ご覧いただきありがとうございます。オールブルー採用担当です🐋
2026年8月28日、オールブルーで夏祭りをやりました。社内では「会社縁日」と呼んでいます。
屋台のごはんがあって、射的があって、最後は花火をしました。ここまではよくある社内イベントの話です。
ひとつだけ変わっていたのは、その日の会社のKPIを「笑った人数」に置き換えたことでした。
KPIを、1日だけ入れ替えました
KPIというのは、会社が「これを追いかけます」と決めた数字のことです。売上だったり、契約数だったり、稼働率だったり。会社によって中身は違いますが、だいたい業績に関わる数字が入ります。
その日は、それを笑った人数にしました。
やり方はこうです。
- 受付で、ひとり5枚のシールを配ります
- 笑ったら、入口に置いたボードに自分でシールを貼ります
- 同じ人が何回笑っても、そのぶん貼っていいことにしました
これだけです。特別なシステムはありません。ボードは手作りで、シールは5色入りの工作用シールを1パック買いました。
(実物KPIボードにも笑顔がにっこり🎵)
目標の決め方は、ちゃんと決めました
遊びではあるのですが、目標の立て方だけは真面目にやりました。
最初の案は「25枚を目標にする」でした。ただ、これだと参加者が増えるほど1人あたりの負担が軽くなって、達成して当たり前の数字になります。
そこで、当日の参加人数から計算する形に変えました。
- シールを配った人数(16人)× 1人5枚 = 80枚
- その85%を目標にする = 68枚
運営メンバーはシールを持っていないので、配った人数からは外しています。
この変更で、目標は当初案の2倍以上に上がりました。本気で追わないと届かない数字になった、ということです。
結果は、70枚でした
目標68枚に対して、実績70枚。達成率102.9%です。
2枚だけ超えました。
そして、この2枚には続きがあります。イベントの後の振り返りで、参加したメンバーからこういう声が出ました。
楽しすぎて、KPIボードにシールを貼るのを忘れました。
つまり70枚は、取りこぼしを含んだ数字です。実際に起きた笑いは、これより多かったということになります。
貼り忘れが出てなお2枚超えた、というのが正確な結果でした。
この日いちばん笑ったこと
後日、参加者にアンケートを取りました。回答してくれたのは10人です。
「いちばん笑ったこと」という質問に、10人全員が具体的な場面を書いてくれました。
- 射的が人生で初めてなのに、上手すぎた人がいたこと
- ロシアンたこ焼き
- 普段話さない人と、変なポーズで写真を撮ったこと
- ミッションカードを、みんなでクリアしたとき
- 話したことがない人と話せたこと
- みなさまの笑顔に癒されました
出どころが、特定の出し物に偏っていません。花火、射的、たこ焼き、写真、会話。どれか1つが当たったのではなく、いろいろなところで別々に笑いが起きていたことになります。
総合満足度は5点満点で4.8。回答した10人全員が4点以上をつけていました!
10人中7人が、同じことを書いていました
もうひとつ、アンケートで揃った回答があります。
「普段話さない人と話せた」。これを10人中7人が書いていました。
- 普段話をする機会がない人と話せたこと
- いつも話さない人ともしゃべれるような工夫があって素敵だった
- 新しく入社された方と話せて良かったです
- 会話のきっかけがあって話しやすかった
- 気さくに話しかけてくれる方が多かった
実は、この企画には裏テーマがありました。「プロジェクトを越えた縁」です。
オールブルーのメンバーはお客様先での常駐や案件単位の動きが多いので、放っておくと同じ案件の人としか話さなくなります。それをどうにかしたい、というのが企画側の狙いでした。
そのために、縁ミッションカードというものを配りました。「まだ話したことがない人と写真を撮る」のような小さなお題が書いてあるカードです。会話のきっかけを、こちらから配ってしまう作戦でした。
(Mission:初対面だと思って名刺交換をしてみよう🎵)
普段仲がいい人を飛び越えて交流している、という場面が実際に起きていました。今後、案件が一緒になったときに効いてくると思っています。
射的の景品に、概念を混ぜました
射的の景品は、お菓子や小物が中心でした。ここに何枚か、モノではないものを混ぜておきました。
社内では「概念券」と呼んでいます。
- 役員に褒めてもらえる券
- 役員と1on1ができる券
- 代表にコードネームを考えてもらえる券
結果として、この概念券がいちばん狙われました。「射的で絶対に役員券が欲しい」と言いながら真剣に狙っている人がいて、実際に当てて持ち帰っています。
コードネームを考えてもらえる券を選んだ人は、理由を「面白そうだったから」と書いていました。
会社の紹介文を1000字書くより、この3行のほうが社風は伝わる気がしています。
誰も指示していないのに、片付けが始まりました
イベントの終盤、片付けの当番は決めていませんでした。「花火に行かない人でやる」としか決めていません。
そうしたら、参加者が自分から片付けに入りました。
最後まで残っていた人数は、参加者19人全員です。途中で帰った人はいませんでした。花火の延長戦にも8人が残りました。
参加は募集制で、強制ではありません。それでも対象22人のうち18人が来て、加えて入社前の内定者が1人、自分から参加しています。
社員4人で企画しました
ここまで書いてきた企画は、管理部門が用意したものではありません。
社員4人が企画しました。予算は5万円、準備にかけた時間は全部で28時間ほどです。定例の打ち合わせは30分を5回だけでした。
全員、通常の案件と並行しています。だから最初に決めた条件も「工数をかけないこと」でした。
オールブルーは2023年設立の会社で、まだ小さいです。だからこそ、社内の企画を「上から降りてくるもの」にしたくない、という気持ちがありました。今回は、社員が企画して、社員が発信する形が成立するかどうかを試した最初の1回でもあります。
やってみた結論としては、成立しました。本業の片手間でも、会社の夏祭りは作れます。
オールブルーという会社について
この記事で初めて見てくださった方向けに、少しだけ。
オールブルーは2023年設立、Power Platform・Microsoft Copilot・生成AIを使って、企業のDXを支援している会社です。社員の平均年齢は28歳。約7割がIT業界以外からの転職者で、入社後は1ヶ月の研修があり、その後もいきなり1人で現場に放り込むことはしません。定着率は94.1%です。
会社のKPIを1日だけ笑った人数に書き換えて、それを社員が勝手に企画してしまうくらいの距離感の会社です。
こういう会社の雰囲気が少しでも気になった方は、「話を聞きに行きたい」から気軽にご連絡ください。選考の前に、まず話すところからで大丈夫です。