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そのものづくりは、誰かの笑顔になれるのか【Member's Story #10 後編】

ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリント技術を用いて、医療領域で製品開発を行うものづくりベンチャーです。「不可能を、塗りかえろ。」というミッションのもと、さまざまな人たちが働いています。その一人一人をご紹介していきます。第10回目は、代表取締役会長の大野秀則です。前後編の2本立てです。

プロフィール

学習院大学経済学部卒業。三菱商事を経て、大野興業に入社。 関東一の歴史を誇る鉄鋼専門流通問屋の3代目として、 経営の舵取りを行いながら、自社のみならず業界全体の発展に尽力している。 1999年に社内ベンチャーとして医療分野を中心にした3Dプリンター事業を立ち上げ、 現在のジャパン・メディカル・カンパニーの礎を築く。

答えは、いつも、現場が教えてくれた

お医者さまと患者さまのために、できることはとことんやる。その一心で、開発と改良を続けてきました。それが、医療模型「KEZLEX」です。今では、非常に細い血管まで再現したモデルもありますが、初期モデルは骨だけの模型でした。なぜ、ここまで進化できたのか。それは、現場の「声」に耳を傾けたからに他なりません。ある時は、脳外科の先生が模型を必要としていると聞き、すぐさま脳のモデル作成に取り組みました。そして、先生から「もっとこの部分は、こうした方が…」「削ったときの感覚を、よりリアルにするには…」とアドバイスをいただく。そんなひとつひとつの声で磨きあげてきたのが、現在の「KEZLEX」なのです。
実際に、手術の現場に立ち会わせて頂いたことも何回かありました。お医者さまと一緒に、何時間も立ちっぱなしになりながら、ただ現場を肌で感じることの意味はとても大きかったですね。医療の世界は知識を勉強するだけでは吸収できないことばかりですから。
試作をつくる、声をもらう、そして改良し試作をつくる。その繰り返しの20年。今では、数え切れないタイプの医療模型を揃えています。それは、すべて医療が求めている現場の声そのものだと思います。

ほんとうの喜びは、リレーできる

もうひとつ、現場の声から生まれた製品があります。それが、赤ちゃんの頭のゆがみを矯正するヘルメット「アイメット」です。東京女子医科大学の小児脳神経外科医・藍原康夫先生と共同開発しました。米国から輸入されているヘルメットではなく、湿度の高い日本の環境や日本人赤ちゃんの体格にフィットしたヘルメットを届けたい。その思いで試行錯誤を続け、ようやく今の「アイメット」が出来上がりました。仕事の原点は、人に喜んでもらうことだと思います。それは、相手が笑ったり泣いたり五感で感じるもので、こちらが決めつけるものではありません。いちばん大切にしたいのは、一人でも多くの人に感動を届けることです。私はお客さまの喜びを目にするたびに、さらに良いものを提供したい、そのために全力を尽くしたいと強く思います。そういった気持ちを持ち続けていれば、その結果はいずれ自分、もしくは次の世代に返ってくるのではないでしょうか。ほんとうの喜びは、リレーできる。その信念は、ジャパン・メディカル・カンパニーも受け継いでいると思います。ものづくりに情熱を持った仲間たちが力を合わせて、これから新たなステージに進むはずです。そんな姿を見せてほしいですし、どこまでも見守っていきたいですね。




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