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【TSKな人】職場のみんなと培う0から1を生み出す面白さ 未来への期待感で決断した新卒ストーリー|技術課 石田

社員の過去、現在、そして未来をインタビューする、「TSKな人」。

今回は新卒で技術課に所属し、難しいクライアントのオーダーに応えられる商品設計を実現している、石田さんのお話をお聞きします。

富山県で生まれ、手に職をつけたい、という想いから富山高等専門学校へ進学。。

なぜTSKに入社を決めたのか、今はどんな仕事をしているのか、社内の雰囲気はどうなのかなど、率直に語ってもらいました。

1.仕事のスタイルに惹かれて
2.条件を満たすまで考え抜く
3.頼りになる技術者へ

1.仕事のスタイルに惹かれて

―学生の頃は、どんなことを勉強されていましたか?

将来の就職を見据えて、手に職をつけたいなと思い、富山高等専門学校に進学しました。機械系の学科を専攻していたので、主に金属の特性や加工方法を学びました。あと、部活動ではバトミントン部に所属していましたね。コートは狭いですが、結構ハードなスポーツなんですよ。

―TSKとの出会いを教えてください。

高専の機械系なら、就職活動の際に金属加工メーカーを探すのが一般的だと思いますが、それでは面白くないと思っていたんです。そんな時にちょうど学校で合同説明会が開催されました。そこで、たまたまTSKのブースに立ち寄ったのが、入社のきっかけです。

―TSKの第一印象はいかがでしたか?

他社とは違うなと思いました。最初に、お客様の製品を保護する包装材の設計・製造をしているという説明を受けましたが、単にお客様の言われた通りに作るのではなく、お客様がすでに使われている包装材の効率をより高めるために新たに提案するという仕事のスタイルが面白いなと思ったんです。また、学校ではCADなどにふれていたので、技術部なら設計業務に携われることも、楽しそうだなと思いました。実は試験を受けたのは、TSKだけなんです。ここ以外見つからなかったというのが正直なところかもしれません。

2.条件を満たすまで考え抜く

―今は、どのようなお仕事をされていますか?

お客様の製品を保護する包装材を設計して図面を提出するのが、私の主な仕事です。まず営業の方から、お客様の製品について説明を受け、箱の大きさや素材などさまざまな条件をお聞きします。次に、技術部全員でディスカッションをして、仕様の方向性を決めていきます。自分にはないアイデアや考えにふれたときには、刺激や影響を受けますね。そうやって基本的な部分が固まってきたら、その案件の担当者が決められ、その人が専属で設計・図面・修正などを行っていきます。毎回、一から設計することが多いので、なかなか慣れませんが、知識は増えてきたかなと。そして出来上がった図面は、営業の方がお客様に提案し、受注をいただいたら製造・納品という流れになっています。

―入社前のイメージと入社後にギャップはありましたか?

会社というのは仕事をしてお金をいただいて成り立っている場所なので、役職付きの方や先輩には緊張して話しづらいものなのかなと思っていましたが、TSKはいい意味で話しやすく相談しやすい環境だなと思いました。実際に、上司に何か困ったことがあったらすぐ相談をしています。

―入社して3〜4年になられますが、今までで大変だったことはありますか?

いっぱいあります。だいたい苦労するのは、最初のディスカッションの時点で頭を悩ませるような案件を担当したときですね。何を使えば製品を守れるのか、どうすればお客様の要求を満たせるのかが分からないと設計ができないので、進まないんです。ずっと悩みながら考え抜いて、気づいたら会社に自分一人だったということがありました。そういう時には辛いなと思いますが、「考えても思いつきませんでした」という言葉を言ったことがなく、周りから聞いたこともありません。皆さん、どんなときもできるだけ要望に近づけた形で図面を出されているので、その域までは頑張ろうという思いがあります。

―これまでに嬉しかったことや、達成感を感じたことはありますか?

設計は、お客様の条件のすべてを満たした仕様を考えつくことがメインで、あとは形にするだけ。0から1を作る仕事だと思っています。その仕様にたどり着くのが大変な分、図面が形になったときが、すごく嬉しいですね。1ヶ月で約70〜80枚の図面を仕上げていますが、図面を提出するまでの最長は24時間ぐらい。実働で丸3日間考えていたことになります。

―入社してから自分で成長したなと思うところはありますか?

納品後、お客様が実際に使われているうちに破損したり、製品を落とした時に壊れたりすることが稀にあります。そういうことが起きないよう、設計段階で思いつく限りのリスクを考えなければいけないので、徐々に想像力はついてきているかなと思っています。また、過去に経験した案件に似た案件を担当する時は、以前の方法を応用できるようになってきたので、一から考えるよりも作業効率が上がっていると思います。

3.頼りになる技術者へ

―これからの目標を教えてください。

漠然としていますが、頼りになる存在になっていきたいなと思っています。上司の方は頼りになる方ばかりで、いつかは知識も技術も同じぐらいのレベルになりたいというか、ならなければいけないと思っているので、追いつけるように頑張っていきたいと思っています。また、後輩ができたら、分からないことを聞かれた時にうまく伝えられる先輩になりたいなと思っています。人に教えることは勉強になると思うので、自分のレベルアップにつながるかもしれませんね。

―目標を実現するために、日頃から気をつけていることはありますか?

お客様の条件を満たした仕様を生み出せるよう、できるだけいろいろな方の案件を見て知識を蓄えるようにしています。後々、似たような案件を担当することになった時、他の方の実績を元に新たな考えを派生させることができるので。TSKは、他の方の図面を見ることができる職場環境なので、自分のやる気次第。知識の蓄積が技術の向上につながっていくのかなと思っています。

~おまけ:編集後記録~

こんにちは、インタビューを担当しました中敷です。

今回は石田さんに、過去・今・未来を語っていただきました。

新卒で1社しか受けていない事に驚きましたが、まさしく石田さんが求めていた職場なんだろうな、とお話を聞く中で感じました。

社内の雰囲気として、「良いもの・ことを共有する」文化があることが分かったことも、今回のインタビューでは印象的でした。

新卒社員の方々が入社されると、初めて同じ部署の後輩ができるという石田さん。先輩になった石田さんの成長もとても楽しみです!

具体的にどのようなお仕事をしているのか等、気になる方は石田さんと直接面談もできますので

お気軽に面談フォームからお申し込みくださいね!

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