魚って楽しい かつて全国には約5万店あった鮮魚専門店。 現在では1万店を下回り、約80%以上減少したと言われています。 魚食から肉食へ。 共働き世帯の増加、調理の手間、スーパーやネット販売の普及など、その理由を挙げればきりがありません。 では、このまま魚屋はなくなるのでしょうか。 私は、答えはNOだと思っています。 ただし、昔と同じ役割のままでは難しいとも感じています。 今、私たちの店では、生の魚や生け簀で泳ぐ海老や貝をお客様自身に選んでいただき、その場でお刺身や料理にして提供しています。 たくさんの魚介類の中から自分で選び、日本の海の恵みを味わう。 それは、単に「魚を買う」のではなく、魚を楽しむ体験です。 また、海外からのお客様向けに魚さばき教室も開催しています。 魚をさばく楽しさ。 命をいただく尊さ。 自分で調理して食べる喜び。 国籍や言葉が違っても、その笑顔は世界共通です。 だから私は思います。 これからの魚屋は、「魚を売る場所」ではなく、 「魚を楽しもう!」を体験してもらう場所。 魚を通じて人と人がつながり、喜びが生まれ、魚の魅力が世界へ広がっていく。 そんな未来を目指して、これからも挑戦を続けていきます。
株式会社錦鮮魚木村
▍400年の歴史を持つ「錦市場」の老舗鮮魚店 私たちは、京都の台所として知られる錦市場で、江戸時代(元和年間)から約400年にわたり商いを続けてきた老舗鮮魚店です。代々受け継いできた確かな目利きと伝統の技術を武器に、現在は卸売、小売、イートイン、そして体験型観光という多角的な事業を展開しています。 ▍伝統と革新が融合する独自のビジネスモデル プロ向けの卸売で培った高品質な魚を、一般のお客様や訪日外国人の方々へ直接届ける独自のスタイルを確立しています。 ・卸売:京都市内の料亭や居酒屋などのプロの要望に応える高品質な提供 ・小売・飲食:店頭での販売に加え、その場で味わえるイートインの展開 ・コト消費:外国人観光客向けの魚さばきワークショップやマグロ解体ショーの実施 ▍「魚屋を再構築する」という挑戦 これまでの「魚を売る」という枠組みを超え、魚を通じて世界の幅を広げる体験をデザインしています。伝統を守りながらも、今の時代に合わせた新しい「魚屋のあり方」を追求し続けています。