LiNKXへ入社するまでの経歴を教えてください!
ITの金融分野で働き始めてから約20年が経ちます。大学卒業後はシステムインテグレーターのシステムエンジニアとして、地方銀行の勘定系システムの開発に関わっていました。当時は銀行の勘定系といえばCOBOL、メインフレーム以外に選択肢がほとんどない時代でした。日本銀行のシステム更新プロジェクトにも参加し、若手ながら多くの成長の機会を得ました。しかし、次第に、ただ指示に従って動くだけではなく、もっとユーザーに近い製品開発に携わりたいと思い、転職を決めました。その後、仮想通貨取引の会社でシステムの立ち上げからベンダー管理まで様々な経験を積み、初めてクラウドサービス (AWS) を使う機会もありました。自由に楽しく開発ができたのですが、仮想通貨市場の状況が芳しくなく、次の会社でフルクラウドのデジタル銀行の立ち上げに携わり、ほぼゼロから内製化を進め、BaaSの立ち上げに成功しました。
実は入社前から、LiNKXとは、仕事を一緒にした縁があり、メンバーの技術力と人柄の良さを知っていたので、また共に働けることも楽しみでした!
LiNKXで仕事をする上で、面白い部分やチャレンジな部分はどこですか?
現在はソリューションコンサルティンググループのリーダーとして、銀行勘定系システムのプロジェクトでコンサルタント兼プロジェクトマネージャーを務めています。主に、お客様への訪問や提案、スケジュール調整などを行っています。
LiNKXの魅力は、高いスキルを持つエンジニアたちと一緒に仕事ができることです。私も少しはコードが書けますが、LiNKXのエンジニアたちは本当にレベルが高いです。彼らの技術力の高さがあるからこそ、自信を持ってお客様へ提案ができます。お客様の要望やソリューションに関しての相談にも「できます!」と言ってくれるので、非常に仕事がやりやすいです。
一方で、私にとって金融業界のお客様との交渉は挑戦でもあります。特に経営層の方々やキーパーソンとのやり取りには高い交渉力が必要で、一筋縄ではいかない時もあります。しかし、銀行業界の変革に携わることは、自分自身も社会的な意義があると信じていますし、そのような挑戦も前向きに捉えています!
お客様やエンジニアとの関わり方で心掛けていることは何ですか?
お客様の要望を最優先に考え、それに寄り添うことを大切にしています。お客様が本当に実現したいことを、最新の技術を駆使してどう解決できるのか、チームで考えて提案しています。エンジニアとのコミュニケーションでは、「何をするか」だけでなく、「なぜそれをするのか」の目的や意義をしっかり伝えるようにしています。こちら側の提案が通らなかったときも、ただお客様の意見を伝えるのではなく、なぜその意見が重要なのか、どのように次に繋げるかを説明します。自分自身、意義を見つけられないことに取り組むのは好きではないので、実際にアクションに移る前に意義を共有し、一緒に取り組む姿勢を示しています。何をするか(What)は伝えますが、どのようにするか(How)は基本的にエンジニアに任せています。
未来のLiNKXerへ一言!
LiNKXはまだスタートアップらしい雰囲気があります。ソリューションコンサルティンググループもチームを設立して間もないため、試行錯誤しながら進めている段階です。ソリューションコンサルタントとして、提案力、分析力、プロジェクト管理力、デリバリー管理、営業力などは業務を行う上でのポータブルスキルとして大事な要素ですが、それよりも、カオスを楽しめる人が、1番フィットすると思います (業界知識も必須ではなく、これから学べばいいというスタンスです)。個人的には、チームを大切にし、互いの良い点を見つけて尊重できる人と一緒に働きたいと思っています!
ある日のスケジュール
客先訪問は月に1回程度で、プロジェクトの進捗によって頻度は変わります。働き方の面では、途中から在宅に切り替えて業務を継続する日もありますし、柔軟に調整できています。
9:30~10:00:出社
10:00~ :タスク開始・資料作成等
12:45~:プロジェクトメンバーとのミーティング
お客様とのミーティング、もしくはその準備など
18:30~19:00:退社