こんにちは、ダイナミックプラス株式会社(以下DP社)の武藤です!突然ですが、DP社のmissonは「価値と価格を科学し、価格の未来を作る」です。このmission到達の為に、我々DP社の社員は「価格のプロ」として、常に幅広い業界の「価格」というものに目を光らせています。
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最新の「価格」に関する情報を日々チェックしていく中で、興味深いものであったり驚かされたりする(はずです!笑)価格のニュースが世の中には沢山あると気づかされます…
そこで、折角であれば皆様にも最新の「価格」に関する情報を共有したい!と思いまして、DP社ホームページのみに掲載していた「最新プライシングニュース」をWantedlyでも毎週更新しております。
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気になる記事だけでも目を通していただけると幸いです。
では早速最新プライシングニュースをお届けします!
1. レアルベティスがヘアドネーションと引き換えにファンへチケットを提供
スペインのリーガクラブ、レアルベティスは、世界対がんデーを記念してファンに「たてがみ」を寄付するよう呼びかけています。その見返りとして、同じ日にビジャレアル戦での2枚の無料チケットを配ります。
クラブは、35cmより長い髪のファンを招待し、癌治療を受けている女性のためのかつらを作るための寄付を呼びかけています。2月6日(日)の試合に向けて、セビリアにあるクラブホームスタジアム、ベニートビジャマリンスタジアムに、髪の毛を寄付してくれるファンを歓迎する専用エリアが設定されました。このエアドネーション活動に参加するファンは、このエリアで試合を観戦できる無料チケットを2枚受け取ります。
また、今回の活動の中には、癌との闘いのためのさらなる募金活動として、ビジャレアルとの試合で販売されたチケット1枚ごとに、癌治療前、治療中、治療後に直面するニーズを支援する組織であるピンクブレスレット協会にレアルベティスが1ユーロの追加寄付を行うことが含まれています。
なお、カットしてウィッグ作りに寄付するには、髪の毛が乾いていて少なくとも35cmであることが条件です。ファンはクラブに連絡して自身の写真を送信し、クラブに寄付について連絡する必要があります。
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2. 「うまい棒」42年の歴史で初の値上げ、4月1日から
やおきん(東京都墨田区)は1月27日、スナック菓子「うまい棒」の価格改定について発表しました。
4月1日出荷分から、従来価格10円(税別希望小売価格)の「うまい棒」全商品について各2円値上げし、新価格12円とするようです。
「うまい棒」は、中心に穴のあいた棒状のスナック菓子です。初めての「うまい棒」は、1979年に「サラミ味」「ソース味」「カレー味」の3種類で誕生し、現在は発売当初からの定番フレーバー「サラミ味」に加え、「チーズ味」「とんかつソース味」「コーンポタージュ味」「テリヤキバーガー味」などの多彩なフレーバーが展開されています。
やおきんでは、子どものお小遣いでも選ぶ楽しさを感じてもらえるよう、発売以来約42年にわたり1本10円という価格にこだわり、生産・物流・管理コスト等あらゆる点で、コストダウンの努力を続け、販売価格への転化を抑えてきたといいます。
しかし、昨今の主原料のコーンや植物油をはじめとした原材料全般の価格上昇に加え、包装資材・物流費・人件費等も大幅に上昇している状況があり、「自社内で許容できる範囲をはるかに超えてきている」ことから、今後も商品の継続・安定供給を図るために価格改定を決断しました。
「うまい棒」の値上げは公式発表に先駆け、流通業者向けの告知文書などに基づき、一部メディアで報道されていました。これを受け、やおきんは1月27日、Twitterの公式アカウントで公式発表を行っています。
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3. アジアで食料価格が高騰 シンガポールの低所得層を直撃
シンガポールの名物料理として知られるチキンライスは、屋台が集まるホーカーセンターで最も手頃な価格で食べられる料理の一つです。しかしコロナ禍で食料価格が高騰し、その値段が上昇しています。
チキンライス店舗を6つ持つダニエル・タン氏は、ずっと350円ほどで小サイズを提供してきましたが、2020年初頭から現在までに鶏肉は50%値上がりし、野菜の値段は2倍以上になったと語ります。
「当初は、半年か長くて1年くらいのパンデミックだと思っていたので、コスト増分を自分のところで吸収してきたが、電気代の高騰により、一つの店舗で10万円を超える請求書を受け取った時、料理の値上げは避けられないと感じた。そうでなければスタッフへの支払いが滞ってしまう。もしくは店舗を閉めなくてはいけなくなってしまうと判断した。」
また、コロナ禍で外国人の入国が規制され人材は不足したことも影響し、従業員の給料は引き上げられ、人件費もかさんでいます。
シンガポールフードバンクの設立者であり、現在流通業も行っているニコル・ング氏は、今回のインフレは今までと違うと懸念しています。
「以前は、一年のどこかで、もしくは数年に一度、値段が上がることがあったが、今回のインフレは持続しそうで不安だ。いつ終わるのか誰にも予想できない。」
インフレ率が数十年ぶりの高水準に跳ね上がっている北米やヨーロッパと比較すると、アジアの物価上昇は穏やかですが、今年も食料価格が下がる気配はなく、多くの食品メーカーが値上げを予定しています。
現場を知る人々にとっては、たとえ穏やかなインフレでもその影響は大きく、今の状態がいつまで続くのだろうか、と不安を募らせる日々が続いている状況となっています。
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本日は以上3本の記事を紹介させていただきました。今後もこちらでプライシングやチケッティングに関するニュースを更新していきますので、是非ご覧ください!また、過去のプライシングニュースも気になった方は、以下の「最新プライシングニュースvol59」からどうぞ!
≪今週のpricingnews≫#59
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