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【社長インタビュー】エンジニア視点で考える「良好な就業環境づくり」について

みなさま、こんにちは。ライトウェア採用担当者です。

今回は、弊社の企業としての魅力を皆様にお伝えするために、代表取締役の平野にインタビューを実施しました。会社設立に至った背景や、「エンジニアの視点で考える良好な就業環境づくり」について、皆様に代表の思いが伝われば幸いです。

■ライトウェアを設立した経緯はどの様なものですか?

㈱ライトウェアの創業当時は、今から約30年前の1990年代の頭でした。

当時のコンピューター業界おいて、システム開発に使用するデバイスに大規模な変化が起こりました。つまり、システム開発には、いわゆる汎用機ではなく、PCやワークステーションを使用するようなっていきました。

これを受けて、私はPCやワークステーションなどに新鮮な魅力を感じていくようになりました。そして「新しい世界に飛び込んで、新しいものを生み出したい」という考えを強く持つようになりました。

この考えに賛同してくれた6人のメンバー達とともに㈱ライトウェアを創業したというのが設立の経緯になります。

■創立当初の状況について教えて頂けますか?

㈱ライトウェアを創立時に1番初めに開発したPC専用ソフトは、いわゆる「ビジュアルソフト」でした。

このビジュアルソフトは、大手IT企業の製品に搭載するために開発したソフトになります。

その特徴は、PC画面上に画像を表示したり、マイクで音を再生・録音できる技術を開発できたことでした。これらの技術は、今でこそ当たり前の技術になりましたが、当時は最先端の技術でした。ですので、このビジュアルソフトの開発時には、社員一同、非常に気分が高揚したのが良い思い出です。

この時、ちょうど時代もバブル絶頂期でした。そのため、1つのシステムにかけられる予算が多かったです。ですので、弊社も新しい技術の開発を次々と行っていくことができました。新規のシステム開発が増えることにより、売上もますます増加していきました。

しかしながら、その矢先にバブル崩壊が起こりました。バブル崩壊により弊社の仕事が大幅に減少して、従業員も激減していきました。

ある日、私はこの様な不況時においても、企業からの発注が途切れない案件があるという事実に気がつくことができました。今振り返ると、この「気づき」が弊社の存続の命綱になったと考えております。

それでは、なぜ発注が途切れない案件が存在するのか?その理由を真剣に考えてみました。

その理由としては、発注が途切れないシステムには必ず「固定ユーザー」が存在するからだと改めて認識しました。

「固定ユーザーの要求を満たすことができるシステム開発」こそが、我々のミッションだという結論に至りました。この結論により弊社の事業が徐々に良い方向に転じていきました。


■IT業界において、30年前と現在では仕事のやり方に変化はありましたか?

IT業界において、30年前の仕事の進め方は「一括請負」が一般的でした。この「一括請負」とは「お客様から仕事を受注した後は、仕事を持ち帰り、システム開発の全ての工程を弊社の内部で行い、システム全体が完成した時点でお客様に納品をする」という仕事のやり方です。弊社もこの「一括請負」を行うことで利益を上げていました。

しかしながら、リーマンショックを境に、IT業界おける仕事のやり方は激変しました。お客様から全ての工程を受注した後、社内に持ち帰って開発をする「一括請負」の時代が終わり、お客様の企業内部に、派遣されたSEやプログラマーが常に駐在するという「SES事業」が主流となっていきました。

当初は、この時代の変化の流れを読めずに、「一括請負」ばかり受注してしまいました。しかしながら、仕事の数が激減して、かつ価格も安くなってしまった「一括請負」を中心に受注し続けていった結果、帳簿が赤字になったこともありました。

そこで弊社は考えを切り替えて、「SES事業」へと主流事業をシフトさせていきました。

また、良く考えてみると「一括請負」と「SES事業」、このどちらも業務の本質は変化をしていませんでした。つまり、SEやプログラマーの勤務場所が弊社から、お客様の企業内に移り変わっただけでした。業務の本質には何も変化は無かったのでした。

■30年もの間、長期にわたり事業を継続できたのは何であるとお考えですか?

弊社には30年間も事業継続を可能にした「3つの社是」があります。

1:『継続は力なり』

お客様とのお付き合いを長期に継続することにより、お客様からの信用を蓄積できると考えております。長いお客様ですと10年以上のお付き合いがあります。

長いお付き合いの結果、我々がお客様の要求している業務を、お客様以上に深く理解できるようになりました。また、お客様が発注してくださるお仕事のノウハウも同時に蓄積することができました。このように、お客様と長期にわたりお付き合いを継続することにより、弊社の強みをいくつも増やしていくことができたのです。

2:『日々新たなり』

毎日少しずつでも成長しようと心がけつつ、社員一同日々の業務に取り組んでいます。

これにより、弊社は昨日より今日、今日より明日と成長を遂げていき、気が付いた時には30年間も業務を続けることができました。

3:『損得よりも善悪』

お客様の信頼を得るために目先の損得よりも善悪で物事を判断するように、社員一同で意識をしています。

「損得よりも善悪」を心がけていると、弊社の財政が厳しくなった時でも、不思議と助け船があるのです。「損得よりも善悪」という考え方が、お客様からの信頼を勝ち取る秘訣の1つだと自負しております。


■「エンジニア視点で考える良好な就業環境づくり」とは、どの様なものですか?

弊社はエンジニアの気持ちを常に尊重したいと思っています。そのため、エンジニアがどうすれば楽しく働けるか、また、楽しみながら仕事を続けられるコツはどの様なものかを、常に考えております。

具体的には、エンジニアのモチベーションが継続できるよう「エンジニア視点で考える良好な就業環境づくり」実践しております。エンジニアのために広い作業スペースの確保を行ったり、良質な福利厚生で有名なITS健保を導入したり、希望者には社員旅行を実施するなどの取り組みが挙げられます。

その結果として、当社社には入社後すぐに離職する社員はおりません。また、20年以上の長期にわたって勤務している社員もおります。

これは、弊社の「エンジニア視点で考える良好な就業環境づくり」に対する社員一同の満足度が高いと結果だと自負しております。

■社員に対して安全・安心な環境づくりを行っている会社は珍しいのではないですか?

一般的に、SES事業と言うと、業務を行う環境がひどく、また過度な働き方をしているというマイナスイメージが強い業界です。しかしながら、弊社では1か月の平均残業時間を20時間以内に収めております。例えば、お客様先に常駐している場合でも、時間ごとの行程を細かく定めていることで無意味な残業を減らすことが可能になった結果です。

また、弊社ではクライアント様のプロジェクトには必ず当社の社員複数名で常駐するように指導しております。クライアント様の会社に最低でも2人以上常駐させることで、同じ会社の同僚が必ずいる状況を意識して作っております。それにより、お互いに孤立をせずに、また相談しやすいという「安心して働ける環境」を維持しております。

■最後に読者の方へ向けてメッセージをお願いします。

20歳を過ぎると、人生の中で仕事をしている時間の割合が1番大きくなります。したがって、人生の中の多くの割合を占める「仕事自体」を楽しまないと、毎日がつまらなくなっていきます。

だからこそ、仕事自体を楽しむことを忘れないで欲しいのです。そのために、日々の仕事において「自分なりの楽しさ」を見つけて業務に取り組んでほしいと思っています。

そうすることで、長期にわたり仕事を継続していくことができるのだと考えます。

また、どんな仕事でも継続していくうちに、必ず壁にぶつかることがあります。そんな時でも、仕事に自分なりの楽しみを持っていると、その壁にぶつかっても、壁を壊すことができます。また、同時にその困難を乗り越える達成感を味わうこともできます。

それこそが、人間として成長できることであり、また人生を豊かに過ごすための秘訣だと私は考えております。

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