ストーリーテラーズのストーリーライターについて
ストーリーテラーズ は、伝えたいことを、伝えたい人に文章で響かせる会社。
つまり簡単に言うと、「文章を書く会社」です。
文章を書く会社ですから「在籍するライターは、もともとプロのライターさんなんでしょ?」と思われることが多いですが、実は違います。
現在、社内でライティングを担当している2人のメンバーは、最初はライティングに関しては初心者でした。
*メンバーの山本
*メンバーの大竹
でも今は、Wantedlyの運用代行に関する募集記事やストーリー制作などを、ストーリーライティングのプロとして立派にやり遂げられるまでに成長しました。
なぜライティング初心者が、ここまで書けるようになったのか…?
今日はそのあたりについて、書いてみたいと思います。
ストーリーテラーズの仕事
当社は、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用代行、noteの運用代行、お客様の会社の商品・サービスを伝えるストーリー、社長の思いを社内外に伝えるストーリー制作などを行っています。
どのストーリー制作においても「対象者にインタビューし、その内容を文章にする」まで、基本的には1人のストーリーライターが責任を持って担当します。
ですから当社のストーリーライターには、
①インタビューで話を引き出すための傾聴力・人間関係構築力
②ストーリーを作るための情報整理・構成力
③文章執筆スキル
が求められます。
こうやって整理すると…なかなか高度なスキルですよね。
でも実際には、ストーリーを書き始める練習を行い、半年ほど経てばしっかり書けるようになります。
それはなぜか。
理由は、メンバーが全員「営業経験を持っている」というベースがあることが大きいです。
営業経験と、ストーリーライティング力
…え?全然ライティング関係ないやん!?
と、思いますよね。
でも実はこの、「営業経験」こそが、ストーリーライティングを土台から支える大切な要素となります。
これまでに営業を経験したことがある方はご存知だと思うのですが、営業には、
・初めてお会いしたお客様と信頼関係を築ける人間構築力
・お客様の課題や目標といった本音を引き出せる傾聴力
・聞いた課題を整理し、解決策できる提案力
・提案を伝えるプレゼン力
といったスキルが求められます。
お客様が悩んでいることはなにか、課題は何か、達成したい目標は何か…
自社のどのサービスや商品で、それらを解決・実現できるのか…。
しっかり考えて、お客様に納得して頂ける論理を作り、わかりやすくお伝えし、受注に繋げる。
そう、実はこれ、先に上げた、ストーリーライティングのために必要な要素に、ぴったりとあてはまるのです。(これです↓)
①インタビューで話を引き出すための傾聴力・人間関係構築力
②ストーリーを作るための情報整理・構成力
③文章執筆スキル
営業経験者は、①・②を既にお持ちであることが多いので、あとは、③文章執筆スキルを磨けば、ストーリーライターになることができるのです。
ストーリーライターに必要なこと
ストーリーライティングには、文章を書く前の段階がとても重要。
「お客様の本音を引き出し、それを読み手に響く構成にする」土台があって初めて、言語化、文章化ができるわけなので、ある程度営業経験がある方であれば、ストーリーライティングスキルの習得にそこまで時間は要しません。
(もちろん、書くことは奥が深く、自分のスキルの改善改良に終わりはありませんが)
ストーリーテラーズは、ストーリーライター育成の体制を作っていますが、そもそも営業経験の素地がある人達がメンバーとして加わっていることで、よりストーリーライターが育ちやすい環境になっている、というところが、大きなポイントだと思っています。
「そうは言っても、プロのライターさんの方が、育てる手間がかからないから良いのでは?」と思う方もおられるかもしれませんが、私達はあえてそのやり方は取っていません。
そのあたりはまた、別のストーリーでお伝えできればと思います。