最近、このことを真剣に考えています。 その答えを探すには、まず自分自身が「なぜあのお店へ行くのか」を考えてみる必要があります。 もちろん、 「あそこのパンが食べたい。」 「あのお店でしか手に入らない道具が欲しい。」 そんな明確な理由もあります。 ですが、それ以上に私たちの心を動かしているものがあるように感じます。 「あの人に会いたい。」 「最近どうしているかな。」 「なんだか楽しそうだから寄ってみよう。」 そんな言葉にしにくい、少し曖昧な理由です。 今はAmazonやメルカリなどで、多くの商品が簡単に手に入る時代です。 だからこそ、お店へ足を運ぶ理由は、「商品を買うこと」だけではなく、「その場所で過ごす時間」や「人とのつながり」に少しずつ変わってきているのではないでしょうか。 私たちが目指したいのは、ただ魚を販売するお店ではありません。 来るだけで少し元気になれる場所。 自然と笑顔が生まれる場所。 いつも何か新しい発見があり、誰かとの会話が始まる場所。 そのためには、魅力ある商品だけではなく、体験、空間、そして何よりスタッフ自身が楽しみながら働ける環境が欠かせません。 働く人が楽しんでいるお店には、お客様も自然と笑顔になります。 だから私たちは、売上だけではなく、「ここに来るとなんだか楽しい」「また来たくなる」と思っていただける空間づくりを大切にしています。 来店する理由は、いつも明確とは限りません。 「なんだか楽しそう。」 「みんなが集まっている。」 「ここなら落ち着けそう。」 そんな、ぼんやりとした安心感や期待感を育てられるお店でありたい。 そして、その空間を一緒につくっていく仲間と出会えることを、私たちは楽しみにしています。
株式会社錦鮮魚木村
▍400年の歴史を持つ「錦市場」の老舗鮮魚店 私たちは、京都の台所として知られる錦市場で、江戸時代(元和年間)から約400年にわたり商いを続けてきた老舗鮮魚店です。代々受け継いできた確かな目利きと伝統の技術を武器に、現在は卸売、小売、イートイン、そして体験型観光という多角的な事業を展開しています。 ▍伝統と革新が融合する独自のビジネスモデル プロ向けの卸売で培った高品質な魚を、一般のお客様や訪日外国人の方々へ直接届ける独自のスタイルを確立しています。 ・卸売:京都市内の料亭や居酒屋などのプロの要望に応える高品質な提供 ・小売・飲食:店頭での販売に加え、その場で味わえるイートインの展開 ・コト消費:外国人観光客向けの魚さばきワークショップやマグロ解体ショーの実施 ▍「魚屋を再構築する」という挑戦 これまでの「魚を売る」という枠組みを超え、魚を通じて世界の幅を広げる体験をデザインしています。伝統を守りながらも、今の時代に合わせた新しい「魚屋のあり方」を追求し続けています。