私たちは、お客様に寄り添い、信頼され、選ばれ続けるホテルを目指しています。当社では、ホテルの最大の商品は「人」であると考えています。働くスタッフの笑顔とおもてなしの心を大切に、宿泊特化型ホテルのオンリーワンブランドになるべく、今後も進化を続けます。
今回は京王プレッソイン赤坂にてフロントスタッフを務める茅野(ちの)さんにインタビューを実施。日々の業務で心がけている事柄や、キャリアアップの環境などを伺いました!
【プロフィール】
茅野 晴香:京王プレッソイン赤坂勤務。2022年に新卒入社。
接客のすばらしさとオープンな社風に惹かれて入社を決意
――茅野さんは2022年に新卒で京王プレッソインに入社しています。就職活動を振り返っていただけますか?
小学生の頃からホテルに宿泊するのが好きで、旅行そのものよりもホテルにワクワクするタイプの子どもでした。就職活動を行うにあたり、さまざまな業種のインターンシップに参加しましたが、特に京王プレッソインのインターンシップに好印象を持ちました。というのも、他社のインターンシップは比較的かしこまった印象のものが多かったのですが、当社のインターンシップは社員の方と学生とが一緒になって楽しみながら作り上げるような進め方だったのです。接客業務の面白さのみならず、明るくオープンな社風にとても惹かれました。
同時に、実は私の父親が京王プレッソインを定宿にしていて、常々「良いホテルだ」と言っていたのを聞いていました。父親が宿泊する際に一緒にホテルの様子を見に行ったのですが、お荷物のお預けの際に、お客様に座ってお待ちいただきながら、スタッフの方が丁寧にご案内されている様子に感銘を受けました。また、内定をいただいたあとに実際私も京王プレッソインのホテルに宿泊してみたのですが、接客面でのこまやかな気遣いが感じられて、ぜひ自分もここで働きたいと強く思いました。
――入社前後でイメージのギャップはありましたか?
最初の一歩を踏み出すのが苦手なタイプなので、内定式も入社式も、配属までの期間も不安を感じていました。なかでも、社会人になると環境ががらっと変わり、自分の時間が取れなくなったり、自由がなくなってしまうのではという心配がありました。でも、実際に入社してみると、意外と余裕があることに驚きました。たとえば夜勤の場合は夜勤明けが丸1日オフになり、同僚とランチに行ったり、自分の趣味に使う時間も十分にあったりと、時間の融通が利きやすい点が良い意味でのギャップでした。
また、当初、赤坂店は女性スタッフのみだと聞いていましたので、入社前は人間関係の面でうまくやっていけるかなという不安がありました。先輩に厳しく指導される様子を想像していましたが、まったくそんなことなかったですね(笑)。むしろ、たとえば私がミスをしたときにも、「次はこうしたら良くなるよね」といったふうに、私の成長につながる教え方をしてくれます。とてもありがたかったですし、今は自分の後輩にも同じように接していきたいと考えています。
プラスアルファの言葉がけを行うことを意識
――現在の業務内容を教えてください。
チェックイン、チェックアウト業務を中心としたフロント業務が中心です。さらに、最近新たなポジションを担うようになり、清掃会社の方に清掃方法の指示を出すなど、パートナー企業とのやりとりを担当する業務が増えました。
ほかにも、チーム活動として店舗内の「業務改善」活動にも取り組んでいます。最近は新しく入社した方へのマニュアル作成などを中心に、自分たちが仕事をしやすくなるための改善を、他のスタッフのみなさんと一緒に進めています。
――接客場面において、茅野さんが意識していることは?
綺麗な姿勢と言葉遣いを意識しています。特に物を指し示す際の姿勢や所作など、まずは見た目から良い印象を持っていただけるよう十分に注意をしています。そして、お客様とコミュニケーションを取る際は「プラスアルファの言葉がけ」を大切にしています。たとえば、「本日は風が強いので、お気を付けて行ってらっしゃいませ」といった言葉を添えるなどです。
ほかにも、赤坂店は近くに劇場があり、観覧チケット付き宿泊プランも販売していて、劇場に足を運ばれるお客様もたくさんいらっしゃいます。そのようなお客様に対しては、近隣にある観劇作品の世界観に浸れる人気スポットをご案内したりなど、お客様とコミュニケーションを取りながら、宿泊を楽しんでもらえるような対応を心がけています。
――清掃会社様とやりとりを行ううえで、どのようなことに気を付けていますか?
業務の指示を出し終えたあとに、必ずもう一度内容を確認し、お互いの認識に齟齬が生じないように気を付けています。また、お客様に対応するときと同様に、清掃会社の方にも丁寧な姿勢、言葉づかいで対応するようにしています。ちなみに、本業務が加わることによって業務量が大幅に増えるため、最初は不安な気持ちもありました。そのときに、清掃会社の方から「何かあったら助けるから、任せて!」という言葉をいただいて、とても胸が熱くなりました。
お客様からの感謝の言葉が大きな励みに
――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?
お客様から直接感謝の言葉をいただいたときです。以前、当ホテルに宿泊されるお客様ではなかったのですが、あるご年配の方が道に迷い、フロントに立ち寄られました。その日は猛暑日で、お客様も長い距離を歩いて疲れていたご様子でしたので、道案内を行うとともに冷たいおしぼりをお渡ししました。何気なく取った行動でしたが、お客様に喜んでいただくことができ、用事が終わったあとに再度ホテルに来て感謝の言葉を伝えてくださったときはとても嬉しかったですね。
あと、夜勤が終わったときの達成感は格別ですね(笑)。最初は体力面で大変な部分もあるのかな、と考えていましたが、深夜帯はお客様の対応も少なく、自分の仕事に集中できるというメリットがありました。先輩方にもセルフマネジメントのポイントを教えていただき、今では自分の生活リズムで進められるようになりました。
――苦労したことや大変だったことはありますか?
フロントスタッフは、チェックインやチェックアウトだけでなく、その他さまざまな業務を行う必要があります。特に最初のうちはタイムコントロールが大変でした。ただ、先輩方が様子を見てくれていて、私1人では対応しきれないときに、サポートをしていただいたことがたくさんあります。逆に、私の手が空いたときには、先輩方の仕事を率先して手伝うように心がけています。まさに「チームワーク」でカバーしあうことができるため、業務の多さが苦しいと感じることは一度もありませんでした。
キャリアアップを後押ししてくれる環境も魅力
――キャリアアップの仕組みについてはどのように感じますか?
当社では、昇格にあたって、スキルチェックシートをもとに、半年に1度上長と面談を行います。面談のなかで仕事の成果に対するフィードバックをもらったり、今後のキャリアプランなどを相談することができます。
またポジションが上がると、同じ店舗の先輩トレーナーにマンツーマンで研修を行っていただくことができるんです。研修期間は、新たなポジションとの相性なども見極めつつ柔軟に決まりますが、1か月近く研修をしてもらえるケースもあります。そのような手厚い制度も含めて、個々のキャリアアップを後押ししてくれる風土が当社ならではの魅力ですね。
ちなみに、私が次に目指すべきポジションは日勤帯の責任者です。さらなるキャリアアップを実現するためにも、まずは現在与えられたポジションを正確に、確実に行うことを徹底したいと考えています。
――茅野さんが考える、京王プレッソインの魅力は?
どの店舗も朗らかな方が多く、全スタッフが「忙しいときこそチームワークを大切に、丁寧に仕事をしよう」という意識で臨んでいる点が大きな魅力かと思います。私自身も、“思ったより忙しい”というよりも、“思ったより周りの人たちが助けてくれる”会社だなと感じました。
また、私たちの仕事はマルチタスクが求められ、早い段階で日勤から夜勤まで1人ですべての業務ができるようになる点も特徴的ですね。若手スタッフの成長スピードも、とても速いのではないかと思います。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
お客様とのコミュニケーションが好きな人はもちろん、私のような人見知りがちな人でもきちんと活躍できる職場ですので、安心して飛び込んできていただければと思います!管理職の方々も、朗らかで落ち着いた方が多いので、穏やかな環境で業務を進めることができます。そして先輩方みなさんにそれぞれ尊敬できるポイントがあるので、とても学びが多い環境なのではないかと思います。女性ならではのライフイベントについても相談しやすいですね。
スタッフ全員で優しく対応させていただきますので、少しでも入社したいという気持ちをお持ちの方は、挑戦していただけたら嬉しいです!