What we do
Setolaboは、「予防医療を通じて笑顔で健康な社会を作り出す」という理念のもと、予防医療の検査を身近にすることを通して病気を早期に発見するということ。そして、情報過多の時代に正しい医療情報を提供することに取り組んでいます。
<病気を早期に発見しようという試み>
日本人の三大死因は、がん、心疾患、脳血管疾患となっており、特にがんは早期発見することで治る時代になりました。心疾患、脳血管疾患、他糖尿病や腎臓病など、どれも普段の生活に予防医療を取り入れていくことで、防げる病気と言われています。特に、Setolaboでは、予防検査を身近な存在にすることで、病気を早期に発見しようというサービスを行なっています。現在は、香川県と大阪府に衛生検査所を設立し、がんや感染症の検査サービスを展開しています。
がん検査については、腫瘍マーカーの検査を身近な存在にするべく、様々な医療機関への提携を呼びかけています。しかし、腫瘍マーカーでは、どうしても早期に発見できないがんも多々あり、現在、血液一滴・少量の血液からがんが超早期発見できるような検査体制を確立することで、自宅でがん検査ができるようにし、がん検査を身近な存在にすることで、がんで人が亡くならないような社会を作っていきたいとしています。具体的には、小さながん細胞が作りだすマイクロRNAという物質を測定することで、まだがん細胞が小さいうちから病気を発見しようとしています。しかし、普段の医療に導入するには、まだまだ精度の問題もあり、そして、どの頻度で検査をすれば良いかという問題もあります。Setolaboでは、今後、データサイエンスなどを駆使して研究を進めていき、まずは自費検査としての臨床応用をしていきたいとしています。
*現在、がん検査を身近にすることで、世界を変えたいと強い気持ちを持ったデータサイエンスを専門とする方や、遺伝子研究を専門とする方、また、次世代シークエンサーを取り扱いできる方を募集しています。
次世代シークエンサーを用いることで、個人個人の遺伝子の解析を行うことができ、ビックデータから病気の発症リスクを予想することも可能です。病気の発症リスクを予想することで、特にその病気にならないように生活を変えることや、特定の疾患の検査を頻回にすることで、たとえ発症しても早期に治療ができるようにすることが第一目標です。問題点としては、ビックデータをどこからとってくるかということが挙げられます。遺伝子の解析を行い病気の発症リスクを予想するサービスは、少し前から米国で始まり、日本国内にもあります。しかし、ビックデータの解析の違いによって、結果は様々です。しかし、私は、医師として思うことがあります。たとえ、その結果が99.9%正確でも、残りの0.1%の間違いあたってしまったら、患者さんに撮っては、100%ではないでしょうか?仮に、病気に絶対にならない行動制限のある生活アドバイスがAIによって可能になったとして、その人生は幸せなのでしょうか?健康に生きるということは、病気にならないということではありません。時にはジャンクフードをお腹いっぱい食べて、1週間ごろごろしたり、お酒を好きなだけ飲んだりして、不摂生こそ人生の醍醐味かなと思います。だからこそ、Setolaboで目指すものは、個々が楽しく生き、なるべく病気にならないような生活を心がけてもらうようにサポートすることだと考えています。
Setolaboでは、上記の技術を確立させ、まずは地方などの小さな地区でモデル地区を作成し、その地区のがん死亡率を0にしたいとしています。この記事を読んでくださっている方のご両親を含めたご家族の方々が、がんで亡くなることのない世界を作りたいです。そして、がんだけではなく、生活習慣病も含めた病気になりにくい行動変容を促すような仕組みを確立したいとしています。
そのためには検査だけではなく、医療リテラシーと言われる医療に関する個々の知識を向上させることも大切です。近年、企業の利益を最優先にした医療関係の広告が増えており、患者さんが誤認するなどの実害を実際の医療現場で感じています。インターネットでなんでも調べられる時代の中で、情報の取捨選択が必要となっていますが、医学に関する知識を持っていない中で、まずその記事が正しいのかと一歩立ち止まって考える習慣や、物事を正しく判断しようという考える習慣を身につけることで、少しでも医療リテラシーが向上し、正しい情報選択ができるようになるのではないかと考えています。
GAFAMのサービスにたっぷり毎日浸るように、Setolaboのサービスと毎日共に過ごすことで、楽しく生きて、健康を守ってもらえるようにしていくことが、今後目指すSetolaboの境地です。
Why we do
Setolaboは、「予防医療を通じて笑顔で健康な社会を作り出す」という理念のもと、予防医療の検査を身近にすることを通して病気を早期に発見するということ。そして、情報過多の時代に正しい医療情報を提供することに取り組んでいます。GAFAMのサービスにたっぷり毎日浸るように、Setolaboのサービスと毎日共に過ごすことで、楽しく生きて、健康を守ってもらえるようにしていくことが、今後目指すSetolaboの境地ですが、『まずは目下の問題にもすぐ立ち向かっていくこと』が、医療系ベンチャーとしてSetolaboができることだと考えています。
大きな目標に向かって進みつつ、目の前の社会問題にも当事者意識を持って1つ1つ解決していくのが、Setolaboのあるべき姿だと考えています。
その理由は、今目の前にある問題に今日明日で革新的な発想で実際に動くことが、上場企業や大会社はできないからです。創造性に富んで、新しいことをスピードをもって実行していくことができるのは、医療系ベンチャーにしかできないことだと考えています。
例えば、実績として、新型コロナウイルスが発生した際は、私自身が救急の現場でコロナ診療にあたっていたことをきっかけに、重症化を減らし医療機関の負担を減らすべく、PCR検査を街中で気軽に受けられるようにどこよりも早期に開始しました。現在では、中四国・関西・名古屋を中心に10箇所検査センターを設置しており、東京オリンピック・パラリンピックや大阪市内の全高齢者施設・障がい者施設のスクリーニング検査、無料検査など、行政からの検査にも多く応えています。今は大きな会社が参入していますが、それよりもかなり早くからSetolaboは動いてきました。
誰もしないことを医療系ベンチャーが先立ってしなければ、誰がするのでしょうか?
そして、もう一つ。何かを成し遂げるには資本が必要です。人的資本も必要ですが、何よりも人を集めるにも資金力が必要になります。Setolaboが、一般的な医療系ベンチャー明らかに大きく異なるのは、圧倒的な資金力だと考えています。数十億単位以上の投資でなければ、投資や融資をうけずして、自社資金だけで実行していくことが可能です。
Setolaboという会社として、経営者として、自己利益ではなく、みんなで利益を享受することが、何よりも大切なことだと考えています。会社の資本は経営者のためにあるのではなく、会社に携わるすべての仲間のためにあると考えています。そして、サービスを受ける日本、世界中の人のためにあります。これはドラッカーの考え方でもあり、Setolaboの考え方でもあります。
強い組織を作るためには利益を独り占めしないことが大切です。
だからこそ、Setolaboという会社をうまく使って、自分の夢を追いかけてほしいと思います。こんなことがしたかったけど、自分1人では難しい。こんな夢があるけど、お金もかかるし諦めてしまった。夢やアイデアは無限大です。
ぜひ、Setolaboの理念に共感してくださったり、夢やアイデアのある方、すごく優秀だけど何にその能力を使って良いかわからない方、ぜひSetolaboに来てください。
そして、何か日々の生活に物足りないと感じている方や、社会問題を解決したいと考えている方、どんな方でも構いません。
もうこの記事を読んでくださった方は1人ではありません。私たちがいます!ぜひ、一緒に世界を変えるプロジェクトを立ち上げて作っていきましょう!
How we do
Setolaboで一番大切にしていることは、常に自分のことと捉えて、当事者意識を持って、行動できるかです。
どんなことでも誰かから言われてただ何も考えずにこなしていくことと、自分で考えて取り組んでいくことには、大きな違いがあります。大きな括りでいうと社会問題を見つけて解決することになりますが、そうではなく、日々の小さな問題を解決していくことだと思います。問題にぶつかって試行錯誤していくことで人は成長します。問題を解決するときに真っ向から対処するのではなく、物の見方を変えることも重要です。日本の社会人は「全く勉強しない」という事実の背景には、勉強の仕方がわからないことや、そもそも勉強は高校までで社会人が勉強するべきだと知らない日本人が大半をしめています。問題解決を行う自己能力を身に付けるためには日々の勉強、そしてtry and errorで挑戦と実行を繰り返す経験を身に付けることが大切で、テーマに対して実践をしていくことでスキル・能力が身につくものだと考えています。Setolaboでは、その能力を身につけてほしいと考えています。
話は変わりますが、起業する前の私は、会社は経営者のためにあって、経営者の自己満足に社員が付き合わされていてかわいそうだと考えていました。しかし、実際に自分が経営者となり、いろんなスタッフの方と交わる中で、それぞれがやりがいを見つけて、一生懸命頑張っている姿を目の当たりにし、会社は経営者だけではなく、みんなのためにあるのだと感じました。そのような会社こそ、目指すべき組織であり、みんなで利益を享受することが、何よりも大切なことだと考えています。
だからこそ、常に自分のことと捉えて、当事者意識を持つことは、メンバー1人1人に対して会社が一方的に求めるのではなく、会社が当事者意識を持ってもらえるような環境を作っていくことも必要だと思います。
チームを作っていく上では、
・発想力があり行動力の塊のような人
・物事を冷静に遠くから眺めつつ論理的思考を持って判断していく人
・高い集中力を持って黙々と作業をこなしていく人
いろんな人が必要です。
特に、チームを作っていく上では、誰もが嫌がるような単純な仕事や一般的には面白くないと言われる作業をひたすらこなすことができる人が必要だと思います。私は、そのようなことができる人こそ、本当に優秀であり、才能があると考えています。なぜなら、そのような仕事ができる人は、数少ないからです。とても優秀だと思います。しかし、仕事をただこなす上でも、その方に何かのやりがいを持っていただきたいと考えており、会社という組織として、その環境を作らずしては、良いプロダクトはできないと考えています。
チームの1人1人の幸せが達成できずしては、良いサービスは提供できません。会社の理念やプロダクトを作っていく前に、本当に必要なことを忘れない組織作りを心がけています。