ストーリーライティングのノウハウを体系化
私は今まで、200人以上の経営者の方にインタビューして記事を書いたり、本を執筆したり、自分のプライベートブログも含めると、これまでに書いた記事の総数は、3000本を超えます。
めっちゃ書いてるなぁ〜(笑)
書くことをライフワークのように続けてきたことを受けて、2021年に株式会社ストーリーテラーズを立ち上げましたが、
2022年は「ライティング手法の体系化」のために奮闘した1年でした。
私が「感覚的に書いていた」ところから、チームメンバーも同じように書けるようになるために、
どのようなことを大切にして、どのような方法で文章を完成させているかを、メンバーと共に紐解き、形にしていく1年間。
そしてようやく「ストーリーライティングの型」ができあがりました。
実際に私もそのやり方で書いてみると、確かに、綺麗なまとまり感のある文章を書くことができました。
…でも、何かが違う。
お客様の反応も、悪くは無いけれども、かといってすごく良いわけではない。
むしろ、以前、何も考えずに感覚的に書いていた時の方が、明らかにお客様の反応は良かったし、感激もしてくださっていた。
「なぜだ…綺麗にしっかりとまとまりを持った文章として書いているのに、なぜ、喜んでいただけないんだ…」
自分の中で悶々とする日々が続きました。
形に拘りすぎるな。
そして、あーでもない、こーでもないと、やり方を変え、改善を繰り返していくうちに、あることに気づきました。
それは「私が、形に拘りすぎていた」
ということ。
型や形式に拘るあまり、小手先のやり方に走り、文章に魂がこもっていなかった。だから、お客様や読み手の心に響くストーリーになっていなかった。
そのことに気づいた私は、もう一度、初心に返って、「目の前のお客様が誰に何を伝えたいのか」「私の書くという価値で、どうすれば最大限お客様のお役に立てるのか」
一生懸命考えて、思うままに書いてみることにしました。
そうすると、お客様の反応が、明らかに変わり始めました。(実際に頂いた感想↓)
ライティングで必要なこと
ストーリーライティングに必要な要素は、たくさんあります。
日本語の文章としての美しさ、読みやすさ、わかりやすさ、もちろん構成も…数え切れないほどあると思います。
でも、いちばん大切なのは「相手の伝えたいことが、どうすれば最大限に伝えられるのか」を一生懸命考えるという気持ちの部分。
気持ちがこもるからこそ、文章に魂が宿り、読み手の心に響く、伝わる文章になっていく。ライティングに限らず、すべての仕事において大切なことですよね。
去年1年は、産みの苦しみをたくさん味わいましたが、大切なことを勉強できた価値ある1年でした。
まだまだ「自社や事業の価値魅力が伝わっていない」という悩みを持つお客様が世の中にはたくさんおられる。
眠れる価値に光をあてる使命を常に胸に刻みながら、今年もストーリーテラーズはガンガン走り抜けます!