育休を取得したパパインタビュー。男性の育児休業について① | 会社のこと
みなさん、こんにちわ😊人事のkwd(以下K)です!『男性の育児休業』について、みなさん一度は耳にしたことがあると思います。オーエスは、女性の育休取得率は100%、さらに育児休業からの復帰率も10...
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みなさん、こんにちわ😊人事のkwd(以下K)です!
前回の『育休を取得したパパインタビュー。男性の育児休業について①」に続き、ここ数年間で、実際に育児休業や新しく導入された「産後パパ育休」を取得された3名に集まってもらい、座談会形式でお送りしています!
男性の立場からの育児、仕事、育休に対してのお考えや想いについて色々伺っているので、是非最後までお付き合いください!
前回のストーリはこちら↓
K:前回までは、実際の取得期間や取得理由、実際に取得した際の不安などをお伺いしましたが、取得する前と後で、育児に対しての考え方って変わったりしましたか?あと、取得中はどんな風に過ごされていたかも聞きたいです!
Y.S(以下Y):僕は育児の大変さを実感しました・・かわいいけど大変ですよね。ちなみに育児に専念していたので、基本家にいましたね。
510(以下5):僕も基本的には外出をせず、規則正しい生活を送りながら、育児に携わっていました!育児をしながらまず初めに感じたのが、自分の親の有り難みでしたね〜。
あとは我が子は何をしても可愛い!親になったな~と感慨深い気持ちに浸っていましたね。
K:親の偉大さ、改めて感じますよね〜。あとは、夫婦間での育児に関しての姿勢を合わせておくのも大事ですよね。ちなみに、奥さまに「子育てを手伝う」っていうキーワードはNGみたいなので、みなさん気をつけてくださいね!いやいや、手伝うって何、あなたの子よ!って怒られちゃうんで(笑)
S.S(以下S):ですね(笑)でもそれ、リアルに感じましたね。育児は、夫婦二人でしっかり取り組むべきものだと思います。夫婦の絆も深まりますしね!
K:そうそう!夫婦で取り組む、その気持ちが大事!
ママ側からの視点ですが、生まれて間もないときに、パパがおうちにいてくれる安心感ってあると思うんですよ。
生まれたての命をママ一人でみるのって、すごく幸せだけど、心細かったりもするんですよね。出産で体もボロボロだし、授乳でまとまって寝れないし。赤ちゃんをお風呂に入れるのでさえ一苦労。ご飯も立って食べたり(思い出して泣きそう)
産後鬱があるくらい、ママは体と心がギリギリのところで育児してる状況なので、そこでパパが育休を取って育児に参加してくれるのは、体力的にも気持ち的にも助かると思います!(力説)
3人とも育児への考えは変わったとのことですが、仕事に対しての考えはどうですか?
Y:休んだ分頑張って働こうという気持ちになりました。
5:仕事に対して取り組む姿勢は大きく変わらないですが、一家の大黒柱として、もっともっと貪欲に頑張らないとなという気持ちになっています!
S:働ける環境があることが、いかに恵まれているかということに気付かされました!
K:みなさん、素敵な回答をありがとうございます(笑)会社や仕事から一定期間離れるからこそ、感じるリアルな気持ちですよね。
休みが長くなれば、当たり前ですが社会から離れる期間も長くなるので、私は育児としっかり向き合いつつも、 正直、社会から孤立というか疎外感を感じたときもありました。でも、働ける環境=戻れる場所があるってだけで気持ちが救われていたので、必要以上に引きずらなかったのかも。本当にありがたいですよね。
取得に対して、メリットとデメリットを上げるとしたらどうでしょう?奥さまに怒られちゃった以外でお願いします(笑)
Y:メリットと感じるところは、奥さんや子供との時間を作ることができ、かつ育児に対する大変さを理解することができたとこですかね。
かわいい部分だけじゃないところを知ることで、今後のライフプランを考えるきっかけにもなりました。
デメリットというと・・3週間という期間では特にないですが、しいていえば、お給料ではなく育児休業の手当になるので、少し減っちゃいますよね(汗)
5:僕の感じたメリットは、4つあります。Yさんとも重複しますが、
①新生児期に育児に携わることができる
②育児に対する知識や対応方法が身につく
③育児に対する考え方が変わる
④妻の負担軽減 ですね。
デメリットは、2つで、
①業務対応への不安
②お金の不安 かな?
S:僕はあえてデメリットだけ出すのですが、現場への引き継ぎ負担とキャリアアップの鈍化だと思います。
K:メリットは、みなさんの取得された理由があげられていますね。
デメリットは、共通して業務と手当のところ。Sさんは、今後のキャリアの部分にも触れられていますが、実際どんな制度や対応方法があれば解消されると思いますか?
Y:うーん、やっぱり給付金の支給率の向上ですかね。少しでも支給率が上がって、お給与が維持されることで、取得率も上がるんじゃないかなーと思います。
5:僕も給与面での保証があるといいなと思いました!
今回の育休では4週間でしたが、もし長期間で育休を取得するとなると、67%、50%の支給率だと、いくら計画してたとしても、お金のやりくりに困ることもあるんじゃ・・って不安も生まれます。50%となると、給与の半分になっちゃうわけですし。
K:確かに、給付金は出ますが全額ではないですもんね。支給率も期間に応じて下がりますし、計画していても不安はあるかも。
おうちにパパのいる安心感ってさっき話しましたけど、それが生活費の不安になってしまうのはもったいないですよね。育休取らずに働いて!ってなるかもしれないし、それが理由でなかなか取得に踏み込めない人はいるかもしれないですよね。Sさんはどう思いますか?
S:僕がデメリットとして挙げた、現場への引き継ぎ負担に関しては、変わりの人材の確保をするために、取得側が計画的に、早めに育休の希望を会社に出すことで解消できると思います。
キャリアアップの鈍化も、会社側が・・というより、休業中も自分自身の勉強を怠らないことかな。特に僕が従事している業務は、情報や手法がすごい速さで変わっていくので、休業中でも常に新しい情報だけはキャッチアップするなどが重要だと思います。でもそれをするすることで、復帰後も現場とのギャップを感じることなく戻れるかなと思いますし。
Y:休業中の人員確保に関して、どしても代わりを確保するのが難しい場合などは在宅で対応できるようにすることで解消もできますよね。産後パパ育休は諸条件はありますが就業日を設けてもいいですし、体制だけあれば可能になりますよね。
S:そうですね。就業できる選択肢があるのは、産後パパ育休のいいところですよね!
K:それぞれのご意見ありがとうございます!デメリットを解消したら、日本の取得率は向上すると思いますか?
Y:そうですね、あとは、育児に対する理解が全体的に変わることですかね。そこは時が経てば解決する気がします。
5:給与の保証があれば、もっと向上すると思います。
S:ですね。あとは、金銭面、キャリア面をしっかりと考えて人生設計してる方がまだまだ少ないと思うんです。育休制度自体はしっかり設けられているので、それを上手に利用していくための知識と計画の方に課題があるのかなと。例えば教育の場や会社などで、積極的にライフプランに関しての重要性を促していくのがいいんじゃないかなと思います。
K:制度としてはどこの会社にもあると思うので、状況や人次第で取得の偏りが生まれないように、希望する休業スタイルを取捨選択できるように、体制をもっと整えていかないとですね!
会社に対してはどのような印象を受けました?
Y:感謝!!!
5:会社だけでなく、育休を取りやすい環境を事業部のメンバーはじめ、みんなに作っていただけたので取得しやすかったです。とても理解のある良い会社だと感じました。
S:ですね!取得できますよ〜とだけ言われても、実際に取得への理解があるかどうかは雰囲気でわかりますしね。取得させてくれたこと、取得しやすい環境だったことから、会社への安心感や、今後への期待感も高く持てました!
K:そうですね。お子さまがいらっしゃる方が多いので、育休だけじゃなく急な子どもの体調不良に対しての理解やフォロー体制は、すごくある会社だなと私もすごく感じていますし、感謝しています!!
では最後に・・・今、育休取得を悩んでいる方に、育休取得パパの先輩として一言お願いします!
Y:職場に迷惑をかけない程度(多少かけても良い気もしますがw)最大限の日数を取ることを強くおすすめします!
5:絶対に取るべき!なぜなら、新生児期は一瞬!
S:子供が一番成長する時期に、見守ることができるのは、パパ側にとっても貴重な時間です!家族とのライフプランをしっかり定めた上で会社の協力のもと、制度を活用をおすすめします!
K:みなさん、今日はお忙しいところありがとうございました!三者三様のご意見と、ママ側とはまた違った考え方をお伺いできて、大変勉強になりました!
育休の取得だけではなく、それぞれが描く、ライフプラン、キャリアプランがありますよね。どんな未来でも実現できる環境、体制を築いていけたらなと思います!
何かを選択するときも、一つの選択肢しかないのか、複数の選択肢があるのかでは大きく違うと思うので、今回のみなさんのお声を参考に、選択ができる環境を今後も整えていきたいと思います!
今日はありがとうございました!