皆さんこんにちは！ITリモートワークス採用担当です。

働き方が急速に多様化する今、企業の競争力を大きく左右する要素のひとつが “福利厚生の質” です。

当社は “従業員ファースト” を軸に組織づくりを進めており、制度の企画・設計における考え方、利益還元の思想、合理性の見極め、そして従業員の声から実際に形になった制度まで、現場との対話を重ねながら磨き続けてきました。

この記事では、そうした取り組みの背景と狙いを、当社ならではの視点で紐解いていきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

制度作成における “3つの原則”

ITリモートワークスが制度づくりで一貫して重視しているのは次の3点です。

メンバー皆で生み出した利益を、金額以上の価値で返すこと

社内制度はただの“コスト”ではなく“投資”。

だからこそ、使うほどメリットが実感できる制度にこだわる姿勢が徹底されています。

利用されない制度は作らない

福利厚生は「作ること」が目的になりがちですが、利用率が低いと却って従業員の満足度が下がるなどのリスクが発生してしまいます。

ITリモートワークスでは、「満足して使ってもらえるか」を設計段階から厳しく問うことが原則です。

不要な制度は作らない・増やさない

制度は一度作ると変更に抵抗が生まれやすいもの。

だからこそ導入前に「本当に必要か」を徹底的に検証し、合理性のない制度は作らないという姿勢を徹底しています。

この3つの原則が、過度な制度乱立を防ぎ、社員の満足度と経営の健全性を両立させています。

従業員の声から生まれた制度一覧

ここからは、実際に社員の声をもとに導入された制度を、テーマごとにわかりやすくご紹介します。

①働きやすさを後押しする制度

・夜勤明け休暇（明け休）

夜勤後の休暇が曖昧だったことから、社員の声をもとに導入されました。
22:00～翌5:00の間に5時間以上働いた場合、翌日は休暇になります。

短時間休んで出社することに抵抗を感じているという現場の声が制度誕生のきっかけです。

②スキルアップをサポートする制度

・学習コンテンツ視聴支援

「もっと技術を学びたい！」という声から、幅広い動画コンテンツが利用できるUdemyを導入しました。

現在の利用率はおよそ半数。特にAIやクラウド関連の学習で利用が進んでいます。

・技術研鑽休暇

自己学習やセミナー参加、資格試験などに使える1日休暇です。

利用後には学んだ内容をチームで共有するルールがあり、知識を組織全体で循環させています。React学習やAWSイベントへの参加など、活用事例もどんどん広がっています。

③将来の安心につながる制度

・確定給付年金

「確定拠出だと運用の負担が心配」という声を受けて導入。
複数名の希望をもとに、運用リスクなしの確定給付方式を採用しました。

確定給付年金・確定拠出年金双方の制度を活用するといったことも可能なため、ご自身のキャリアプランに合わせて選択可能です。

④健康やメンタルを支える制度

・ジム手当（運動支援）

創業当初からある制度で、リモートワークで不足しがちな運動やメンタル不調の予防を目的にスタートしました。ジムだけでなく、ボクシング／ヨガ／ピラティス／剣道／ボルダリング／乗馬／ゴルフ／キックボクシングなど幅広い運動が対象です。

・健康診断休暇

「健康診断のために土日を使うのは大変…」「午前に健康診断にいって午後から出勤はつらい...」という声から生まれました。
健康診断の日を“1日の休暇”として扱うことで、心身の負担を減らすことができます。

⑤子育て世帯を支える制度

・子ども見守り休暇

小学生以下のお子さんを持つ社員が対象。

運動会、授業参観、文化行事、旗振り当番、挨拶運動など、家庭の都合で休みたいときに有給を使わなくても安心して休める制度です。

社員のつながりを育てる活動

ITリモートワークスでは、チャットツールを活用して趣味等で交流しているメンバーもいます。

現在は「さんぽ部」というコミュニティが活動中。
中山道の踏破チャレンジや猫の写真共有など、自然にコミュニケーションが生まれる温かい雰囲気が漂っています。

地方で働くメンバーもいるため、地域の魅力や気候の共有など、お互いの地域の魅力を感じ取れるのも、さんぽ部の魅力だと感じています。

今後は部活動の拡大や、表彰制度の構想も進んでいます！

▼さんぽ部のコミュニティにて共有された猫の写真

制度が生まれるプロセス

制度の提案タイミングや方法について、形式に縛られることは全くありません。

• 月次面談の場
• チャットでの気軽な相談
• 雑談ベースのコミュニケーション

など、様々な場面で直接相談できます。
費用がかからない提案なら、即導入されるケースも。

こうした風通しの良さもITリモートワークスの魅力。社員全員で支えあえる仕組みが大きな強みです。

今後の制度設計の方向性

今後注力したいポイントは

• 技術力向上につながる勉強会や研鑽制度の強化
• 健康維持につながる施策の継続・拡大
• リモートワーク下でも社員同士のつながりを育てる任意のイベントやサークル
• 帰社日や強制飲み会のような参加必須のイベントではなく、自然に盛り上がれる仕組みづくり

などまだまだ沢山あります。

こうした会社づくりの方向性は、組織文化や社員の満足度を高めるうえで重要だと考えています。

最後に

ITリモートワークスでは、制度を目的化せず、社員に寄り添いながら形にする姿勢が強みとなっています。

今後も、益々社員に満足してもらえるような会社づくりに力を入れていく予定です。
少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひ弊社求人にエントリーください。

あなたにお会いできますこと、心より楽しみにしております！