1
/
5

What we do

ソニー大崎BRIDGE TERMINAL
ソニー品川CREATIVE LOUNGE
■私たちはデジタルものづくり工房の運営に特化した会社です 当社は親和性の高い2社の事業を組み合わせ、2018年に事業を開始しました。3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタルものづくりの普及と啓蒙に取り組む「一般社団法人デジタルファブリケーション協会」そして、文化芸術普及を軸とした公共施設運営を得意とする「特定非営利活動法人コミュニティデザイン協議会」のそれぞれの事業の一部を組み合わせた、運営受託企業です。 デジタルファブリケーション機械と称されるデジタル工作機械が、近年広く一般に普及しはじめています。コンピューターで描いた図面通りに工作機械が動くため、比較的容易に、そして安全にものづくりをする事が可能になりました。機械の普及と共に、それらを常設した施設も各地に拡がっています。 地域や企業にひらかれた、デジタルものづくり工房です。 当社ではそうしたデジタルものづくり工房の施設管理や利用者の製作支援、イベント企画、機材類の日常保守業務に取り組んでいます。 ■当社のデジタルものづくり工房 ファブラボ神田錦町 https://digifab.or.jp/fablab/flkn ■企画・運営する関連拠点 ソニー品川クリエイティブラウンジ  ソニー大崎ブリッジターミナル ソニー厚木コミチカ ソニーみなとみらい社内共創工房 神奈川大学みなとみらいキャンパスラボ(ファブラボみなとみらい) 広島工業大学高等学校 Creative Learning Lab ■これまでの工房運営実績 デジタル加工工房LOFT&Fab 渋谷店(パートナー企業:株式会社ロフト) デジタル加工工房LOFT&Fab 梅田店(パートナー企業:株式会社ロフト) デジタル加工工房LOFT&Fab 銀座店(パートナー企業:株式会社ロフト) 湘南FabSpace(パートナー企業:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社) など

Why we do

■未だ世の中にないアイディアの具現化を支援しています 2010年頃よりメイカームーブメントとよばれる「ものづくり革命」がはじまりました。これまでのものづくりは大量生産消費型であり、企業でなくてはその商品や技術を世の中に発信することができませんでしたが、3Dプリンターを中心としたデジタル工作機械の登場により、アイディアをもつ誰もが具現化し、誰かに届けることができるようになったのです。いわば、製造業の民主化が起こっているのです。 それと同時期に多様なSNSが普及し、自身のアイディアを世界中に届ける事が容易になりました。世界にまだ無い商品のアイディアをオンラインのコミュニティで公開し、世界中の仲間に共有したり、共創することができるようになりました。この流れは「オープンソースハードウェア」や「オープンイノベーション」と呼ばれます。 さらにアイディアを支援する仕組みとして、「クラウドファンディング」も普及しています。量産をするためには(個人や小さな企業では困難な)多額の投資が必要になりますが、アイディアに共感をしてくれる人たちを生産前に募集し、皆に先行投資をしていただく仕組みです。 このように、アイディアをもつ誰もが、ものづくりに取り組むことが容易になっています。 ものづくりに取り組むことが容易になっている今求められているのは、そうしたアイディアを持つ人たちが「集う場所」と「伴走する人」です。私たちは、デジタルものづくり機材の適切な提案と使い方を指導ができる人材の育成、ものづくり工房の安心安全な運営基盤の構築、利用者間のコミュニケーション醸成や、ものづくりに不可欠な化学反応の誘発など、ものづくりの民主化を支援できる事業に取り組んでいます。

How we do

私たちのフィロソフィーは「ファブラボ」という世界的なものづくり工房のネットワーク活動によるものです。2000年頃にアメリカボストンのマサチューセッツ工科大学ではじまったこの活動は、今は世界中90カ国以上1,800箇所以上に拡がっています。デジタルものづくりの特徴を活かし、(ほぼ)何でもつくることの出来る工房として、そして創れる人が集う場所として、開発途上国から技術先進国まで地域の特性に寄り添いながら活用されています。 当社の本社にある地域工房「ファブラボ神田錦町」は、日本で3つめのファブラボとして開所いたしました。2012年に渋谷のシェアオフィスの機能拡張要素として、ファブラボを設置したのが始まりです。「日本にファブラボを持ってこよう」という活動に参加していた梅澤と数名の有志により、ファブラボ渋谷がつくられました。オープン直後から、地域のユーザーや世界中のファブラボ関係者が集い、日々さまざまなものづくりプロジェクトが展開しています。 ※シェアオフィスのクローズに伴い、2017年に神田錦町に移転をしています。 2013年頃より「ファブラボのような機能を自社に取り入れたい」という相談を承る機会が増え、工房の運営事業や企画事業に取り組むようになりました。