ユニケミーの社名は、”ユニーク” で ”ユニバーサル” な ”ケミカルカンパニー” からなのですが、コロナ禍の数年をかけて、自社の強みを深堀りし、生れた商品をご紹介します。
宇宙GIN(ウチュウジン)
宇宙飛行士が飲んだ水
ユニケミーの本業は理化学分析業なのですが、2015年に『宇宙の種水』という商品を発売しました。宇宙飛行士の生活水を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶミッションにユニケミーが参加し、ロケット発射場のある種子島の水を厳しい検査にクリアさせ、2011年1月にこうのとり2号機でISSに運ばれました。この頃のISSに滞在する宇宙飛行士は日本のおいしいお水を飲んでいたのでは?
発売当時の姿はペットボトルでしたが、宇宙食を感じられるように現在の姿にリニューアルし、『ASTRONAUTS WATER』(アストロノーツウォーター)としました。
私共はISSに行けないので、宇宙飛行士の生活は映像を見るしかないのですが、クルーのみなさんは、吸水口にアルミパウチを差し込み、水を注いで吸水してらっしゃいました。
是非、『ASTRONAUTS WATER』で宇宙飛行士気分を味わってみてください。
ワレワレ ガ ウチュウジン ヲ カンガエマシタ
旅する蒸留所GINPSYとユニケミーがタッグを組んで宇宙GINを世に出しました。
GINPSY(ジンプシー)は、生産設備を持たずに全国各地の蒸留所とコラボしオリジナルのクラフトジンを開発・販売しています。
ジンプシーとユニケミーでクラフトジンを造るプロジェクトが立ち上がりました。
ジンは、2回蒸留をしてアルコール濃度を高めます。最後の工程で加水し、アルコール度数を40%程度に調整します。
この最後の工程で『ASTRONAUTS WATER』を100%使用したクラフトジンを造ることとしました。
宇宙フレーバーはどうする? クラフトジンの特徴を出すフレーバーをどうするか、一番の悩みどころだったのですが、宇宙の無の空間をスッキリとした清涼感に変換し、ジンの要である ”ジュニパーベリー”(これが入っていないとジンと呼べないのです)を際立たせるフレーバーに仕立てました。
暗闇で光り宇宙への思いを馳せる
宇宙GINのラベルには、光を蓄え暗闇で発光する「蓄光印刷」を施してあります。一定時間、日光や蛍光灯の下に置き、消灯すると ”発光” します。
その光は、ダークマターを包み込む発光惑星に見えなくも…ないです。
時に緑、時に青に発光するため変化も楽しめます。アウトドアの空間演出に一役買うでしょう。
⇧iPhoneで撮影しました。
以上 ユニケミーらしい商品のご紹介でした。(ちなみに、ASA MIがデザインしました。)それも含めてユニークでユニバーサルな商品です。