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感謝(驚)〜3つの展示会に出展して気づいたこと〜

メリークリスマスイブイブ。

テックタッチアドベントカレンダー 23日目を担当するデザイナーの 大吉 です。

昨日23日目は @mosimosi による みんなでやろう、システムテスト! でした。

どうやらデザイナーの私は何か鍵を握っているようですね。

ところで、クリスマスソング心のベスト10 第一位はどんな曲だった?と聞かれると、私は「1曲は選べないのでDonny Hathawayの『This Christmas』と山下達郎さんの『クリスマス・イブ』の2曲でもいいですか?」と答えます。

今日はケンタッキーにします。

さて、本題に入りましょう。

はじめに

みなさん展示会、出展してますか?

我々テックタッチは、今年はじめて展示会に出展しました(プロダクトがやっと世に出せる状態になったので)。

3回!しかもすべての会において、小間数大きすぎ!

色々とフルスイングしすぎた感(費用的に)は否めないですが、振り返ってみたらいい思い出だよね!ということで、よかったこと・失敗したことなどをツラツラとまとめていきたいと思います。

Japan IT Week 【春 後期】

2019.5.8~10@東京ビッグサイト

これがはじめての展示会で、本当に右も左もわかりませんでした。

事前にみんなでいくつかの展示会に足を運んで、ブースのデザイン・声の掛け方・ノベルティ・チラシ・コンパニオンの有無などをチェックして、自分たちが足を止めたくなるようなブースはどういうものなのか、というディスカッションをしました。

決めたこと

  • 名刺の獲得枚数を追うのではなく、実際にデモを体験してもらって確度の高いリードを獲得する
  • ブースが過疎っていると入りにくくなるので、デモを体験してもらった人にはペリエ(炭酸水)を出して飲みながらゆっくりしてもらおう
  • デモの反応がよかった人には、ノベルティ(モバイルバッテリー)を渡して印象付ける
  • コンパニオンは必須(声がけとチラシを配ってもらう。バーコードリーダーでの名刺の獲得はやらない。)

ブース


よかったこと

1. キャッチが刺さった

「マニュアルの、その先」ってなに?「どんなソフトウェアでも」って書いてあるけど本当?

ブースの表側に書いてあるメッセージを見て、デモを体験しにきてくれる人がとても多かった印象です。

2. デモが刺さった

お褒めの言葉をたくさんいただき、自分たちが今まで作ってきたプロダクトへの確信が持てました。

一方、まだまだ足りていない部分・求められている部分というのも、否が応にも認識させられました。

何より、エンジニアやデザイナーなど普段客先に出向くことが少ない職種のメンバーが、お客さんのリアルな声を聞けたことで、モチベーションアップや課題の把握につながりました。

3.プレゼン超気持ちいい

集客の手段として、一時間に数回、デモを含めたプレゼンを数名のメンバーで実施しました。

最終日に近くなるほど人だかりが増えていき、プレゼン担当のメンバーは、我先に!と相当ハイになっていた様子でした。

これが展示会ハイ。

失敗したこと

1. 通信を無線にしてしまった

大きな会場で電波もたくさんとんでるから?初日開始直後からネットが繋がらない問題が発生。

結構集客できていたのに「ごめんさい、時間あけてまた来てください」と帰っていただいた方がたくさんいました。

準備の時には普通だったのでナメてました。だって、はじめてなんだもん。

会期中にLANケーブルなどの足りないものを買い出しにいくメンバーもいたりと、環境の面では終始バタバタしていた記憶があります。

2.休憩する時間がない

これはうれしい悲鳴なんですが、問題は展示会の翌週から起こります。

風邪をひくメンバー、熱をだすメンバーが続出。これは明らかに展示会のダメージによるもの。

次回の展示会までに体を鍛えましょう、という結論がでました。

日経 xTECH EXPO

2019.10.9~11@東京ビッグサイト

決めたこと

  • デモの体験数を追うのは前回同様
  • 炭酸水いらないよね -> オペレーションが大変
  • ノベルティいらないよね -> あまり刺さってなかったし、ノベルティ目当ての人が集まってきてしまう
  • プロダクトで勝負!
  • メンバーが増えたからコンパニオン無しでもまわせる
  • この会のテーマが働き方改革だったので、それに合わせたキャッチを目立つところに配置しよう

ブース

よかったこと

1.有線最高

通信で悩まされることはありませんでした。

2.まずい、思いつかない...

なんも言えねえ。

失敗したこと

1.何やってる会社かわからない

この会のテーマ、働き方改革によせて数名で絞り出した渾身のキャッチ

「システムはともだち。"働く"が、変わる」

は?なにそれ?キャプテン翼?システムじゃなくてボールだろ?

ということだったんだと思います。

振り返ってみると、初回の展示会に出展するための視察後のディスカッションで、こんな意見があったのを思い出しました。

こんなブースには入らない -> 「何やってる会社かわからない」

これうちじゃん!やっちまいました...

2.集客がうまくいかなかった

「何やってる会社かわからない」が根本の原因かもしれませんが、足を止めてくれる方が少なかった印象です。

プレゼンを実施してもパラパラとしか集まらず、プレゼン担当メンバーが展示会ハイになることはありませんでした。

コンパニオンがいなかったから花がなかった?

そもそも展示会自体に人が集まっていない?

いろんな要因はあると思いますが、結果は惨敗でした。

コールセンター/CRM デモ&コンファレンス

2019.11.13~14@サンシャインシティ・文化会館

決めたこと

  • デモの体験数を追うのはやっぱり前回同様
  • ブース前面に載せるキャッチは、プロダクトのイメージが湧くものにする
  • 水やノベルティは引き続き無し

ブース


よかったこと

1.キャッチが刺さった

「どんなwebシステムでも画面上に操作ガイドを追加して、オペレーターの"わからない"をなくします」

一番上にあるこのキャッチを見たあとに、右下の

「オペレーターの教育コストを削減します!」「入力ミスをなくします!」

を見て、「デモ見せてもらっていいですか?」とブースに入ってくる方が多かったです。

キャッチ自体は以前から使用しているものを、コールセンター向けに少し変更したのみ。

「ユーザー、従業員」->「オペレーター」というように。

2.展示会の規模

ビッグサイトや幕張メッセのような会場と比較するととても小さな会場で、1時間もあればすべてのブースを回れてしまうくらいの規模でした。

その規模感がよかったのか、ブースに入ってくる方はじっくりと話を聞いてくれる印象でした。

3.ターゲットが明確

展示会タイトルに「コールセンター」とついてるくらいなので、コールセンター関係者しかいませんでした(当たり前)。

我々のプロダクトの現状の機能で満足いただける方、もっとこういう機能があるといいなと提案してきてくれる方など温度感は様々でしたが、全体的に確度の高い会話ができる方が多かったです。

我々のプロダクトが、コールセンター業務の課題解決に役立つと感じていただけたんだと思います。

もっとデモ案内したい!喋ってて気持ちいいから!

こんな会話が飛び交うほどに、どんどんお客さんが入ってくる大盛況な会でした。

失敗したこと

んー...ない!

さいごに

展示会において最も重要だと思ったこと。

それは、出展する展示会が自社のプロダクトの特性にあっているか。

詰まるところ、これですよね。

あとは、何をやっている会社なのかがブースを一目見ただけでわかる、ですね。

この二つが揃っていなければ、どう足掻いてもうまくいかないんだろうなと感じました。

逆にこれさえできていれば、ぼーっと立っているだけで集客できてしまう可能性すらあると思います(ちょっと乱暴ですが)。

2020年春の展示会にむけて早めの準備、ということで年末年始はハードに鍛えたいと思います。

来年の目標はシックスパックです。

テックタッチアドベントカレンダー ももうすぐ終わり。寂しいね。

明日のクリスマスイブは @ikazo_y です!

それでは!

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