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外資系コンサルからスタートアップへ。新しい世界でめっちゃ楽しいです

はじめまして、2020年8月にテックタッチにジョインした垣畑です。マーケ、セールス、CSMと、ビジネス側の全般に関わらせてもらっています。今回は転職の経緯と2か月働いてみての思いなどをご紹介させていただきます。一言でまとめると、(少なくとも今のところ)めっちゃ楽しいです。

どんなことをしてきたのか

2006年に大学を卒業し、商船三井という日系の船会社に入りました。営業部では時代柄、連日深夜まで居酒屋→カラオケ→ラーメン、みたいな感じでドンチャンやってました(今はぜんぜん違うそうですが)。内向的な性格なので正直キツかったですが、やってみると楽しくもあり、今の社交的(?)な職業人格ができあがりました。経営企画部では投資審査や子会社管理を担当し、会計や会社法など社会人としての土台となる色んな知識を得るとともに、大企業の意思決定の現場を経験させてもらいました。10年間働いて一番の学びは、月並みですが、社内外問わず人と向き合って信頼関係を築くことの大切さでしょうか。コンサルになっても一番大事だった気がしています。

だんだん意識高い系に染まっていた私は、色んなビジネスを体系的に学びたい、という割とふわっとした理由で2016年にマッキンゼーに移りました。目論見は良い意味で裏切られ、主に学んだことはオーナーシップの概念や問題解決の考え方の枠組み、プロジェクトの設計の仕方など、直接のビジネスに関わる業界知識とは異なるメタ的なスキルが中心でした(これらはスタートアップに移ってからも大いに役に立っています)。もう一つ驚いたのが、社員を育てることへの熱意(!)です。「どんな怖い人がおるんやろ」とドキドキしながら入社しましたが、むしろ私自身よりも私のことを考えてくれているような教育熱心な若い先輩たちに囲まれ、「学びを人に受け継ぎ、組織全体を強くする」というマインドセットを叩き込んでもらえたと思っています。

そんな中、2019年の後半からある国内メーカー様の新規事業立ち上げプロジェクトに関わり、新しいビジネスを立ち上げていく面白さ、クライアントの方々の熱意に触れたことで、自分も事業を自分の手で立ち上げたい、成長させたいと思うようになり、転職を決意しました。

(前職のマネージャー研修中、海外からの研修生の強いリクエストで、みっちり詰まったスケジュールの合間を縫ってメイド喫茶(?)へ。Deepな日本を体験してもらいました)

なぜテックタッチを選んだのか

上記の通り、新規事業の面白さに感化されて転職活動を始めた私でしたが、もともと自分が所属する、自分が好きな組織に役に立てているという手ごたえに最も強くモチベーションを感じるタイプです。また、コンサルティングファームで面白さを実感した、経営戦略から現場のオペレーション構築まで幅広く自由に実践できる場を求めてもいました。そのため最初からスタートアップを念頭に転職活動を進めました(色々な方と話をさせて頂きましたが、その方針は変わりませんでした)。

色んなスタートアップの方とお話をさせて頂く中で、テックタッチを選んだ理由は明確に「ヒト」と「プロダクト」の2つです。

面接や採用meetupでほぼ全員の社員の方と話をさせて頂く機会があった中で、社長の井無田をはじめとしたビジネス、エンジニア全員が醸し出すオープンでお互い助け合う雰囲気(いわゆる心理的安全性)に強く惹かれました。ここならリスクを取って行動できそう、サポートももらえそう、そして何より、自分も貢献したい、と心から思えたためです。卑近な例で言うと、IT音痴の私がslackに書き込むしょうもないテクニカルな相談にも、あっという間に「ヘルプいる?」とレスポンスが返ってくるので感動しています(しかも毎回違う人から)。私も負けじと、前職で学んだファシリテーションやコーチングのスキルを共有する場を設けてもらうなどし始めています。世の中がリモートに移り、転職者には厳しい環境のはずですが、当社のチームはコミュニケーションの心理的ハードルを最大限下げてくれていて、この会社で良かったと実感しています。

またプロダクトについては、上記の通りITを苦手にしてきた私のためにあるような機能で、まだ世の中にないこのプロダクトを普及させていくことで、自分のような人々を直接、手助けできるとシンプルに信じられたのでした。お客様との対話の中でも「これがないと仕事にならない」といったありがたいお声を頂くこともあり、プロダクトへの信頼は入社してますます高まっています。他の機能への拡張性についてもとても将来性のあるプロダクトなので、早くそこまで開発が進まないかなと楽しみにしています。

(今はオフィスに人が少ないので広々と使い放題です)

テックタッチの魅力

多くはテックタッチを選んだ理由と重なるのですが、敢えて付け加えるとすれば、社員全員が会社のオーナーであるという意識の強さです。社員はそれぞれカスタマーサクセス、フロントエンドエンジニアなど、事業に直接関わる個別の役割を持ちますが、それに加え、組織作りに関して、例えばオンボーディングやカルチャー作り、果てはストックオプションの設計に至るまで、全員が別々のミッションを持ち、取り組みをリードしています。これが社員の交流を加速するとともに、会社へのオーナー意識(帰属意識にとどまらない)や個々人のリーダーシップスキルを強めていて、自分と一緒に会社の組織を成長させていく経験ができる土壌になっています。この「全員がリーダー」という考え方は、理念としては当たり前かも知れませんが、実践できている組織は意外と珍しいのではないでしょうか。

まとめ

まだ入社2か月めで偉そうなことを言える立場ではありませんが、地道な営業活動と並行して、全社の中期戦略は?採用要件は?マーケの打ち手は?新しい大規模プロジェクトどう回す?といった形で日々、目まぐるしく変わっていく課題に取り組ませてもらえているのはとてもエキサイティングです。またその中で、これまで自分が生きてきた世界とはまた異なる多様なバックグラウンドを持ち、自分を含めスキルセットもモチベーションの源泉も十人十色のチームと働くことの難しさと楽しさがあり、毎日が発見の連続です。コンサル時代のような緻密な分析はないかも知れませんが、社内外の色んな人にアドバイスを頂き自分でも勉強しながら、小刻みに意思決定をしては修正を繰り返していくプロセスが肌に合っている気もし、新婚時代みたいなものかも知れませんが笑、めっちゃ楽しく働けています。

人が加入するごとに新しい風が入り、単純にチームが大きくなるだけでなく色が変わっていくような手ごたえがあり、次にどんな人が入ってきてくれるのか、今からとても楽しみにしています!

もしテックタッチのプロダクト、会社、人にご興味を持っていただけたなら、気軽にご連絡ください!

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