創業者のひとりごと。
「この子を残して死ねないんですよね・・・」きっかけはふとした会話でした。重い障害を持つわが子の将来を憂いて悩む日々。わが子に不安を与えまいとそれでもつとめて明るく振舞おうとする親の愛。苦しくも素敵に生きる人たちの役に立ちたい。腹の底からこみ上げるような熱いものを感じました。そして自分自身が重い病気にかかった意味、その結果、障害を負うことになった理由がようやくわかった気がしました。それまではたらくとは自立するため、生活のため、そして障害者であることの劣等感を埋めるためでした。でも、あの日あの瞬間、あの出会いでは人生が大きく大きく変わったのでした。ようやく見つけた役割にたどり着くまでずいぶん...