわけではありません。
患者さんの話を聞く。
不安に気付く。
必要な情報を拾う。
医師につなぐ。
患者さんの生活を考える。
その土台は同じです。
ただ、
そこに、
診療全体を見ること。
業務を改善すること。
他職種と一緒に仕組みをつくること。
そんな仕事が加わりました。
看護師としての仕事が小さくなったというより、見る範囲が広がった。
私たちは、
そんな感覚に近いと思っています。
看護師のキャリアは、病院の中だけじゃない。
夜勤のない働き方を選びたい。
でも、
看護師としては、
まだ成長したい。
これまでの経験も活かしたい。
患者さんとも、
ちゃんと関わりたい。
そんな働き方があってもいいと思います。
病院で経験を積んできたからこそ、
できることがあります。
クリニックだからこそ、
初めて経験できることもあります。
「クリニックで働く。」
それも、
看護師としてこれからのキャリアを考えた時の、
一つの選択肢です。
今すぐ転職を考えていなくても大丈夫です。
「クリニックという働き方、ちょっと気になる。」
そのくらいでも大歓迎です。
まだ転職するか分からない方
まずはWantedlyでregeをフォローして、
私たちのStoryを覗いてみてください。
良いところだけではなく、
忙しい日や、
スタッフ同士で意見がぶつかること、
まだ完成していない仕組みのことも、
できるだけそのまま発信しています。
給与や勤務条件を詳しく知りたい方
採用ページに、
看護師・准看護師の募集情報を掲載しています。
実際の雰囲気を知りたい方
見学からでも大歓迎です。
求人票を読むだけより、
実際の診療を10分見てもらった方が、
「自分に合うか」は、たぶんずっと分かりやすいです(笑)。
夜勤のない働き方を選びながら、
看護師として、
もう一度違う環境で挑戦してみる。
そんな選択肢の一つに、
regeがなれたら嬉しいです。