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「こう見えて根はマジメ(笑)」な彼が、チームビルディングに目覚めたきっかけ。


当社の建築設備機材部で活躍する、今井佑也(いまい・ゆうや)さんに、「今まで」と「これから」をインタビューしました。

ビジネスキャラは潤滑油

ーーカメラを構えたらすぐにポーズをとってくれました。慣れてますね(笑)

ええ?そうっすか?(笑) こんなポーズとってチャラチャラしてるように見えますけど、これビジネスキャラですから。

ーーありがとうございます(笑) いつからこのキャラ設定なんですか?

男三人兄弟の次男だったこともありますが、意識したのは大学くらいですかね......。こう見えて、中学や高校のときは学級委員をするくらい真面目だったんですよ。勉強もちゃんとしていましたし。

ーービジネスキャラを始めるきっかけはなんだったんですか?

大学時代に、仲間うちのグループでよく活動していたんです。その調整役をよくするようになってからですね。コアメンバーは5~6人だったんですが、多いときには30人近くまで膨れあがるときがあって。

もともと、このグループとは別にフットサルサークルに入っていたんですが、このグループの活動が楽しくてサークルは辞めました。旅行に行ったり、花見をしたり。それと、グループの誰かの誕生日パーティーを毎月していたんです。私がほぼ毎回幹事で。

ーー毎回幹事! 色々と手間がかかりますよね。

そうですね。この日だと誰が来られるけど、誰が来られないとか。そのあたりの見切りを付けてスケジューリングをする上で、この「太鼓持ち」的なビジネスキャラは潤滑油になるんです。

ーーもとからだと思っていました......。

こう見えて、根はマジメなんですよ。




ほぼ”長澤まさみ”、そして深夜まで仕事の日々

ーー今井さんは中途入社でしたよね。今までどんな仕事をしてきたんですか?

ネミーが3社目なんですが、1社目はハウスメーカーでした。モデルハウスが集まる総合展示場でお客様をご案内したり、チラシをポスティングしていました。イヌの着ぐるみを着て踊ったり、お子様の相手をしていたんですが、とにかくお客様がいらっしゃらなくて。

それで1,000枚くらいポスティングをしたりして、結構体力を使いました。当時体重が47キロまで落ちたんですよ。身長が170センチなので、ほぼ”長澤まさみ”でしたね。

ーー「ほぼ」の意味がよく分からないのですが・・・。

そこは流してください(笑) あまりにお客様がいらっしゃらないこともあり、都内のメーカーの営業職に転職しました。そこでは朝6時から深夜1時まで仕事漬けで。帰ろうと思っても終電が無いので、会社近くのカプセルホテルに何日も泊まっていました。行くと誰かしら社員さんに会うので、もういっそここを社宅にすればいいのに、なんて笑ってました。

でもあるとき「このままの生活をしていたら続かないな」と気が付いちゃったんですね。

ーー気が付いて良かったですね。


「この人と仕事をしたい」と思えた採用面接

ーーネミーの第一印象はどうでしたか?

部長の面接が特に印象に残っています。同じ会社のメンバーをとても大切にしている様子がとても伝わってきて、純粋に「この人と一緒に仕事をしたい」と思ったんです。その印象は間違っていませんでした。

ーー入社してからも、大切にされたんですね。

はい。新入社員研修プログラムがキッチリ組まれていて、よくある「仕事は実地だけのOJT」ではありませんでした。製品知識、社内処理、そして先輩営業社員の同行。しかも、資料だけポンと渡されて「後はよろしく」ではなくて、しきりに「何か分からないことはない?」と話しかけてくれるんです。

しかも、研修期間が終わったあとでも、密にコミュニケーションを取る文化があるんです。自分から悩みを相談したり、上司の方から「何か悩んでいることはない?」と聞いてくれたり。

ーーその他の印象を聞かせてください。

「攻め」と「守り」の役割分担がしっかりしていると感じます。伝票の作成や生産部門とのやり取りなどの営業事務と呼ばれる業務は、前職では全部営業社員がやっていて、一人あたりの負荷がとても大きかったんですね。それが、ネミーでは分かれていることにびっくりしました。もちろん丸投げはありませんし、一緒に作業することもありますが、営業事務さんが「守り」でいてくれるおかげで安心して「攻め」に集中できています。

ーー役割を分けることで、効率的に仕事が進められる仕組みになっているんですね。



チーム運営文化を受け継ぐ

ーーそんな今井さんにも、後輩が続々と入ってきていますよね。

そうですね。自然と、職位による役割分担や、先輩後輩という関係性を考えるようになりました。私はもともと任せがちな傾向があったんです。「適材適所」という言葉を、「だから自分が直接出る必要はない」という言い訳にしがちでした。

あるとき、先輩から引き継いだ仕事で、クレームが発生してしまいました。そこで、上司が直接話しに行ってくれて無事解決したんです。そのときに「あれ?これでいいのかな」と思い、考え方を変えました。人任せにし過ぎず、自分でなるべく動くようになりました。今思えば、そのとき上司が、部下や後輩に対する態度の良い見本を示してくれたんだと思います。

ーー上司が背中で語ってくれたんですね。

そんな風に自分もなりたかったのと、チーム(※)のまとめ役になったこともあり、上司や部長に「チームの運営ってどうすればいいんですか」とたくさん相談しました。

(※ネミーの建築設備機材部は、取引先様ごとにチームを組んでいます)

例えば、後輩が直接部長に相談するのは、ちょっと気が引けたりしますよね。そんなときは、間にいる私が話を聞きます。私に対してはいくらか話しかけやすいようで。

ーー今井さんのキャラのおかげですね(笑)

それと、チーム内での目標のたて方、そのための行動をどう設定するかは、常に意識しています。人によっては、目標だけあれば勝手に行動していく人もいますし、行動まで落とし込んで伝える必要がある人もいます。どこにどう旗(目標)を立てるべきか、どの人にはどこまで伝えればいいかを把握することが、チーム運営の大事なカギだと考えています。その上で、自分が動くべきだと思ったら動きます。

ーー今井さんの上司の姿を連想しました。

もう本当にそのとおりで、上司のやっていたことをそのままやってるだけです(笑)自分なりに噛み砕いてからやってますけどね。

それと、チーム内に問いかけをするときには、必ず自分なりの考えや答えを持って臨むようにしています。それをあえて最初から出さずに、まずは目標を考えてもらう。目標について意見が出なければ、自分から目標を提示して、そのための行動を考えてもらう。そんな運用の繰り返しが、良いチームを作っていくんじゃないかと思っています。

ーーまさにマネジメントのノウハウですね。

そうですね。私はとにかく仕事を「楽しく」やっていきたいと思っています。そのために、先輩・上司や後輩・部下と楽しくやっていく。そんなスキルを磨いていきたいです。

ーーありがとうございます。実は今井さん、取引先様の前ではすごく固くてマジメなんじゃないですか?

いえいえ(笑) この間も、お客様にナンパの話を聞いて盛り上がっていました。「クラブみたいなクローズドなスペースじゃなくて、オープンなストリートが狙い目」とか、「イヌ派?ネコ派?」「ラーメン好き?」みたいなどうでもいい質問から入ると成功しやすいとか。

ーーそれ、ビジネスキャラですか?素ですか?

どっちもです(笑)

ーー今井さん、ありがとうございました!
  これからも、良き後輩、頼れる先輩として活躍していってください!

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