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元CMプランナーが人生2度目のスタートアップに辿り着くまでの道のり

はじめまして、2023年2月にコミュニケーションデザイナーとして入社した菊池(社内では通称「おきく」)と申します!
朝のジョギングが日課で、草野球チームにも所属しており(と言っても最近は年1-2回ほどの活動)、体を動かすことを好んでいます。
CM制作会社で社会人経験をスタートさせた私が、どんな風にテックタッチに辿り着いたのか?少しばかりお付き合いいただけると嬉しいです。

どんなことをしてきたか

私は大学を卒業したのちCM制作会社に入社しました。
大学で映像制作をメインに学んだわけではなかったのですが、選択授業でAC(公共広告機構)のCM学生賞に応募したことがきっかけで「CMって面白い!」と思ったことが入社につながりました。(ちなみに残念ながら受賞はできず…!)

CM制作会社では「CMプランナー」(CMのストーリーを企画する人)、「CMディレクター」(CM制作の監督)をやらせていただき、たくさんの企画・制作に関わることができました。
このCM制作会社に所属していた9年間で、私が大切にしたいと思ったことがふたつあります。

ひとつ、伝える相手のことをよく想像すること
ふたつ、わかりやすく伝えること

両方とも当たり前すぎることなのですが、当たり前すぎるせいですぐに忘れてしまうことでもあります。

CMは多くが15秒という制約の中で、いかに見ている相手の心にスーッと染み込み、そして残るかが勝負です。伝える相手のことを想像して想像して、心に染み込むための道を見つけなければいけません。そしてわかりやすく伝えなければ、見終わった後に何も残りません。
CMのストーリーを1000本ノックのように考える中で、私は「人に伝える」ことの難しさと面白さを実感しました。

「私はずーっとこのCM制作会社にいるんだろうな」と思っていたのですが、2016年から私の人生が大きく動き始めます。
まず、webメディアを運営し、web広告動画などを制作するスタートアップに転職。
その後、世界で25万人以上の社員がいる電機メーカーのデザインセンターへ。
さらにSIer(システムの導入を検討している顧客に対して、「分析」「開発」「運用」等の全ての工程を総合的に請け負う企業)の新規事業創出を支援する組織でプロモーション関連の仕事を経験。

「あれ?だんだん映像から離れて行ってる?」と不思議に思われるかもしれません。自分でも、変わった経歴だなとしみじみ思います。
ですが、私の中での1本通った軸としては、CM制作会社の頃から大切にしていた「人に伝える」ことだったのです。

なぜテックタッチを選んだか

紆余曲折あった私ですが、なぜテックタッチを選んだか?それは一言で言うと「一目惚れ」でした。

たまたま見ていた転職情報でテックタッチという会社を発見し、プロダクトの説明を読んだ瞬間に「なんて素敵なプロダクトなんだ!!」と衝撃を受けました。というのも、これまで私が所属してきたどの会社でも、「システムが難しくて使いづらい」「システムを使いこなせないために不安がつきまとう」という悩みが常にありました。「テックタッチ」はその悩みにピッタリと寄り添っていたのです。前章に書いた、私が大切にしてきた「伝える相手のことをよく想像すること」「わかりやすく伝えること」を煮詰めて形にしたようなプロダクトだと思いました。
「こんなプロダクトがあったら、世の中の人々がもっと楽しく働くことができそう!」そんなイメージが膨らんで、ワクワクしたのを覚えています。

採用プロセスが進む中で、「ここで働きたい」という気持ちが強くなりました。
現場のデザイナーや創業者との面接はもちろんのこと、ビジネスチームメンバーとの面接、選考と別に設けられた、社内メンバーの方々とおしゃべりができる「採用Meet up」(オンラインの交流会)などで、会社の雰囲気を知る機会が数多くあったのです。

特に「採用Meet up」は印象的でした。
「何をやるんだろう?」「どんなことを話せばいいんだろう?」とPCの前で緊張MAXになっていた私でしたが、Meet upが始まるとMC担当のメンバーが「普段どんなことをされているんですか?」「逆に質問はありませんか?何でも答えますよ!」と次々に話しかけてくれて、時間があっという間に過ぎたのでした。

「選考」というよりも、「お互いをちゃんと知る」という意味合いが色濃く出た採用プロセスは、私にとって初めてであり、素晴らしい体験となりました。

テックタッチの魅力

テックタッチは誰もが自然と「ユーザー視点」を持っていると感じます。これはエンドユーザーへの配慮だけでなく、お客さまとの対話や社内のコミュニケーション、そして採用候補者との交流など、さまざまな場面でメンバーみんなが「ユーザー視点」を持ち、相手のことを思い、工夫を凝らしています。本記事の前半でも書かせていただきましたが、こういう「当たり前」のことは、逆に忘れがちになってしまうものです。それを意識せずに自然できるメンバーが集まっているということが、テックタッチの魅力であり、強みなのだと思いました。

今後について

私がこれからやっていきたいと思っていることは、「テックタッチに関わるすべての人が心地よくなるコミュニケーション」です。かなり抽象的ではありますが、このキーワードを軸にして、テックタッチのコミュニケーションをどんどん素敵にしていけたらと思っています!

さいごに

私がテックタッチのことを初めて知って、「なんかいい!」と感じた第一印象は入社しても全く変わりませんでした。
もしテックタッチのことを「なんかいいかも!」と感じてくださった方がいましたら、ぜひその直感を信じてお声がけください。お仕事をご一緒できる日を楽しみにしています。

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