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それが僕には楽しそうだったから、テックタッチに入社しました

自己紹介

2023年4月にテックタッチにデータエンジニアとして入社した木村です。テックタッチではminやmax、第三四分位数などと呼ばれています。最近買って良かった物はお盆、最近読んだ本はカザフスタンの賄賂の本、最近好きなポッドキャストはCoRecursiveです。

これまで

地元の図書館で偶然借りたLinus Torvaldsの「それがぼくには楽しかったから」をきっかけにプログラミングを始め、高専・大学では情報系を専攻し、特に「複雑系」や「人工生命」と呼ばれる分野を勉強していました。

論文のテーマを探す中で、マーケティングオートメーションと呼ばれる分野に興味を持ち、その一種のSaaS、DMP(※)を開発・販売している企業に入社し、バックエンドシステムの開発・運用を行っていました。

その後、世の中・社内のデータ活用が盛り上がる中で、データ活用の足場を作るデータエンジニアが面白そう!と思い、データエンジニアに転向・SIerに転職しました。

大きなビジョンや作りたい物があるというより、その時々の面白そうで、かつ、お腹いっぱいご飯が食べられそうな分野を選んできた経歴です。

※ データマネージメントプラットフォーム。企業の持つデータを収集・保存・他のマーケティングオートメーションツールに連携するサービスです

テックタッチへの転職

2社目のSIerでは、比較的大きめ・エンタープライズなお客様のデータ基盤の開発や保守を行っていました。大規模が故のメリットも多く(e.g. 高価なツールの導入)ありましたが、チームが大規模な分、自らが関わる業務が限られており

  • 今後のスキル面
  • お客様がどのようにデータ基盤・データを活用しているかわからず、自分が開発・保守しているプログラムがお客様・所属会社・社会に本当に価値を提供できているのか

の二点でぼんやりとした不安を感じていました。

そうした経緯で始めた転職活動の中で、いくつかの企業とお話・選考に進みましたが、主に以下の二つの点でテックタッチに入社を決めました。

  1. プロダクトへの共感
  2. データ基盤のフェーズ

1)プロダクトへの共感

テックタッチとのカジュアル面談の中で製品説明を受けた時、SIerへの転職時の経験と照らし合わせて、「こんなツールがあれば助かる!」と共感し応募に進むことにしました。

前職のSIerに転職した際、また、お客様のプロジェクトに参画する際には、使用する社内システム・業務フローの理解・対応には苦労しました。

所属するSIerの社内システムでも、お客様の社内システムでも、マニュアルを用意していただいており、きちんと読み込めば社内システムを利用することは可能です。

ただし、沢山の従業員に対応するために作成された、時には数百ページに及ぶ重厚長大なマニュアルを読むことは大変ですし、「マニュアルを読む事」自体は直接利益に繋がる行動でもありません。

「テックタッチ」のような各種システムをわかりやすくしてくれるSaaSがあれば、以下の点で多くの関係者が幸せになれます。

  • 社内システムを使う人は、より手軽に社内システムを使えるようになり、本来行いたい業務に集中できる
  • 社内システムを管理する人(e.g. 情シス)は、社内システムに関する問い合わせが減り、業務負荷の低減・別の業務に対応できる
  • 経営陣・株主は、社内システムの利活用の向上による業務改善により、利益を増やせる

そのような製品の発展に貢献したいと思い、テックタッチへの入社を決めました。

2)データ基盤のフェーズ

テックタッチのデータ基盤チームは、私が応募した時点では二人、現在は私と、私の少し前に入社したtakerさんを含めて四人です。

チーム・基盤が大きいことのメリット・楽しみもあるかと思いますが、これからどんどん活用していくフェーズも面白そうだと思ったことも決め手になりました

テックタッチで働いてみて

特に入社前に思っていた事とのギャップは無く、テックタッチに入社して好きだと思っている点としては、

  • 基盤の引っ越し中で、新しい技術をキャッチアップしながら幅広いことができる
  • データエンジニアリング系の情報に敏感なチームメイトが多く、ワイワイしながら仕事ができる
  • 経験豊富なエンジニアが多く、理想と現実のバランスを踏まえた議論ができる

といった点があります。

良い点だけを書いていると胡散臭いので、あえて不安な点も挙げるとしたら、

  • 新しい人事制度が定まったばかりで、これからの運用がどうなるかドキドキ
  • (私にとって)新しい技術スタックが多く、また、手が早いエンジニアが多く、ついていくのが大変

といった点がありますが、なるようになると思っています。

これから

「テックタッチ」を導入頂いているお客様のデータを収集・活用を通じて、社内システムの価値向上にもっと貢献できるような、安い・早い・安定したデータ基盤を構築できるように頑張っていきます!

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