心が動く体験を一緒につくりませんか!|技術系スタートアップの挑戦
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まえがき
まずは目を閉じて耳を澄ませてみてください。
*イヤホンでお聞きください
弊社の技術Re:Sense™でとらえた、ある空間のひとときです。(画像はイメージ)
弊社初めてのストーリーとなります。
今回は就職・転職、インターンシップ等を考えている技術者の方に対して、
私が仕事をする上で大事にしている価値観について共有しようと思います。
一部でも共感が得られ、ご興味を持っていただけましたら、
まずはお話や弊社技術デモをご体験いただきたいです。
そして是非一緒に新しいチャレンジをしてみませんか?
私について
はじめまして。クレプシードラで研究を担当している前野悠と申します。
私は新卒で大手電機メーカーに就職し、研究開発エンジニアとしてキャリアをスタートしました。
研究者としてのキャリアは、大学生のときに音声の研究に取り組んだのが最初の一歩でした。
小さい頃からゲームが大好きで、当時としては最先端だったであろう高精細な3Dゲームを目にしたとき、
感情が大きく揺さぶられるほど感動した経験を今でも覚えています。
この経験からかそれ以降ゲームに限らず、デジタルコンテンツ・マルチメディアコンテンツに興味が湧き、
音声や音響の研究へと進んでいくことになりました。
ありがたいことに研究環境には恵まれ、海外大学への留学や、社会人で博士号の取得など、
様々な新しい経験を積みながら現在はスタートアップで研究をリードする役割を担っています。
クレプシードラについて
Creativity for all. Create a culture.
クレプシードラは2020年に設立された空間音響技術に強みがあるスタートアップ企業です。
独自の空間音響収録・再生技術およびAI等を用いた新規技術により、
これまでにない音響体験の創出にチャレンジしています。
技術の力で新しいエンターテインメント文化を創造し、社会への浸透を追求しています。
大事にする価値観
創業して間もない会社ですが、今後は一緒に切磋琢磨する仲間を増やしていき、
世の中に新しい価値を生み出していきます。
そのためにはこれから、新しい価値を生みやすい環境、働きやすい環境をつくるための
行動指針を示し、社内文化の醸成に繋げていく必要があると考えています。
その際に私が大事にしたい価値観について書きたいと思います。
1. ユーザー視点
実は、冒頭のデモコンテンツは私がプライベートの旅行先で録音したものです。
思い出を見返すときに空気感まで繊細に捉えた音を聞くと、そのときの気持ちまで蘇ってきて
心が動く体験ができるので思い出の保存としてよくやっています。
また自分たちの技術・サービスをいちユーザーとして使うことで、楽しみ方の発想も湧いてきます。
反対に難しさや課題感も身を持って体験することができます。
嬉しいことに弊社の技術デモをご体験いただいたほとんどの方には驚いていただき、
全く新しい体験を生むポテンシャルを感じていただけています。
だからといって技術を丸投げするのではなく、ユーザー視点を忘れずに技術や企画のサポートを行い
新しい体験を一緒に創り上げていくことを大事にしています。
2. オープンな組織
オープンな組織やフラットな組織というフレーズはよく耳にしますが、
私は特に情報に関してオープンな体制をつくりたいと考えています。
現代はあらゆる情報で溢れていて、その勢いは今後も加速することは疑いがありません。
私たちは溢れかえる情報を日々スクリーニングし、自分にとって有益なものをインプットすることを
自然と行っているはずです。
これを会社でもみんなで実践したいと思っています。
理想は個人情報や法的に問題がある一部の情報を除いてすべてが社内でオープンである状態です。
自分の領域内に留まらず多方面にアンテナを張り、それらの情報をもとにこれまでにない挑戦、
これまでにないコラボレーションなど、新たな行動、ひいてはイノベーションに繋がることを期待します。
すべての情報がオープンな状態であったとしても、効率的に情報を整理して活用するためには
情報の受け手側が工夫してインプットする必要があります。
また情報の出し手側も、いかに効率的に伝えたい情報が伝えられるかを意識した発信を行う必要があります。
これらのプラクティスや、情報蓄積のための仕組みづくりも大事にしていきたいです。
3. 挑戦の歓迎、挑戦しやすい環境づくり
世の中に新しい価値を創造しようとするスタートアップにおいて、挑戦はつきものです。
極論モチベーション高く新しいことに挑戦することよりも大事な業務はないと思っています。
まずはその挑戦を歓迎して、適切なサポートをしていくことを大事にします。
昨今、心理的安全性がよく議論されていますが、働きやすさやイノベーションを生む風土にも
影響する大事な考え方だと思っています。
私はひと握りの非凡な才能の持ち主がイノベーションを起こすことを期待するのではなく、
普通の人がイノベーションを起こしやすい仕組みや習慣を定着させていくことが重要だと考えています。
4. 何ができるかよりこれから何を学ぶか
現状の弊社のコア技術は空間音響技術です。
ただし今後はこの技術に留まらず、弊社のビジョンを達成するために様々な領域で研究開発を計画しています。
既存の強みをさらに補強して確かなものにすることも大事な活動ではありますが、
その領域がいわゆるコンフォートゾーンとならないようにする必要もあると思っています。
新しい挑戦を忘れてしまうと守りの姿勢となり、世の中の流れに遅れを取ってしまうことに繋がりかねません。
ですから現時点で空間音響技術の経験がなくても安心してください。
日々勉強することを厭わず、新しい領域にも踏み出していける仲間を私たちは募集しています。
さいごに
私たちはまさに今、技術の力で新しい価値創りに挑戦しています。
共に成長し、新しい世界を見てみませんか?
インターンシップや副業など、形態は幅広く検討いたします。