こんにちは！オートリサイクルナカシマ福岡 広報担当です。

先日、私たちの会社では外部講師を招いて「チーム力向上研修会」を開催しました。

日常業務を少し離れ、部署の垣根も飛び越えてディスカッションを行うことでメンバーそれぞれに新たな気づきを得られる機会となりました。

研修の目的：なぜ今、チーム力向上が必要なのか？

オートリサイクルナカシマでは、社員のスキルアップや成長を目的とした社内外の研修への参加を積極的に推奨しています。

しかし、「社員全員で共通認識を持つ」「足並みをそろえる」といった、全社的なチームワーク向上を目的とした研修の機会は少ないのが現状でした。

今回の研修では、以下の3つを主な目的として実施しました。

1）自分自身を知ること
自分の強みや弱み、価値観を理解し、「働くこと」の本質に向き合う。

2）メンバーとの交流を深めること
普段あまり接点のない他部署のメンバーとコミュニケーションを図る。

3）チームワークの向上
共通認識を持ち、協力し合える社内文化をさらに強化する。

当日は、以下のテーマに沿って研修が進行しました。

・ オートリサイクルナカシマの理念と「あたりまえ」を考える
・ コミュニケーションの目的、感謝の重要性
・ 個人理念づくりワーク
・ 仕事の報酬について考えるワーク
・ 4つのタイプ別コミュニケーションスタイルの学習

個人で自分と向き合うワークと、メンバー同士で意見を交換するグループワークを組み合わせ、内容の濃い時間となりました。

ナカシマの「あたりまえ」：共通認識の力

研修冒頭では、社員全員が共通して大事にしている価値観、「ナカシマのあたりまえ」を振り返りました。
例えば、こんな内容が挙がっていました。

・ 自分から挨拶　「さん」付けを徹底する
・ 整理整頓　汚れる前に掃除する
・ 正しく報連相　認識のズレを減らす
・ 思いやりを持ちありがとうを伝える
・ 人の悪口を言わない　自らの行いを正す
・ 消耗品は早めに発注　借りたものは返す
・ 時間意識を持ち5分前行動を行う
・ ネジの一本まで大事にリサイクルする

「え？そんなこと？」と思われるような些細なことかもしれません。

しかし、これらを全員が「当たり前」として実践するのは意外と難しいことです。

異なる価値観を持つ社員が集まる中で、このような共通認識があることは、ナカシマの強みだと感じています。

自分と向き合い、仲間を知る

研修を通じて印象的だったのは、以下の問いかけです。

・ コミュニケーションの目的は？
・ 何のために働くのか？
・ 他をもって代えがたい存在になるには？
・ 感謝をするとはどういうことか？　
・ 個人理念づくりのワーク

これらのトピックをもとに、自分の日頃の行動を振り返りつつ、メンバーと意見交換を進めました。

特に、「個人理念づくり」のワークでは、過去の成功体験や失敗体験、自分が大切にしたい価値観を深掘りし、「自分らしさ」を見つけ出すことを目指しました。

参加者からは「自分に向き合う機会が新鮮で、価値ある時間だった」との声が挙がっていました。

研修を通じて見えた「ナカシマらしさ」

研修全体を通じて感じたのは、社員全員が「前のめり」に取り組んでいる姿勢でした。

外部講師の方からも「これほど積極的にワークに取り組む会社は珍しい」とのお褒めの言葉をいただき、改めてナカシマの雰囲気や文化を誇らしく思いました。

一方で、「上下関係」や「メリハリ」がやや薄い社風であることも見えてきました。
しかし、それこそが「公平で前向き」な組織をつくるナカシマらしい長所でもあります。

もちろん、必要な場面では役割や責任を明確にし、適切なリーダーシップを発揮することで、より一層働きやすい環境を目指すべきだと考えています。

研修の終盤では、参加者それぞれが「自分のタイプ分析」に取り組み、4つのタイプに分類される診断を行いました。

自分や相手の特性を知ることで、コミュニケーションの取り方を工夫し、メリハリのあるやり取りを生み出すきっかけになればと思います。

これからのオートリサイクルナカシマへ

今回の研修を通じて得たそれぞれの気づきを、日々の業務にどう活かしていくかが次の課題です。

一人ひとりが自分自身と向き合い、仲間と信頼を深めながら、さらにチーム力を向上させていく。
その積み重ねが、より良い会社づくりにつながると信じています。

オートリサイクルナカシマでは、一人ひとりが成長し、チームとしても力を発揮できる職場づくりを大切にしています。

興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください！