Qテクノ創業のきっかけを教えてください。
卒業後、システム開発会社に入社しました。技術者として4年間半、基幹系のシステム開発に従事した後、営業職として2年間携わりました。
約7年間勤めた会社を辞め、転職をしようと思ったのがきっかけです。
20代の頃は自信過剰で、転職活動後に別の会社様から内定をいただきましたが、
『自分だったらこういう会社に勤めたい』という思いを実現するために起業を意識しました。
経営者になりたいから起業をした、というよりも自分が勤めたいと思える会社で働きたかったので、
それが結果として起業でした。
ー菊地社長が考える『勤めたいと思える会社』というのはどんな会社ですか?
社員一人ひとりを正当に評価できることや、安心してチャレンジできるような環境がある会社が勤めたいと思える会社です。
失敗をしても批判するだけではなく、成長の過程としてスキルを磨いていけるような環境が働きやすいと思います。社員それぞれの得意不得意なことをしっかりと勘案して、安心して働ける仕組みを作りたいと考えていました。
Q起業後の印象的なエピソードはありますか?
会社は黒字でも倒産するのではないかと焦りました。。
お客様から報酬としていただくお金よりも従業員に支払うお給料のほうが先なので、
従業員の人数が増える度に会社の通帳からお金が消えていきました・・・。
会社として売り上げになるまで時間がかかるので、
その間お金が回らず本当にこのまま倒産してしまうのではないかとヒヤヒヤしたことを記憶しています。
その後は立て直し、創業以来黒字経営で赤字になったことは一度もなく、安心しています。
Q創業から10年以上経ちますが、当初と比べて経営者としての意識の変化はありましたか?
正直ありません。
私の考え方として会社のHPにも掲載しているのですが、『探求心』『社会への貢献』『社員は大切な財産』この3つを大事にしています。
ー『探求心』について教えてください。
技術をひたすら追って、自分たちがやりたいこと、作りたいものを作るのではなく、
お客様のビジネスを深く考えたときに、
何を望んでいるか、何をしたいかを汲み取れるのが本当にできる技術者ではないかと考えています。
場合によっては、お客様のことを全て聞くのではなく、
こちらからご提案をしなければならない機会もあるかと思います。
ー『社会への貢献』について教えてください。
目先の利益を重要視せず、お客様と長期的にお付き合いを出来る関係性を築くことを大事にしています。
長期的なお付き合いをすることにより信頼関係が構築でき、期待され信頼される企業となることで、
お客様も安心して弊社にプロジェクトを任せることができるかと思います。
その結果、会社の成長につながることができると考えています。
ー『社員は大切な財産』について教えてください。
社員がいての会社なので、働く環境や社員一人ひとりの思いなどを尊重することです。会社と社員の信頼関係を築くことで、テクノで少しでも長く働いていたい、と思ってもらえるような職場環境を目指しています。そしてそれは、自分が勤めたいと思える会社であれば実現できると考えています。
対技術者、会社として然るべき姿、自分が勤めたいと思える会社、この考えを軸にしていれば技術者としても会社としてもより成長していけると信じています。
Qテクノの魅力と今後の課題を教えてください。
社員の平均年齢が27歳と若く、今後成長していく人材が多いというのが魅力だと感じています。誰にでも課長や部長といった役職を目指せる環境なので、目標も立てやすく努力した分結果に表れる環境です。
課題は中堅層が少ないということです。仕事に対するマネージメント能力に長けた人材が少なく、一人ひとりの技術や意識の向上が必要だと感じています。仕事一つに対する認識の差を少しでも小さくしていくことが今後の課題だと感じています。
Q今後の目標を教えてください。
社員が最後まで働くことができる仕組みを実現したいです。
技術だけでなく業務スキルやビジネススキルなど、一社会人として必要なスキルを得られるような環境を作りたいと考えてます。テクノに在籍していても、テクノを退職し別の会社で勤めたとしても、即戦力になれるような人材育成に力を入れていきたいです。
Q最後に候補者の方にメッセージをおねがいします
テクノは金融系のシステム開発を業務の柱としています。金融業界で働いていた人はもちろん、ITやシステム開発に興味がある人も歓迎です。
その中でも一緒に働きたいと思える人は『コミュニケーション能力がある人』です。
仕事をする上で自分の考えや想いを伝えるということはとても大事ですので、是非そういった方に入社していただければ嬉しいです。お待ちしています!