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お客様との契約前に、必ず模型をつくる理由。

わたしたちアースのコア事業となる「注文住宅」の特徴は、シンプルに表すと【お客様にカタチないモノを買っていただくこと】です。
お客様と一緒に資金計画を立てて、ご要望を整理し、わたしたちプロのアイデアや工夫で新たな暮らしの価値をご提案する。
そこから暮らし方をさらに煮詰めて、ようやく契約へと進むことができます。
建売戸建てやマンションであれば、完成した物件をご覧いただき、納得していただいた上で契約することができますが、注文住宅の場合、工事請負契約を締結する時点で手元には設計図面しかないケースがほとんどです。

一棟単価が数千万円と安い買い物ではない注文住宅だけに、カタチのないモノに対する契約のハードルは決して低くはありません。
そこに、お客様が不安な気持ちを感じているのはもちろんのこと、実はわたしたちも「お客様の脳内で、ご提案した内容の細部までイメージが再生できているか」という不安な気持ちになっているのが本音です。

そこで、お互いに曖昧さを出来るだけ排除するために、必ず模型をつくって立体的に完成イメージを確認した上で契約を結ぶということをルールにしています。
大まかな間取りが決まった時点で1/100サイズの模型、細かな仕様や色が決まった契約前に1/50サイズの模型をそれぞれつくって、都度イメージの共有を図っています。


こうして出来上がった模型をお渡しすると、お客様は家の完成を疑似体験することができます。
新たな暮らしへのワクワクした気持ちと、(疑似的にも)カタチになったことへの安心感から、契約に対する心理的ハードルは少なからず下げることができるはずです。
加えて、建築工事期間中、この模型をお客様にお預けすることで、完成までの間、新たな暮らしへの期待を増幅させられるという効果もあります。

積極的にデジタル化に取り組む一方で、こうした効果的なアナログ要素を活かすことで、家づくりにおける不安要素を解消し、より楽しんでいただけるコンテンツになるよう取り組んでいます。

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