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代表インタビュー①|さいたま市で10年——家庭円満をプロデュースする学習塾へ

埼玉県さいたま市で塾を経営して、10年。

県内でも多数の塾が存在する浦和・南浦和で長年に渡って続けてこれた秘訣を、中山塾長に伺いました。

ーーまずは、駿英ゼミナール(㈱中山ゼミ運営)創業までの経験などについて、あらためてお話しいただけますか?

学生時代に、不登校児をフォローするサークルの手伝いをやっていたことがありまして、学校に戻りたい気持ちがあるのに戻れない子どもたちに多く出会ったんですよね。

彼らに必要なのは一回でも学校に行ってみること、門まででも行ってみることなのですが、朝だけでも起きてみること、そしてそれを後押しする大人の存在が必要であるととても実感しました。ただ、中々それが出来ない親子関係の家庭も多く見たんですよね。

ここの課題、家庭の親子関係にアプローチする役割を担うことこそが教育の根本解決になるという確信を持ったのがきっかけで、駿英ゼミナールを創業しました。



ーーなるほど、その学生の時の経験が、駿英ゼミナール創業につながっているんですね。そうすると、一般的な勉強だけを教える塾というよりも、「家庭の親子関係」にもつながる教育をされているんですか?

はい、駿英ゼミナールのミッションは「家庭円満をプロデュースすること。子どもの自立に向けて親離れ子離れ。子どもの自己評価を高めてゆくこと」です。

子どもが外で頑張れる、目標をもって頑張れる、その土台になるのは「安心できる基地がある」ことと考えています。無条件で認めてもらえる場所があるから外でチャレンジが出来ます。 

子どもの自己評価の一番の土台は「自分を分かってくれている大人がいる、見守られている」という安心感です。これをご家庭と作ることが家庭円満プロデュースです。



ーー「自分を分かっている大人がいる」というのは、子どもが成長する上では大切ですよね。それが家族だけでなく、第三者の大人がいるのはとても安心できると思います。

そうですね。ただ、その上に、「何かをやり遂げた、ここは頑張った」と困難を乗り越えた経験を積み重ねてゆくことで子どもは本当の自信を作っていけます。

しかし、それを阻害するものが家庭内にあったりします。問題を先回りしてしまったり、ストレスから守ろうとする大人の存在です。だから子離れ、これも大事になります。


ーーなるほど。最近は「反抗期」のない子どもも多くなったと聞きますが、子離れも大切ですよね。自分で意思決定して、自分自身の夢を追っていけるのは今求められていると感じます。

はい、子どもの自立とは失敗しても許される最終的な安心基地の存在と、困難やストレスと向き合うチャンスの両方があることによってつくられます。

子どもの自立こそが子どもの自己評価を高め、そして子供たちの豊かな人生の基盤になると駿英では考えています。


ーーありがとうございます。「家庭円満をプロデュース」「子離れ・親離れ」「子どもの自己評価向上」この3つを主軸に、地域密着型の塾を運営されているんですね。

はい、おっしゃるとおりです。その3つに基づいて我々は家庭には「安心」を、そして子どもには「周りの大人が自分のことをよく知ってくれている」塾であるということを提供しています。

その3つの具体に何をやっているかは、ぜひ駿英ゼミナールのホームページを見ていただければと思いますが、それら3つを真の教育者として実現したいと思い、駿英に集まっていてくださる方は多いですね。

ありがとうございます。
次回は駿英で働かれている方のエピソードを交えて、インタビューしていきます。

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