特別支援学級での教員経験、そして民間教育での教室運営。常に「現場」の最前線で子どもたちと向き合ってきた佐藤 紘昭(さとう ひろあき)さん。
2025年12月、彼はPestalozzi Technologyへカスタマーサクセス職としての入社を決めました。
しかし、今回の転職に至るまで、彼の中には一つの大きな「葛藤」がありました。 これまでのキャリアを通じて、やりがいと同時に、理想だけでは突破できない組織の壁や、自分自身の無力さを痛感する場面も経験してきました。「次は、より足場の固まった環境で歩むべきではないか」――。そんな慎重な思いが頭をよぎり、次のステージ選びに、かつてないほど迷った時期があったのです。
それでも、最後の一歩を押し出したのは、教員時代に目の当たりにした「限界まで身を削って働く先生方の姿」を救いたいという、原点にある想いでした。
「目の前の人を笑顔にし、社会全体を健やかにしたい」。 迷い、葛藤し、その末に自らの意志で選び取った「運命」。座右の銘である「運命愛」を胸に、入社3日目の彼がいま見据えている未来を聞きました。
Q1. これまでのキャリアと、仕事で大切にしてきたことを教えてください。
キャリアのスタートは、東京都の小学校での特別支援学級の教員でした。その後、民間教育の世界へ移り、スクールTOMASでの教室長として校舎運営に携わってきました。
立場こそ変わりましたが、一貫して大切にしてきたのは「目の前の人を笑顔にすること」です。子どもたちが小さな成長を実感した瞬間の笑顔、そしてそれを支える保護者様や先生方の安心した表情。その笑顔の積み重ねこそが、社会を良くする原動力だと信じて歩んできました。
Q2. 現場のプロとして活躍されてきた佐藤さんが、なぜ「テクノロジー(仕組み)」側に回ろうと思ったのですか?
現場で多くの子どもたちを笑顔にしてきた自負がある一方で、どうしても拭いきれない課題がありました。それは、先生方の深刻な業務過多です。
現場の先生お一人おひとりが、本当に苦しそうに、限界まで身を削って業務に当たっている姿を間近で見てきました。一人の情熱だけで救える範囲には限りがあります。先生方が本来向き合うべき「子どもたちとの時間」を取り戻すためには、個人の努力に頼るのではなく、データとテクノロジーによって業務を根本から効率化する「仕組み」が不可欠だと痛感したことが、私の大きな転換点でした。
Q3. 数ある選択肢の中で、Pestalozzi Technologyを選んだ「決め手」は何でしたか?
一言で言えば、「圧倒的なスピード感と、誠実な対話」です。
実は、最初のカジュアル面談から内定をいただくまで、わずか「3営業日」という驚きのスピードでした。これまでの転職活動の経験からしても、この決断の速さは異例です。
しかし、決して「雑」な選考ではありませんでした。「カジュアル面談」「面接」「オファー面談」という3つのプロセスをしっかり踏んだ上で、代表の井上さん、役員陣、そしてカスタマーサクセス(CS)の現場メンバーなど、多くの方が真摯に向き合ってくださいました。 「一刻も早く仲間を迎えたい」という会社の熱意と、一人ひとりに対して誠実に対話をする姿勢の両面を感じられたことが、最終的な決め手になりました。
Q4. 座右の銘にニーチェの「運命愛」を掲げていらっしゃいますが、この転職とどう繋がっていますか?
「運命愛(アモール・ファティ)」とは、自分に訪れる運命をただ受け入れるだけでなく、それを肯定し、愛し、自分の力に変えていく姿勢のことです。
これまでの教員経験も、民間での運営経験も、すべてはこのPestalozzi Technologyで社会を健やかにするためにあった「運命」だったのだと捉えています。スタートアップという変化の激しい環境すらも楽しみ、この運命を最高の結果へと繋げていく覚悟を持っています。
Q5. 実際に入社してみて、感じているギャップや第一印象はいかがですか?
実は今日で入社3日目なのですが、想像していた以上に「新しく入った人も含めて一緒に価値を出そう」というカルチャーが浸透していることに驚いています。
まだ実務の入り口に立ったばかりですが、社内のコミュニケーションは非常にオープンで、全員が同じ方向を向いている感覚があります。このスピード感の中に身を置くことで、自分の視座が引き上げられるような心地よい刺激を感じています。
Q6. 今後、Pestalozzi Technologyでどのような「未来」を創っていきたいですか?
まずは、運動データの価値を社会インフラにまで高めていくことです。 その先で、「現場の先生方の負担が劇的に減っていく未来」を必ず実現したい。
これまでアナログで膨大な時間を割いていた集計や分析がテクノロジーで解決されれば、先生方の心にゆとりが生まれます。そのゆとりが、結果として子どもたちへのより深い関わりを生み、社会全体を健やかにしていく。そんなポジティブな循環を、私たちのプロダクトを通じて創り出したいと考えています。
Q7. 最後に、Pestalozzi Technologyに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
ここは、社会のニーズが確実に高まる領域で、自分の関わりがダイレクトに誰かの救いや笑顔に繋がる場所です。
現場の苦しさを知っているからこそ、変えられる未来があります。「自分の経験を活かして、本気で世の中を良くしたい」と願う方にとって、これほどやりがいのある環境はありません。私たちと共に、最高に健やかで、最高の未来を創っていきませんか?