「下流」の治療から「上流」の仕組みづくりへ。理学療法士がPestalozzi Technologyで挑む、真の健康社会導入
「病気になってから治す」場所である病院の最前線で、理学療法士として患者さんと向き合ってきた請川さん。2026年4月、彼はその専門性を携えて、ITスタートアップであるPestalozzi Technologyにジョインしました。
医療現場からITの世界へ。一見すると大きな転換ですが、その根底には「SDH(健康の社会的決定要因)」という深い洞察と、一人の専門家としての熱い葛藤がありました。入社3日目、彼が見据える「健康の未来」について話を聞きました。
Q1. これまでのキャリアで大切にしてきた「やりがい」を教えてください。
一貫して「人の役に立っている」と実感できる瞬間を大切にしてきました。前職では理学療法士として臨床に携わりながら、データ解析に基づき入院リハビリの質を最適化するプロジェクトを自ら立ち上げ、主導してきました。
「仮説を立て、施策を実装し、その効果を再評価する」というサイクルを回すことで、患者さんの回復がデータと実感の両面で向上していく過程に、何物にも代えがたい手応えを感じていました。
Q2. 医療の現場から、なぜ「教育×運動データ」のIT企業へ移ろうと思ったのですか?
医療の世界には、健康課題を川の流れに例えた「上流・下流モデル」という考え方があります。病気になった人を治療する「下流」の対応も不可欠ですが、そもそも人が川に落ちないように(病気にならないように)環境を整える「上流」へのアプローチこそが、社会全体の健康を支える鍵となります。
「下流」である病院での治療だけでなく、「上流」から健康づくりの仕組みを創りたいと考えたのがきっかけです。
Q3. 数ある企業の中で、Pestalozzi Technologyを選んだ決め手は何でしたか?
決め手は大きく2つあります。
1つ目は、自分の専門性を存分に活かせると確信したことです。エビデンスに基づいたデータ解析や研究活動を行うことが、このプロダクトの価値を最大化させるために不可欠であり、そこに自分の強みが的確にフィットすると感じました。
2つ目は、選考段階で「求められる役割」を明確に提示していただいたことです。選考の中で、私が組織の中でどのような役割を担い、どう価値を発揮してほしいのかを非常に具体的にお話しいただきました。
スピード感を持って選考が進む中で、これほど丁寧な対話を通じて期待値をすり合わせられたことが、「このチームの一員として、自分の力を迷いなく発揮できる」という確信に繋がりました。
Q4. 医療現場からITの世界へ飛び込むことに、不安はありませんでしたか?
正直、不安もありました。病院という専門職の現場からIT企業へ移ることは、自分にとって未知の領域への挑戦です。
しかし、選考を通じてカルチャーや自分に求められている役割を丁寧に共有していただいたことで、その不安は「期待」へと変わりました。自分の持っているピースが、この会社が必要としている場所にぴったりハマる感覚があったのです。
Q5. これからPestalozzi Technologyで実現したいビジョンを教えてください。
医療の上流から、持続可能な健康づくりの仕組みを構築することです。
これまでは「病気になった後」のケアが中心でしたが、これからは教育現場の運動データを活用し、子どもたちが一生涯健やかでいられる土台を作りたい。
理学療法士としての知見をデータと掛け合わせ、社会全体の健康レベルを底上げしていくことが私の使命だと思っています。
Q6. 最後に、専門職から新しい挑戦を迷っている方へメッセージをお願いします。
自分の強みを信じて一歩踏み出せば、想像以上に広い世界で貢献できるチャンスがあります。自分の専門性を武器に、一人でも多くの人を健康にする仕組みを、私たちと一緒に創り上げていきましょう!