【社員インタビュー】「この人たちには敵わない」だからここで働きたい。大企業でマーケティングを経験した彼が入社を決めた理由 | Saitan株式会社
「圧倒的な実力を持ち、自分には敵わない」と感じる存在が近くにいる環境で働きたいと思う人もいるのではないでしょうか。今回インタビューした相川さんもその一人。大企業を経験したのち、スタートアップの門...
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SaitanのTikTokディレクターは、単に動画を制作するだけでなく、クライアントのビジネスゴール達成に向けたアカウント運用の全てを担う、総合的なプロデューサーの役割を果たします。急成長中の事業を最前線で推進し、大きな裁量とスピード感を持って働けるこのポジションは、クリエイターとしての次のステップを求める方にとって、最も刺激的な挑戦の場となるでしょう。今回は、テレビ業界出身という異色の経歴を持ちながら、入社からわずか数ヶ月で事業全体のフローを統括する立場となった伊熊さんに、その仕事のリアルを伺いました。
伊熊朗良 / ショート動画事業本部
関西外国語大学を卒業後、新卒で株式会社ウィルグループに入社。その後、映像制作への興味からテレビ番組の制作会社へ転職し、ADやディレクターを経験。フリーランスの映像クリエイターとして独立後、Saitanに業務委託としてジョイン。現在は、TikTokディレクターとして事業全体のディレクションとオペレーション構築を担う責任者として活躍中。
TikTokディレクターの仕事は「動画を作る」という漠然としたイメージで捉えられがちです。しかし、私たちが担うのは、クライアントのビジネス目的(商品の売上向上や認知拡大)を達成するために、アカウント運用全体を担うことです。企画立案から投稿後の数値分析、改善提案まで、一連のフローを滞りなく回し、結果にコミットします。
私自身、以前は一クリエイターとして「撮影や編集などクリエイティブにコミットしていた立場」でしたが、今は「全体を統括する立場」です。これまではクリエイティブの良し悪しだけを見ていましたが、今は「このクリエイティブがクライアントの売上につながるか?」というビジネス視点から見れるようになり、仕事の視野が圧倒的に広がりました。
私たちが業務フローを細分化し、企画、撮影、編集それぞれの領域のプロフェッショナルである業務委託の方と連携しているのは、クライアント数が増加しても質の高い成果を安定して出し続けるためです。私はその全クリエイターの方と連携し、プロジェクト全体の進行を管理する役割を担っています。このポジションは、クリエイティブの知識をベースに、事業を成長させるためのディレクション能力、そしてクライアントワークのスキルを最速で身につけられる点が大きな魅力です。
私たちTikTokディレクターが担う業務は、大きく分けて以下のフローで進行します。
この一連の業務を約30アカウント(担当が2名体制になれば一人あたり約20アカウントを想定)並行して回しているため、タスク管理や進捗管理のオペレーション改善は日常的に行っています。
私の業務はミーティングが少なく、進捗を管理する作業が中心です。
全クライアントのアカウント状況(撮影前、編集中、投稿中など)を確認し、タスクを洗い出す。
業務委託メンバーへの各種依頼(台本、撮影日程、編集、投稿予約)、期日のリマインドシステムへの組み込み、クライアントへの台本共有など。
業務委託メンバーからの成果物確認(動画最終チェックなど)、クライアントからの修正依頼対応、レポート内容の確認など。
業務フローの見直し、新しいクライアント案件に向けた体制づくり、企画統括(インフルエンサー)とのチャットでの連携など。
※クライアントとのミーティングは月に数回程度。業務委託メンバーとは基本的にチャットで連携しており、対面でのミーティングは少ないです。
正直、全く違った景色が見えています。これまでは「撮影や編集において自分が手を動かす」ことにやりがいを感じていましたが、今は「自分を起点に事業が滞りなく回っていくこと」に面白さを感じています。
このポジションに来てから、これまで関わってこなかった多くの業務委託メンバー(プロフェッショナル)とやり取りをするため、コミュニケーションの仕方一つをとっても、相手を思いやる丁寧さや、マナーを意識するようになりました。多くの人を巻き込み、事業全体を運営していく経験は、自身の今後のキャリアにおいて大きな財産になると実感しています。
クリエイター時代は、自分のこだわりや「ディレクターとしての味」を出したいという気持ちが強く、クライアントからの修正依頼を嫌だと感じてしまうこともありました。しかし、今は事業全体を見る立場として、クライアントの目的達成が最優先であり、その目的を達成するために「なぜこの動画を作るのか」という理由を理解した上でクリエイティブを見れるようになりました。このビジネス視点が加わることで、動画を制作する上での視野が格段に広がり、クライアントに満足いただける成果を出せるようになります。
私はテレビ業界という横型映像の経験しかなかった状態から、OJTを通じてTikTokディレクターとしてのスキルを習得し、今では事業全体を担うポジションになりました。研修制度が整っているわけではありませんが、裏を返せば、実践を通じて最速で成長できる環境だということです。
特に、映像の良し悪しや制作フローを知っているクリエイティブ出身の方なら、私と同じようにこの業務全体のフローを把握した上で、次のステップとして「事業を回す力」を身につけられます。自分の仕事が事業の成長に直結する手触り感を、日々感じることができます。
クライアント数の増加は喜ばしいことですが、その度にオペレーションを改善し、一部の業務を外部に切り出すことで、一つ一つのアカウントのクオリティが落ちないように制御しています。一気に受注してパンクし、結果として品質が下がるようなことは断じてしません。この真摯な姿勢こそが、Saitanの大きな強みであり、安心して質の高い仕事に取り組める環境です。
私自身、クリエイティブしかやってこなかった人間ですが、今ではこうして事業全体を担わせていただいています。日々の業務をこなすのに精一杯かもしれませんが、気づけば自分のスキルや、仕事を通じてカバーできる領域は確実に増えていると実感しています。
クリエイティブスキルをベースに、次のステップとして「事業を成長させる力」や「マネジメントスキル」を身につけたいという意欲がある方、新しい挑戦を通じて自己成長を求める方には、この上なく面白い環境です。
私たちが求めているのは、ショート動画に対する熱意はもちろん、チームで事業を大きくしていくという仲間意識を持ち、柔軟に、能動的に改善に取り組める方です。Saitanには、あなたのこれまでの経験を活かし、さらに広げていくフィールドがあります。ぜひ一緒に、この事業をさらに大きくしていきましょう。
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