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社員インタビュー No.004

「大切なのは気合いと根性、
そしてやりたいことへの明白なヴィジョン。
尊敬できる優秀で誠実な人たちと働けることが喜び。」


ーまず初めに澤田さんの職務内容について簡単に教えてください。

3DCGを作成して実写素材に仮合成するまでが僕のメインの業務です。ジェネラリストなので、モデリング・アニメーション・FXなど様々な業務に従事しています。

また、前職の経験を活かして社内のシステム管理担当も兼任しています。前職では社内システム管理やアーティストが作業する環境の整備を担当していました。

ー澤田さんが所属しているCGチームの雰囲気はどのように感じていますか?

僕を含め、みんなCGが好きな人が集まっているなと感じます。くだらない雑談で盛り上げることと同じくらい、CGの情報共有などで盛り上がることも多いです。

集中して静かに作業だけを進めるのではなく、賑やかにコミュニケーションをとりながら日々作業しています。

ー転職してSpade&Co.に入社したと伺いましたが、きっかけはどんなことだったのでしょうか?

新卒で入社した会社は現在よりも大きなポストプロダクションでした。

選んだ理由としてはこの業界を広く見て学びたかったというのと、テレビや映画など媒体を問わず映像業界の技術が集約されている会社であるという二点でした。非常にやりがいのある環境ではありましたが、システム管理ではなくCGアーティストとして携わっていきたいと思っていたので転職しました。

学生時代にアルバイトをした際にお世話になっていた制作会社のプロデューサーが紹介してくださったということもあり、入社する運びとなりました。

ー澤田さんの経歴を拝見すると専門学校ではなく一般的な大学卒だということですが、それでも未経験からこの業界目指すのは大変ではなかったですか?

元々制作サイドに立ちたかったというのもありますし、学生時代にテレビや映画の制作会社でADなどのアルバイトしていたこともあり、映像を制作関連のツールを使うことに抵抗はありませんでした。

業務としては確かに未経験ではありましたが、チャレンジをして今に至ります。

ー実際に入社後は澤田さんのやりたかったことや実現したかったことを叶えられていますか?

入社当初はざっくりとCGができれば満足と思っていたので、それはしっかりと叶っています。入社してからCGに対する造詣が深まるにつれて、やりたいことがどんどん増えている、というほうが僕の体感としては正しいです。

そしてシステム管理についても、頼もしいシステム専任の後輩ができました。徐々にではありますが、より一層アーティスト業務に集中できそうな環境にしてくれています。

ー「入社後にやりたいことが増えた」と伺いましたが具体的に教えてください。

もっとCG主体の作品に携わりたいですね。

どちらかといえばコンポジットに重きがある会社だと思うので、実写に綺麗に馴染ませることや人足しやセットのエクステンションなど、実写で撮影できない物を追加で足す作業が多いのです。
ベタかもしれませんが、個人的には実写作品でロボットやクリーチャーのアニメーションや、ド派手な爆破や流体FXなどができればいいなと思っています。

ーCG制作をするようになり、ご自身のターニングポイントになった映画作品はありますか?

昨年公開された「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」です。
それまではしっかりと画作りをしたことがなかったんですが、先輩の元につかせていただき足場崩壊のアニメーション作業を担当しました。担当ディレクターが僕が望んでいた作業を任せてくださったこともあり、初めての工程も勉強しながら取り組むことできました。

担当していたカットが監督OKになった時の嬉しさや達成感は、今でも忘れません。

ー澤田さんとお話していると理系的な考え方をされる印象なのですが、業務上で意識していることは何かありますか?

僕が気をつけているのは「聞く前に調べること」です。
人と仕事する上で、僕が不明点を質問することで自分より人件費の高い相手の時間を奪ってしまうことになりますし、僕にそれを教示してくださる時間にもお金が発生していることになります。

また自分で調べてから相手に聞くことで自分の調査能力も向上し、0から100まで人に聞くよりも理解度が上がる気がしています。

ーザ・体育会系で向上意欲の高い澤田さんの課題はどんなところにあると思われますか?

僕が入社した頃はまだまだ猫の手でも借りたいような状況だったからこそ未経験の僕でも採用して頂けた印象でした。

しかし現在は有名作品を手がけていることもあり、非常に優秀な後輩が入ってきています。
そのため、僕の課題としては後輩に越されないように、そして先輩を越していけるようにスキルアップしていくことだと思っており、日頃から退勤後も家で勉強するようにしています。

これは僕だけじゃなく、同僚のみんなもそうです。帰宅後に社内のコミュニケーションツールを見ているとオンラインになっている人が多く、僕も頑張りたいと思う原動力になっています。

ーそれはある意味、プライベートや業務を分けづらい印象を受けるのですがそのあたりはどのように感じていますか?

実はそうでもなく、僕はどんなに忙しくても趣味のテニスに勤しむ時間は必ずとるようにしています。

それにCG制作の点で言えば個人の創作と会社の制作は楽しみが違うので、人から見ればずっと働いているように見えてしまうかもしれませんがしっかりプライベートも充実できているというのが僕の体感です。
それはCGチームのみんな、CGが好きだという点で同じだと思います。

ーSpade&Co.に所属してみて魅力に思うことやポジティブに感じるのはどんなところにありますでしょうか。

僕としては、自分の作ったCGが周囲に評価されるとやはり嬉しいです。知人から「CGだと思わなかった!」や「CGなのはわかってるけど迫力あった!」などの反響をもらえるとモチベーションが上がります。会社としては大きな作品にメインのCGプロダクションという立場で携われるのは大きな魅力です。その分、非常にやりがいを感じる仕事に多く携われていると実感しています。

先輩曰く僕はめんどくさいカット処理係だと言われているんですが、僕はそういう物量が多かったり要素の多い作業が、単純作業に比べると退屈しないので大好物です。そして、を見極めて僕の得意な業務を任せてもらえるのは非常にありがたいです。

あとは社内でCGコンテストを開催したことがあるのですが、その際に上司が本業のCGで真っ向から勝負を受けてくれたことがすごく嬉しかったですし、僕が社内の人たちを好きだなと思うポイントでした。他社がどのような雰囲気なのかはわかりませんが、私たちの上司は全力で勝ちにきてくれてそんな誠実性と実力に改めてリスペクトを持ちました。

ー最後に、澤田さんはどのような人にジョインしてもらいたいですか?

大きな声で元気に挨拶がきちんとできる人がいいですね。
経験が豊富で実力があることも大切ですが、それ以上に気合いや根性のあることはもっと大切になってくると思っています。そういう人のほうが一緒に働いていて気持ちが良いですし、みんなも負けじと頑張るようになって士気も上がると思うので。

社内への向き不向きで言うとやりたいことがはっきりしている人の方が合うとは思います。
僕は自分でやりたいことをしっかりと発信できる人にジョインしてもらえることを楽しみにしています!

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