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【未経験からエンジニア入社1年半】できることを一つ一つやることで必ず道が開ける

未経験からエンジニアになって1年半、まだまだ駆け出しとはいえ現時点でどんな業務を担当できるものなのか、これからエンジニアになる方や同じようなエンジニア歴の方は気になりますよね。今回はシスナビの江頭さんに、先日担当したReactでの開発案件についてお話を伺いました。

江頭さん:2022年シスナビ入社。SI事業本部2G所属。佐賀県出身。前職は別SES企業でディレクター業務に従事。趣味はサッカー観戦、EXILEのライブツアー、アニメ / ドラマ鑑賞など。私服がおしゃれ。

<これまで担当した案件>
自社サービスのQA業務(会員Webサイト)
受託案件QA業務(経理システム)
CakePHPでの改修 / 保守業務(基幹システム)
Reactでの開発(為替システム)

Java→Reactに書き換え案件を担当

-直近でどのような開発を担当したか教えてください

元々Javaで作られていた為替のスマホアプリを、Reactで全部コードを書き直してWebアプリに作り替えるという案件を担当しました。担当期間は3ヶ月程度でした。

打診されたときは、これまでReactをあまり触ってこなかったので是非やってみたいと思いました。また、なかなか出回ることが少ないタイプの案件なので、ここで積める経験を逃したくないと思い、二つ返事で担当させていただくことに決めました。

-開発に参画されて成長できたこと、苦労したことはどんなことですか

まず、圧倒的に苦労したことの方が多かったので大変でしたが、結果的に成長はできたとは思います。

私は今入社して1年半くらいなんですが、本案件の前までは切り出したタスクを担当することが多くて、プロジェクト全体を通した開発に携わるのはこれが初めてだったんです。だから、「開発全体を通して見る経験」をできたこと自体が、エンジニアとしてすごく有意義だったと思います。また、開発を進める中で最初はできなかったことがわかってきて、応用が効かせられたり技術が血肉になる実感を得られたのもよかったです。

苦労した点は山ほどあるんですが、開発自体に関することからお話しします。そもそも自分にJavaの知見があまりなかったので、元々あるスマホアプリを構成しているJavaのソースを読み解く難易度が高かったです。さらに、Javaのソースと実際の挙動の紐づけは理解できたとしても、それをReactにどう落とし込むか考えるのにも苦労しました。

その結果、やはり自分が担当している工程のスケジュールが遅れてしまうことがありました。正直気合と根性で乗り越えないといけない場面も多かったので、残業でカバーして自分に負荷もかけましたね。今思い返すと大変だったなと思いますが、永遠に続くわけではないのもわかっていたので乗り越えることができました。

質問するために必要な「相手の考える範囲を限定してあげる」姿勢とは

-開発における苦労を乗り越えるために起こしたアクションはありますか

わからないことがあれば現場の有識者に質問をするわけですが、その質問の仕方が拙かったりすると、欲しい回答をもらえなかったり相手をイライラさせてしまうことがあります。本案件の最初の頃は、まさに拙い聞き方をしてしまっていたので、繰り返すうちに「質問するのが怖い、気が引ける」関係になってしまっていました。

それで、シスナビの島田部長にどうしたら良いか相談したところ、相手の考える範囲を限定してあげることが大切という指摘をいただきました。いわゆる「5W1H」に則った質問をすることで、問いが限定され明確になるので相手も考える労力が減ると。それで、早速現場で実行した結果、欲しい回答がいただけるようになり、コミュニケーションが改善されたと思います。それまでは疑問に思ったら勢いですぐ質問に行ってましたが、今は一旦ワンクッション置いて質問の仕方を整理してから向かうような行動様式に変わりました。

質問だけでなく、いわゆる報連相を正確に行うことも気をつけた点です。やはりチームで動くので、自分が今どういう状況なのかをしっかりと伝えないと、全体のスケジュールに響いてしまってスケジュールが遅れたりします。それによって人間関係も悪くなったりするので、この現場を通して「しっかり伝えることの大切さ」を改めて実感しました。

愚直に業務にあたりながら少しづつステージを上げていきたい

-ほぼ未経験で入社して1年半、エンジニアとして着実に業務の幅を広げることができています。これまでを振り返って入社当時の自分に送りたいメッセージはありますか

入社時点では、とにかく「開発をやりたい」という思いが強く前のめりになっていました。それを踏まえて当時の自分に二つ送りたいメッセージがあります。

一つ目は焦ったり自分を引き締めることも大切ですが、目の前のことを着実にひとつづつやり、壁を乗り越えていくこと、愚直に業務にあたることが一番大切だよということ。それさえできれば絶対に誰かが手を差し伸べてくれるので、安心して進みなさいと伝えてあげたいですね。

二つ目は、ちょっと喝を入れる感じ。エンジニアとして開発を担当できる会社に入社したことで舞い上がっていた面があったんですが、自分の「やりたい」という欲だけが大きくなるのは良くないよということ。振られる案件は自分のその時点でのスキル感を見て与えられているので、まずはそのタスクひとつ一つに対して結果を残して取り組まないといけないですね。例えば開発やりたいのにテスト案件振られて単に腐っちゃうとか、そういうのは良くない。自分の実力を冷静に捉えて、できることに真摯に向き合うことが大切だと思います。

シスナビの営業担当者は実力に見合った案件を持ってくるように頑張っているのは伝わってくるので、まずは自分のできることを頑張ればそのうち必ずステージは上がるはずです。

-今後の目標を教えてください

今のように誰かの下で教えてもらう立場から、後輩に指導できるレベルに成長しなければいけないと思っています。3〜5年以内には後輩とセットで現場に提案してもらい自分が引っ張っていくような存在になりたい。結果として社内のキャリアアップ、エンジニアとしての更なる成長につながりますし、シスナビでの存在意義が強まっていくはずです。

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