今回のインタビューは、代表のシェさんのアシスタントを務める、許さんにVRCを選んだわけや仕事でのやりがいなどについて話を聞きました。こちらではインタビューの一部をお届けします。(インタビューの全編は公式noteでご確認ください)
経営企画室 許夢セン(キョ・ムセン)さん 2019年4月入社
ーVRCでインターンを始めようと思ったきっかけは?
許:院生になる時期に、中華料理屋でバイトをしていて、代表のシェさんに声をかけられオフィス見学に行きました。今のスキャナではなく、改良前のものだったので自分の周りを1周ぐるりとカメラが回転するタイプだったのですが、すごい!と思いました。もともと機械に関する学科で学んでいたので会社に興味を持ったのと、これから就活も考えていくタイミングだったので、会社で働くというのはどういう感じなのか知りたくてインターンを始めました。そして2年間インターンを経験しました。
ーそもそも大学ではどんなことを学んでいましたか?
許:私は学部生では機械システム工学、大学院は機械工学専攻で、マイクロシステム研究室に所属しておりました。 研究テーマとして一言でいうと、電気制御より液滴の表面張力を利用することで、微小物体搬送装置などの研究を行っていました。部活動ではロボコンに取り組み、NHK学生ロボコンなどの大会に出場しました。
ーたくさん会社がある中から、VRCを最終的に選んだ理由というのはなんだったんでしょうか?
許:両親からもいい会社に就職することを期待されていましたし、同級生も安定性を求めて大手に就職する人が多かったので、私もそういう方向で考えていました。そんなときインターン時代にシェさんと食事をしていて、「ムセンさんはこつこつ研究をやる人ではないと思うのですが、こつこつやるのは楽しいですか?」と聞かれました。確かに就職内定をもらった先は学んだことを活かせる技術職の現場だったので、いろいろと考え、やっぱり自分はこつこつとやる人ではない、何か新しいことをやってみたいと思ったのでVRCに決めました。あとインターン期間に雰囲気のいい会社だと思ったのも理由の一つです。父親からも、やりたかったらチャレンジしてみればいいと背中を押されたのもあります。
ーシェさんの一言がきっかけだったんですね。おっしゃるように会社の雰囲気もいいですよね。特に会社のどういうところが好きですか?
許:私は一般企業だと年功序列が強くて、会社に入ってすぐは研修やオリエンテーションがあって、「こういう人になってください」というメッセージが強いのではと思うのですが、VRCのいいところは「自分のままでいい」というところではないかと思います。それぞれ個性を持っているし、得意な分野も違うし、でもベースの部分は一緒で、そういうところがいいなと思います。中国語のことわざでも、ものが同じ種類や同じ考え方を持っている人は集まっていく、というのがあって、やはり自分もそういう環境にいられるのは安心だし、理解してもらえると思うし、違う意見も受け入れて意見交換もしていくし、そういうことが自己成長にも大事だなと思います。
ーそうですね、本当に自己成長ができる環境であると思います。今後どうなっていきたいという思いはありますか?
許:今シェさんのアシスタントとしていろいろな仕事をやっていますが、経験不足や自分の能力不足を感じています。なので、まずは目の前の仕事をちゃんとできるようになりたいです。専門知識もないし、社会経験も少ないし、毎日のように新しいことが出てきて勉強中心の日々を過ごしています。シェさんもいろいろなことを考えていて、単純に一つのことに対して解決するのではなく、もっと高い視点で考えたりしているので、自分も俯瞰して経営者の視点で物事を見られるようになっていきたいと思います。
今はシェさんが言ったことを理解してほかの人に理解してもらうための資料作成をしたり、一緒に考えたり、シェさんと話すことで新しいアイデアが出たり、そういうことがとにかく楽しいです。
ー今までは仕事のことを聞いてきましたが、プライベートについても少し聞きたいのですが、週末はどういうことをして楽しんでいますか?
許:私はちょうどシーズンなのもありスノーボードに熱中しています。毎週はさすがに行けないですが、2週間に1回のペースで滑りに行っています。最初始めた頃は転んでばかりで週明けには体が動かないことも多かったです。去年から再開してやり始めて滑れるようになってから楽しくなってきました。
ーそれはすごいですね! 楽しんでいらっしゃるのが伝わってきます。最後にこれを読んでいる方へのメッセージをお願いいたします。
許:VRCのいいところは、みんなが笑顔でいるところで、本当にいい会社だと思います。今のタイミングで入社すると成長するしかないタイミングなのでとてもラッキーだと思います!
ーまさにそうですね! 今回はお時間いただきありがとうございました。